午前7時の気温は、プラスの9度。写真のように、なんとはなし朝焼けのようでござる。雨上がりが清々しいことになってます。
それにしても、昨夜の雨。バケツをひっくり返したようなとは、まさにこのこと。屋根に叩き付ける雨音聞いていて、何とも怖かったのでござる。
音だけ聞いてたら、この辺りは「水没するんじゃないか」って思いましたです。ここ数年、雨の降り方、異常な気がして、怖くなりまする。
さて、陸山会事件で起訴された小沢一郎の裁判が始まりましたです。これについては、上杉隆氏の「もはや関係修復は不可能 小沢一郎VS記者クラブメディアの戦い」に詳しい。
記者会見では以下のように述べたのが象徴的でござった。
<実際、日本外国特派員協会の会長でもあったオランダ人ジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は近著「誰が小沢一郎を殺すのか?」で小沢一郎に対する強力かつ長期的なキャラクターアサシネーション、人物破壊は世界的に類を見ないと言っています。人物破壊とはその人物の評価を徹底的に破壊することで、表舞台から永久に抹殺する社会的暗殺、アサシネーションであり、生命を奪う殺人以上に残酷な暴力だと思います。>
裁判が無罪となるか、有罪となるのか判りませぬが、小沢一郎の政治生命はもはや風前のともしびってことでござる。それがニッポン国にとって、よかったのか悪かったのか…
与党の中枢に居て、官僚の動かし方のイロハを熟知しておる小沢一郎が、もし総理になっておれば、現在の民主党政権の惨状も避けられたかもしれないという思いもありまする。
3人の秘書は「推認」によって、有罪となった。さて今回の裁判も「推認」で、有罪となるのか。「確かな証拠」こそが、裁判における「神様」だと思うけど、どこに確かな証拠があるのかねぇ。
確かに4億円の不可解な動きはあるけれど、どの議員も政治資金収支報告書に問題があれば、修正、訂正してそれで終わり。
それが検察に起訴されて、無罪。でもって、今度は検察審査会で起訴だ。そのあたり、まさにアサシネーション?