グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

あんこ猫と一緒に

2015年09月15日 | ツアー
「猫をつれて行きますので…」
「え?猫??」
「あんこ猫です」
…というような電話のやりとりで始まった、昨日の三原山ツアー。

お客様は「藤井工房で借してもらった」という“あんこ猫”の人形と一緒に、フルコースツアーに申し込んでくれました。(“あんこ猫”については藤井工房さんのHPをご覧ください。http://fujii-koubou.com/syope/ankoneko.html

猫の人形を様々な景色の中に置いて写真を撮るってなんだか楽しそう…
さらに昨日は「爽やかな秋晴れ」の予報だったので、張り切って山に向かいました。

が…
山に着いたら“濃霧”でした!(笑)

それで、先に樹海を歩くことにしました。


木の陰から、森を眺める“あんこ猫”


あんこ猫にとっては、黒くて高い壁に囲まれた通路?


ここにはぜひ、乗ってもらいたいと思っていました。

両側をキノコに囲まれた一本道!
あんこ猫のために用意された道なのでは?と思うほど、決まっていました。

1時間半ぐらい森を歩いてから山頂口へ移動。

山の頂上にはまだ霧がかかっていましたが、朝よりずっと視界が良くなりました。

滝のような溶岩を見下ろす…の図。


満開のハチジョウイタドリの花の下でも…


写真を撮りました。

なんだか誇らしげ?

「この猫、表情があるんです」とお客様。
確かに、そう言われて見ると…

星空のようなスナゴケをウットリ見上げ…


溶岩の隙間からジ~ッと、こちらをにらみ(?)


ランチタイムは優しい表情。


原始のシダ“ヒカゲノカズラ”を、頭に巻いておすまし。

なかなか華やかですね。

火口や…


モクモクの噴気を背景に写真を撮り…


最後は裏砂漠でタップリ撮影。

あんこ猫は、裏砂漠の広い景色が気に入ったでしょうか?

伊豆大島の様々な風景を、私たちと一緒に眺めた“あんこ猫”
お客様は「だんだん情が移って離れがたくなった」と語っていました。

その気持ちが、良くわかるような気がしました~。

(カナ)
コメント (2)
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