おぢのニセコ山暮らし

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「新聞販売店」倒産ラッシュが過去最高にByJ-CASTニュース

2024年11月27日 | Weblog

夜降り続いた雨がようやく上がった午前6時。

しらしらと夜が明け始めており、気温はプラス8度と暖かだ。

きょうは曇り時々雨の予報で、最高気温プラス12度。

スキーシーズン間近というのに、積雪ゼロのニセコです…

さて、

すっかりカオスと化した今回の兵庫県知事選で、新聞、テレビを凌駕し、選挙に大きな影響を与えたのがSNSだ。

こと選挙に関しては時代の大きな転換を迎えたわけで、公職選挙法はこの際しっかり改正しないとどもこもならん状態です。

別の候補の応援するため、当選しないことを目的に立候補するのでは、もはや従来の公平な選挙が成り立たない。

ひとりだけ2馬力、3馬力で選挙戦って、おかしいだろ!!

それもこれも、新聞やテレビの急激な衰退が一因だ。

ということで、J-CASTニュースは「『新聞販売店』倒産ラッシュが過去最高に 地域密着の強みから、新ビジネスに活路を見出せるか?」と伝えております。

ようするに新聞販売店は、新聞発行部数の大幅減少、折り込み広告減、配達員の人手不足とトリプルパンチに見舞われているという。

東京商工リサーチによると負債総額1000万円以上の新聞販売店の倒産は、今年1~10月で40件発生。

前年同期は22件だったので、ほぼ倍増だ。

6月だけで30件、年間最多だった2014年と2019年の29件を抜いたばかりか、8月以降も増勢が続き最多件数を更新中だそうな。

新聞は発行部数は2000年に約5370万部だったけど、いまはそこから半減して約2859万部だ。

そんなことで、地方の新聞販売店は牛乳配達、携帯電話や新電力の営業代理店、物販などで細々と生きているらしい。

ほかに新聞配達の際に、ひとり暮らしのお年寄りの体調を気遣ったり、郵便受けに溜まった新聞紙をチェック。

警備会社とタイアップする事例もあるそうな。

しぶとく生き残る販売店もあるってことね。

そんなこんな、こと選挙に関しては、これまでの新聞やテレビがほぼ影響力を失うという歴史的転換点を迎えました。

泉房穂さんは、今回の兵庫県知事選を「長篠の戦い」に例えてXでこう言っております。

「2024年は、1575年の『長篠の戦い』と同様に、戦い方の転換点として歴史に位置づけられることになると思う」

当時最強とされる騎馬隊を誇った武田軍を、火縄銃を有効活用して織田・徳川連合軍が破った長篠の戦いと同じように、歴史の分岐点に当たると分析した。

ということことで、「2024年から選挙はSNSによる空中戦になった」と、この先日本史の教科書に載るのかもしらん。

なにせほとんどの有権者は新聞もテレビも見ていない。

見ているのはXだったり、YouTubeだったり。

そこで、ウソでもデマでも信じてしまう「フィルターバブル現象」や「エコチェンバー」なのだ。

インターネットを通じて見る情報が、自分が好きなものや興味のあるものに限られてしまう状態が「フィルターバブル現象」

同じような意見や情報が繰り返し強調されるため、ユーザは自分の見解が広く受け入れられていると感じるのが「エコチェンバー」

したがって、「YouTubeなどでしっかり検索しているから、私の得ている情報は正しい」と、すっかりおかしなことになるらしい。

メンドイ時代になりましたなぁ~


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