おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「国辱もの!!」升席で相撲のイス観戦、靴のままスリッパ履いて「土俵」っておかしいだろ???

2019年05月27日 | Weblog

午前6時の気温はプラス10度で、スカッと晴れの夏空です。

きのうはクソ暑い中、札幌で法事があって、朝から出かけておりました。

車内にいる時間が長かったせいか、暑さはあまり感じませんでしたが、札幌は冷房の利いたスーパーやデパートが混雑しておった。

そして驚いたことに、道東のサロマでは、これまで経験のない39.5度を記録したとか。

5月に観測された最高気温の「全国記録」だそうだ。

しかも、年間を通じて北海道で観測された最高気温の記録を塗り替えた、というから尋常ではない。

つまり北海道民、これまで1度も経験したことがない39.5度を体感したってことだ。

この暑さで、北海道と宮城県で計2人が死亡、全国で575人が救急搬送されたそうな。

地球温暖化を完全否定する口あんぐりのトランプさんには、残念ながらこのニュースが伝わることはないとは思うけどね。

でもって、大相撲のテレビ中継やニュースを見ましたかね。

升席に4つの大きなイスを設け、そこに座って相撲を観戦する異様な光景だ。

妙な光景をニッポン人は初めて目の当たりにいたしました。

写真は今朝のNHKニュースやらTBSニュースから頂きました、スマンね!!

後ろのシークレットサービスなどの皆さんもイスなんだろ、まことに妙ちくりんな光景と申してよい。

しかも、トランプさんは靴を履いたまま、そこにスリッパを履いて土俵に乗るという、悪いけど「国辱的な光景」も出現した。

明治時代、スリッパがニッポンで開発された当時を彷彿とさせる光景におぢはあ然といたしました。

そう、そもそもスリッパとは、靴を脱いで家に上がる習慣のなかった外国人のため、靴の上から履いてもらうためのもの。

靴を脱がない外国人のため、ニッポン人が用意したのが始まりだった。

しかし、いまどきご当地を訪れる外国人が靴のままスリッパで家に上がることなどない。

当たり前だけど、ニッポンの家に上がるときはちゃんと靴を脱ぐ。

「郷に入っては郷に従え」ってことで、これが礼儀ってもんだ。

靴のまま土俵に上がるなんてことを許したわけで、まさに国辱的な光景ではないのかね。

安倍さんも右に倣えってことで革靴にスリッパだ。

伝統を重んじる右翼の皆さん、ごぞって激怒しておかしくない光景ですわ。

こんなことを決めた安倍さんは王さまにでもなった気分か?

天皇や世界の要人が相撲を観戦するのは「2階の貴賓席」と決まっておる。

伝統から何からぶち壊す、酷い話なのだ。

でもって、ここまでトランプさんに媚びへつらうには理由があった。

トランプさんはきのう、ゴルフのあとでこうツイートしたそうだ。

日本との貿易交渉で非常に大きな進展があった。農業と牛肉でとくに大きなね。日本の7月の選挙が終われば大きな数字が出てくる、待ってるよ!」

きのう申した通りだ。

アメリカからの農産物と牛肉の輸入関税をトットと大幅に引き下げたいのがトランプさん。

そしてそれでは農民から大反発が起きるので、参院選後に先送りしたいのが安倍さん。

ってことで、あろうことか、天皇と相撲とゴルフを駆使する「大べんちゃら大会」と相成った。

アホクサって話なのだ。

少なくとも、相撲ファンには大迷惑な大騒ぎ、それもこれも参院選で勝利するためなのでした。

ニッポンの有権者も舐められたもんですなぁ~

 

 


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