A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

浅井健一@渋谷AX 2013.3.4 (mon)

2013年03月06日 00時14分48秒 | ロッケンロール万歳!


浅井健一
『Pocky in Leatherboots Tour』
Vo.G/浅井健一
G.Cho/加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ、LOSALIOS)
B.Cho/渡辺圭一(JUDE,HEATWAVE)
Dr.Cho/茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ、FISHMANS)

新作ソロ・アルバム「PIL」レコ発ツアー。ベンジーを好きな割にはブランキー、JUDE、シャーベッツを含めワンマンは初めてだったりする。1ヶ月に亘る"ブーツの中のポッキー"ツアー最終日のチケットはソールドアウト。革ジャン+テンガロンハットのちょいワルオヤジから前髪パッツン10代女子まで日本ロケンローの兄貴らしい幅広い年齢層のファンで熱気溢れる客席からは開演時間になるとベンジーコールが沸き上がる。期待感に溢れた会場の雰囲気にワクワクする。



映画「バグダッド・カフェ」の主題曲「コーリング・ユー」のSEにのって黒服姿の4人が登場。「PIL」収録ナンバー中心にソロ、ブランキー、シャーベッツの代表曲を網羅したセトリ。いつも通りのクールな口調で「今日は盛り上がろうな」とMC。Bad Teacher Kill Club(悪徳教師やっつけ隊)と称するトリオの演奏はシャープかつダイナミックにベンジーの世界を彩る。トレードマークのグレッチが発するヘヴィーな音色のギタープレイにトム・ヴァーラインに通じるガラスのような繊細さを感じる。ストレートにエイトビートのロック道を突き進むクロマニヨンズに比べベンジーの映像を喚起させるドラマティックな起伏に富んだ物語性にはロケンローのグルーヴに加え男っぽい哀感が満ちている。拳を突き上げシンガロングしながら胸に込み上げる感情の迸りに身を任せた2時間強。ベンジーにしては珍しいWアンコールが終わっても観客のベンジーコールは暫く鳴り止まなかった。



<Set List>
1.見た事もない鳥
2.原爆とミルクシェイク
3.BPR
4.OLD PUNX VIDEO
5.危険すぎる
6.GALAXY HEAD MEETING
7.FRED & SUSAN
8.MORRIS SACRAMENT
9.そーゆーこと
10.Locker Room's Mirror
11.ガソリンの揺れかた
12.人はなぜ
13.エーデルワイス
14.Mad Surfer
15.SWEET DAYS
16.DEVIL
17.WAY
18.SALINGER
19.LOVE LIVE LOVE
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20.Mona Lisa
21.SKUNK
22.チキチータブーツ
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23.SEA SIDE JET CITY

観ようと思いつつ観逃した「BLANKEY JET CITY・VANISHING PIONT」を何とかして観なければならないと決意した。
ベンジー最新インタビューはコチラ

ベンジーに
グレッチで
ぶたれたい

心を鷲掴みにする歌がある。
コメント
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