午前7時の気温はプラス18度。
曇り空のお天気で昼過ぎから雨、最高気温は23度に止まるそうだ。
この先1週間の最高気温も26度前後だそうです。
北海道は「お盆を過ぎると秋」ですが、今年は秋の訪れが早いのかもしれませぬ。
30度を超える日は、この先あるんだろか???
ってことで、今日は最高気温がな、な、なんと37度になるという東京の皆さま、まことにご苦労様です。
14度も気温の低いご当地、快適を通りこして寒いほどですわ。
さて、
森友学園が計画していた安倍晋三小学校を巡って、補助金を不正受給したとして7月31日、籠池夫妻が逮捕されておる。
容疑は詐欺罪です。
詐取額は約5600万円、全額返済しておる。
今回の詐欺罪での逮捕について、「検察実務の常識としてあり得ない」とサンデー毎日で語るのは郷原信郎弁護士です。
郷原さんは元東京地検特捜部検事ですから、話に説得力がある。
今回は詐欺より軽い「補助金適正化法違反容疑」での逮捕が妥当だというのだ。
郷原さんは「不正受給は形式的には詐欺罪にも該当しますが、十分な審査を経て補助金交付を決定すべき国側にも問題がなかったとは言えない」
だから「補助金適正化法という特別法を設けて、5年以下の懲役・罰金(詐欺は10年以下)という軽い罰則を適用することにしたと考えられるのです。こうした場合、一般法(詐欺)は適用できず、特別法だけが適用されるというのが常識的な解釈です」
…なのだそうだ。
したがって、郷原さんによると「この程度の金額の不正受給で、全額返還しているのに同法違反罪で起訴された事例はない」という。
「籠池容疑者らの告発受理が大々的に報道されたため、引っ込みがつかなくなった検察が、通常ではあり得ない詐欺容疑での逮捕に至ったのではないか」 というのだ。
なんだかなぁ、、、
籠池さん検察に「詐欺師」にされてしまったようです。
教育勅語を園児に暗唱させたことが安倍夫妻に高く評価され、安倍夫人は名誉園長になっておったのはちょっと前のことだ。
極右の同志として蜜月時代があったのに、すっかり詐欺師呼ばわりで切り捨てられ、憐れの極みなのです。
とはいえサンデー毎日が指摘するように森友学園を巡る疑惑の本丸は国有地の8億円値引きです。
だから「国有地大幅値引きについて、財務局担当者らを背任容疑で立件しないとまるで意味がない」という意見もある。
当の佐川宣寿前理財局長は、知らぬ存ぜぬと政権をかばう発言を繰り返し、国有財産売買に関する大事な書類をじゃんじゃん捨ててしまって国税庁長官に「ご出世」だ。
一般に「領収書は7年間保存すること」と税務署に言われるというのに、大事な書類を捨てて国税庁長官にご出世とはなんじゃらほい???
来年の確定申告で「資料は捨てた」人が続出したらどうする国税庁長官!!
モラルなき世の中になってしまうんでないの???
国有財産の8億円の値引きについては先日、近畿財務局の池田靖国有財産統括官(当時)とみられる人物と籠池容疑者夫妻が行った協議の音声データが明らかになっておる。
関西テレビが入手したそうで、国側が1億3000万円という金額ありきで交渉を進めていた形跡が残されておる。
近畿財務局の池田靖前国有財産統括官はこう述べておる。
「(籠池)理事長がおっしゃる0円に近い金額まで、私はできるだけ努力する作業を今やってます」
さらに「”有益費”(ゴミの撤去費用)の1億3000万円という数字を国費として払っているので、その分の金額ぐらいは、少なくとも売り払い価格は出てくる。そこはなんとかご理解いただきたい」だ。
財務省は、これまで国会で価格を提示したことがないと答弁してきましたが、音声データのやりとりとは大矛盾だ。
0円に近い金額にするけど、ゴミの撤去費用に1億3000万円かかったから、「その分だけは払ってよ」ということだ。
実際、8億円値引きしたその金額になってましたわ。
記者会見も開かないという新任の国税庁長官、そこらへん、ちゃんと説明してもらわんことにはどもこもなりません。
国有地大幅値引きについて、財務局担当者らを背任容疑で立件しないでどうする!!
と思うのはおぢだけではないだろ!! と思うけど…