おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「浅いスクワットは浅はかなスクワット」By谷本教授

2019年09月27日 | Weblog

午前5時半をまわりました。

お天気は曇り空ですが、西の空が明るいので、これから晴れるんだろう。

予報では晴れで朝晩曇りだそうな。

気温はちょうど二桁の10度です。

寒さも一段落らしく、ホッとしております。

ところで、

きのうの羽鳥モーニングショーだ。

「筋肉は裏切らない」の谷本道哉近大准教授がご出演し「筋肉貯筋」について、あれこれご説明しておりました。

なんといっても大事なのが「速筋」だという。

靴のつま先がすり減ったり、傷ついているのは、下半身の速筋不足だという。

つまり、足が上がっていないから、つま先が地面に引っかかる。

だからつま先が傷つくというのです。

いつも履いておりますスニーカー、アシックスのフィールドウオーカーと、ビブラムソールのトレッキングシューズをじっくり見てみました。

日常使いの靴はこの2足だけなのだ。

とりあえず、つま先に問題はなく、ほっといたしました。

さらに、どうやって筋肉貯筋をするかについては、「頑張るか、チョー頑張るか」のいずれかだそうな。

いきなり厳しいご意見ですが、極端な逆三角形のあの体型みたら、おぢも納得。

そして、イスに浅く座って座面の後ろをつかんで、両足を浮かせたまま足を上げ、床の寸前まで下げる。

これで腸腰筋を鍛えるとつまづき防止に役立つそうだ。

「なるほどぉ~」ってことでおぢも頑張ることにした。

さらに「浅いスクワットは浅はかなスクワット」とも。

再び「なるほど~」とうなずいて、厳しいスクワットもせねばならんと心に誓ったりもいたしましたです。

いずれにせよ、毎年1%づつ落ちるという筋肉を放置プレーしておっては、歩くことも、ましてや走ることもままならん。

さらにはスキーもヤバいわけで、生活の質(QOL)が大いに下がる。

ようは筋肉が落ちると人生を楽しめなくなるのだ。

イスから片足立ちで立ち上がれるかどうかも紹介してましたが、おぢは立ち上がることはできるものの、なかなかそのままキープすることが出来なかった。

スキーシーズンを控えて、これはちょっとヤバイと思ったきのうの朝でござる。

さて、

日米貿易協定ですわ。

ニューヨークで日米会談が行われ、トランプさんと安倍さんは日米貿易協定締結で最終合意し、共同声明に署名したそうな。

でもってトランプさんは勝利宣言だ。

米通商代表部(USTR)によれば、日本がアメリカに売り渡す農産物市場はなんと約7800億円に上る。

あんまり安心できないけどやたらに安い米国牛がニッポンにどんどこ入ってくるってことだ。

我が家はスーパーではアメリカ産牛肉は買いませんけど、外食はどこでアメリカ牛を食べさせられるかわかりません。

消費者には選択の自由があるからまぁなんとかいいようなもんだけど、打撃を受ける畜産農家はたまりません。

でもって、農産物市場をアメリカに差し出したその見返りがどうだったかだ。

交渉事ですから、なにか得るものがないと意味がない。

ですが、ニッポンの大事な自動車と部品の関税撤廃が完全に先送りというから呆れます。

実際には協定に「さらなる交渉による関税撤廃」という文言はあるそうだけど、具体的な時期は一切書かれていないという。

ニッポン経済を支える自動車のために、農産物市場を差し出したのなら、あえて1万歩譲ってなら、まだわかる。

ところが実態はというと、アメリカが100%ゲットして、我がニッポン国は得るものなしのゼロ回答なのだ。

ところが安倍総理、記者会見で笑顔で「両国にとってウインウイン」と大ウソこいたのだから腹も立つ。

実際には、自動車の関税撤廃どころか、逆に関税の大幅引き上げの可能性まで指摘されてた。

だけど当面は「自動車関税の引き上げ回避」ができたのだから「成果だ」というのです

これでは悪いけど、ニッポン国の農産物市場をアメリカに差し出しただけ、ペリー来航の不平等条約みたいなもんだ。

どう考えてもアメリカに押し切られたというのが正しい。

今回の日米貿易交渉は、ニッポン農業とニッポン国民にとって、売国的所業なのだと申しておきましょう。

元外交官の孫崎享さんは「結果はアメリカの言いなり」といい、経済評論家の森永卓郎さんは「実態は惨敗」だ。

ついでながらトランプさんに買わされる羽目になったというトウモロコシだ。

アメリカで余っているのは「エタノール抽出のためのトウモロコシ」だそうな。

粒のトウモロコシは、そもそも飼料用でもないという。

ニッポンでは飼料用トウモロコシは実はもちろん、葉も毛も使うという。

アメリカからの粒トウモロコシでは飼料にも向かないというのだ。

23日付の東京新聞は、主要な飼料メーカーなど6企業・団体に取材したところ、「追加あるいは前倒しで購入する予定があると回答したのは一社もなかった」そうだ。

安倍さんは「買うのは政府ではなく民間」といったそうだ。

商社はいらないと言ってるけど、だれが買うんだ?

そうなると結局は、国民の税金で不要なトウモロコシを買うんだろか?

そうならこれも酷い話だなぁ~

 


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