相次ぐ台風の発生で、海がなかなか落ち着きません。昨日も、北部のダイビングポイントは大荒れ。
で、3人のお客様が海をやめて陸ツアーをリクエストしてくれました。
山は小雨まじりの濃霧でした。3人のお客様のうちお2人は、同じコースを過去2回歩いています。
でも「何度同じ場所を歩いても毎回違うものがみつかるでしょう?」と前向きです。
そうそう、そのとおりなんです。
「なにか変わったものが見つかるかも」なんて、話しながら歩きはじめました。
さっそくお客様がこんな楽しいものを、見つけてくれました。

地面に"おまんじゅう"がいっぱい~!
(ウソです、キノコです~。)
キノコはフワフワで、指でおすと凹んだまましばらく元に戻りません。
そして、てっぺんの穴から煙のようなものが出てきます。

図鑑で調べてみたらこのキノコは、雨粒に打たれることで細かい胞子を外に吐き出すようです。
ということはこのキノコたち、雨を感じて「チャンス!」とばかりに地上に出て来たのでしょうか?
雨は様々なものを、キラキラと輝かせます。
この日見つけたキラキラなものは…
小さなカタツムリ。

殻も体も光っていました。
クモの糸も雨の日の楽しみのひとつです。

クモの足にも体にも、水滴がついていました。
色づきはじめたオオムラサキシキブの実。

なんて美しいのでしょう!
お客様からも「水滴って最強だなぁ」という言葉が聞かれました。
森を抜け、草地~溶岩地帯に入ってからも発見は続きます。

お、オレンジ色の小さな粒を発見!

これまたツヤツヤ!
まるでお菓子のようなキノコです。

草がバランス良く傘の上に乗っています。
地面の下から草をかき分けて出て来たばかりなのでしょうね。
「お!これは、もしや…?」

半分に折れたマユミの葉っぱを見て、ヒラメキました。
やっぱり!

見事に染め分けていました~。
お客様が溶岩の隙間にカメラを差し込んで、写真を撮っています。

何を撮っているんでしょう?
不思議な事に、シュスランがまだきれいに咲いていました。

今年この場所で、花を最初に確認したのは9月11日でした。
3週間以上咲き続けていることになります。(あと少しで1ヶ月です!)
同時期に森で咲いていたシュスランたちは、もうとっくに花が終わっているのに、
なぜここはこんなに長く花をつけているのでしょう?
「もしかしたら…」私の想像は膨らみます。
「こういう溶岩の隙間にいると、シュスランの花粉を運ぶ虫たちが、なかなかやって来ないのではないだろうか?虫を待つために、長く花を咲かせるように変わっていっているのでは?」
シュスランが最長何日ぐらい花を咲かせているのか、正確な事はこれから調べないとわかりません。
でも、全ての生物は環境に合わせて変化していくから、可能性はあるかもしれないと思いました。
木漏れ日の射す森の中からゴツゴツの溶岩地帯にやってきたシュスランが、この狭い溶岩の隙間で毎年花を咲かせ、環境に適応しながらたくましく生きている…そのことを考えるだけで、なんだか嬉しくなります。
秋の雨の日ならではの出会いがいっぱいだった昨日のツアー。

最後に入った樹海の中で、これまたとびきりのものに出会いました。
桜の木にビッシリ生えたキノコ(カワラタケ)は何度かこのブログで紹介していますが…
昨日はカワラタケの裏に金色の粒がついてキラキラ光っていたのです!

みんなで「スゴイ~!」「なぜ金色なの?」「何かエキスが出ているのかなぁ?」「きれい~!」と大騒ぎになりました。(一番騒いでいたのは私かもですが・笑)
ご覧ください、この美しさ!

金色って…ただの水滴じゃないですよね??
不思議だ~。
絶妙なタイミングで、見る事ができる一期一会の風景。
「何度歩いても毎回違うものがみつかるでしょう?」
はい、本当に、そのとおりであります。
(カナ)
で、3人のお客様が海をやめて陸ツアーをリクエストしてくれました。
山は小雨まじりの濃霧でした。3人のお客様のうちお2人は、同じコースを過去2回歩いています。
でも「何度同じ場所を歩いても毎回違うものがみつかるでしょう?」と前向きです。
そうそう、そのとおりなんです。
「なにか変わったものが見つかるかも」なんて、話しながら歩きはじめました。
さっそくお客様がこんな楽しいものを、見つけてくれました。

地面に"おまんじゅう"がいっぱい~!
(ウソです、キノコです~。)
キノコはフワフワで、指でおすと凹んだまましばらく元に戻りません。
そして、てっぺんの穴から煙のようなものが出てきます。

図鑑で調べてみたらこのキノコは、雨粒に打たれることで細かい胞子を外に吐き出すようです。
ということはこのキノコたち、雨を感じて「チャンス!」とばかりに地上に出て来たのでしょうか?
雨は様々なものを、キラキラと輝かせます。
この日見つけたキラキラなものは…
小さなカタツムリ。

殻も体も光っていました。
クモの糸も雨の日の楽しみのひとつです。

クモの足にも体にも、水滴がついていました。
色づきはじめたオオムラサキシキブの実。

なんて美しいのでしょう!
お客様からも「水滴って最強だなぁ」という言葉が聞かれました。
森を抜け、草地~溶岩地帯に入ってからも発見は続きます。

お、オレンジ色の小さな粒を発見!

これまたツヤツヤ!
まるでお菓子のようなキノコです。

草がバランス良く傘の上に乗っています。
地面の下から草をかき分けて出て来たばかりなのでしょうね。
「お!これは、もしや…?」

半分に折れたマユミの葉っぱを見て、ヒラメキました。
やっぱり!

見事に染め分けていました~。
お客様が溶岩の隙間にカメラを差し込んで、写真を撮っています。

何を撮っているんでしょう?
不思議な事に、シュスランがまだきれいに咲いていました。

今年この場所で、花を最初に確認したのは9月11日でした。
3週間以上咲き続けていることになります。(あと少しで1ヶ月です!)
同時期に森で咲いていたシュスランたちは、もうとっくに花が終わっているのに、
なぜここはこんなに長く花をつけているのでしょう?
「もしかしたら…」私の想像は膨らみます。
「こういう溶岩の隙間にいると、シュスランの花粉を運ぶ虫たちが、なかなかやって来ないのではないだろうか?虫を待つために、長く花を咲かせるように変わっていっているのでは?」
シュスランが最長何日ぐらい花を咲かせているのか、正確な事はこれから調べないとわかりません。
でも、全ての生物は環境に合わせて変化していくから、可能性はあるかもしれないと思いました。
木漏れ日の射す森の中からゴツゴツの溶岩地帯にやってきたシュスランが、この狭い溶岩の隙間で毎年花を咲かせ、環境に適応しながらたくましく生きている…そのことを考えるだけで、なんだか嬉しくなります。
秋の雨の日ならではの出会いがいっぱいだった昨日のツアー。

最後に入った樹海の中で、これまたとびきりのものに出会いました。
桜の木にビッシリ生えたキノコ(カワラタケ)は何度かこのブログで紹介していますが…
昨日はカワラタケの裏に金色の粒がついてキラキラ光っていたのです!

みんなで「スゴイ~!」「なぜ金色なの?」「何かエキスが出ているのかなぁ?」「きれい~!」と大騒ぎになりました。(一番騒いでいたのは私かもですが・笑)
ご覧ください、この美しさ!

金色って…ただの水滴じゃないですよね??
不思議だ~。
絶妙なタイミングで、見る事ができる一期一会の風景。
「何度歩いても毎回違うものがみつかるでしょう?」
はい、本当に、そのとおりであります。
(カナ)