午前6時40分の気温はプラス15度。
晴れております。
雨上がりで気持ちがよろしいです。
昨夜の夕食、久々に極厚のステーキをいただきましたです。
ご当地のスーパーさっぽろ市民生協では、時おり「牛肉まつり」が開かれます。
こういうとき、ステーキ用のオーストラリア牛(450グラム前後)が1400円前後でお安く売られます。
ご当地在住の外国人向けでしょうか?
これを、ニンニクと塩コショウにハーブで上手に焼いて、ふたりでいただくわけ。
サシなんかはさっぱりない、噛みごたえのする、最近いうところの肉肉しいステーキなのです。
お安いけど「肥育ホルモン」を使用しておるという「アメリカ牛」は買いません。
外食の牛肉なんぞは、国産牛などの表示がない限り、ほぼアメリカ牛なのでしょうから外でお安い牛肉は食べないことにしておる。
もっとも、食材としてあれこれ料理に入っておる牛肉はチェックできませんゆえ、けっこう食べておるのでしょう。
電子版の東洋経済の少々古い記事でも、アメリカ牛は怪しい肉だと指摘しております。
肥育ホルモンを使った牛は、とにもかくにも成長が早いそうです。
だからエサ代が安く済むわけでコスト削減に役立つらしい。
とはいえ、コスト削減のため牛に肥育ホルモンって、これを食べる人間の健康はどうなのよ???
…と気にもなる。
しかもアメリカ産は「99%が肥育ホルモンを投与している」というからたいした怖い。
さらに米国産だけでなくカナダ産もそうだというから、アメリカとカナダの畜産物はご遠慮じゃ。
2009年に開催された日本癌治療学会学術集会では、赤身肉部分で米国産牛肉は国産牛肉の600倍、脂肪においては140倍のホルモン残留が検出されたというのです。
先のないじーさんバーさんが食うにはいいか知らんけど、子どもや孫世代に絶対食べさせてはいけない代物だ。
なにしろアメリカでは「初潮が早くなったり、男の子の乳が出てきたり」、な~んてこともあるそうだ。
もし毎日アメリカ牛食べてたら、じーさんの胸が出てきたり、おぢも突然「初潮」が始まったりするか???
それはそれでたいした気持ち悪いですわ。
そこで我が家でいただくのは、オーストラリア牛、オージービーフってことになる。
オーストラリアでも実は肥育ホルモンの使用は認められておるそうだ。
とはいえ、ニッポンに輸入され、店頭や大手外食チェーンで販売されるものに関してはほぼ肥育ホルモン使用はない状況という。
ニッポンの国産牛がもちろん最も安全で安心だけど、オージービーフも悪くはないってことでござる。
しかもオーストラリア牛の顧客は、ニッポン、EU、中国、ロシアだそうで、これらの国では肥育ホルモンの使用は禁止されている。
だから、オーストラリアはこうした国情に合わせて輸出しておるのだそうな。
アメリカとは思想やスタンスが大いに違うのがオーストラリア牛だ。
ご当地にやってくるオーストラリア人も、「アメリカ牛は食べないよ」と申しておりました。
記事では、例外として、ニッポンに入ってくるオージービーフのうち、格安のハンバーガーやミートボールに使われる牛肉原料の「トリミング材」というのには肥育ホルモンを使用した部位もあるそうだ。
オーストラリア牛といっても、お安いハンバーガーは怪しいらしい。
気をつけましょう。
ここ最近、高齢者の「栄養失調」が指摘されておる。
肉を食べない高齢者も多いというけれど、いまは「高齢者こそ肉を食べるべき」なのだそうな。
良質なたんぱく質の摂取には、比較的安全でお安いオージービーフがチョーお勧めじゃ。
肉を食べて、元気に活動するじーさんを目指さんでどうする!! と思うおぢでござる。