おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

Jアラートはもう少し工夫が必要だ

2017年08月30日 | Weblog

午前7時の気温は、な、な、なんとプラス7度。

この秋初めて朝の気温が一桁です。

寝ていて寒いわけだ。

ハニーさんは、寒くて午前3時ごろに目が覚めて、厚手の掛け布団をかけたそうです。

おぢも深夜に一度トイレに起きましたから、寒かったのだと思いますわ。

きょうは最高気温も21度に止まります。

北海道は9月を前に、秋が深まる気配なのです。

さて、

きのうの北朝鮮ミサイルでござる。

発射したのは午前5時58分だそうです。

でもって、Jアラートが鳴りだしたのは発射の4分後、午前6時02分だそうな。

北海道上空の通過は午前6時05分~07分という。

もし北海道が目標なら、この午前6時05分~07分に着弾しておったってこと。

ってことで、6時07分をとっくに過ぎて、それでも何遍も三遍も「屋外にいる場合には、直ちに近くの頑丈な建物や地下に避難してください」と言われてもねぇ、、、

そのころロケットはとっくに北海道を通過なのだ。

オウム返しに同じこと何遍も三遍も言うのでは、何発も何発も次々飛んでくる感じがして怖いですわ。

実際、次々飛んでくるならそれでいいかしらんけど、今回のテレビの報道の仕方はどうよ???

ホリエモンこと堀江貴文さんは公式ツイッターで「マジでこんなんで起こすなクソ。こんなんで一々出すシステムを入れるクソ政府」と批判したそうですけど、一理はある。

「結局逃げたりとか何もできない」と理解を示す書き込みもあったそうだ。

確かに逃げることなんぞはできません。

ここは、ロケットの発射時間が判ったなら、「何時何分に発射され、何分後に着弾の可能性」って言ってもらう方がいいと思う。

「着弾の想定時間」をちゃんと言ってもらわんことには、意味不明の大騒ぎにすぎないですわ。

さすれば、おぢが生きていて、我が家周辺で爆発音がしないなら、「こことは違う別の場所に落ちたか?」となる。

こと自分に関しては安心ってことだ。

どこか別のところが、とんでもない事態になってはいるか知らんけどね。

ロケットが発射されたという放送はいいとしても、その後も延々と同じこと言うばかりでは、違和感ごっちゃりだ。

何時何分に発射され、何分ごろに着弾する、もしくは何分ごろ落下する。

そんなこんな、「着弾、落下が予想される時間は何分です」、としてただきたいですわ。

朝日新聞電子版に、ロバート・ガルーチさんという元米国務次官補の発言が載っておりました。

ロバートさんは北朝鮮のミサイル発射は「自制を否定する狙いがあった」としておる。

「21日から実施している米韓合同軍事演習に抗議しつつ、レッドラインを越えない範囲で挑発したのだろう」という。

北朝鮮は「米グアム島周辺への中距離弾道ミサイルの包囲射撃のほか、米本土の攻撃を狙う大陸間弾道ミサイル(ICBM)や核実験を、越えてはいけない一線であるレッドラインとみている」

元米国務次官補は「北朝鮮はレッドラインを理解して、日本上空にロケットを打ち上げた」という見方をしておるのです。

そんな気もします。

そしてこうも申しております。

「米国も北朝鮮も戦争を望んでいないことは明らかだ。しかし、両国とも首脳が外交や軍事面での経験が浅いことから、判断ミスによって緊張が高まる可能性はある」

実は、ここが一番怖い。

両国ともトップが外交や軍事面での経験が浅くて、判断ミスするってことですわ。

アメリカはとんでもない人を大統領にしちゃったし、北朝鮮も調子こいてるトンデモあんちゃんが首領さまで、余計な緊張が高まる可能性ありなのだ。

アメリカと北朝鮮をめぐる情勢、バカとアホウの対決で、ますます不安になるんだなぁ~ これが!!