グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

初めての人文字

2015年09月29日 | ツアー
昨日のツアーは、一昨日霧の樹海を一緒に歩いたご家族と、お友達同士で参加してくれた若い女性たちと…
と…
合計6人で三原山を歩きました。

ゴツゴツ溶岩の上で…

噴石から身を守る訓練中?

気持ちの良い青空を見上げながら、そして足元の小さな生き物を観察しながら、のんびり山を歩きました。

真っ赤なキノコが顔を出し…


小さなコガネムシ(クロマルエンマコガネ?)がヨロヨロしながら糞を運んでいました。


ウジャウジャとアザミに群がるイチモンジセセリに混ざって、アサギマダラが1匹だけ、蜜を吸いに来ていました。長旅の途中で立ち寄ったのでしょうか?


ホタルガは交尾中でした。写真を撮ろうとしたら嫌がって逃げるのですが、逃げる時もこのまま。決して離れませんでした。(邪魔してごめんよ~)


火口1周コースに着いた時には、空に真っ直ぐ延びる雲がキレイでした。


火口の端から端まで、まるで橋をかけるかのように太い1本の雲が延びていました。

「全景を写真に撮りたい」と思いましたが、全てはとても入りきらないのでパーツで…(笑)

下山前に三角形の塚の所で休憩しました。


「雲を使って噴火しているような写真が撮れないかな?」と思ってやってみましたが…

ううむ~。

溶岩を前に奮闘する(?)私を見ていたお客様が「こっち側から撮ると噴火して居るみたいに撮れますよ」と教えてくれました。

で、勧められた方向から撮ったのがこの写真です。

いかがでしょう~?
噴火に見えますか?(笑) 

休憩後下山を開始した時の風景。

「ススキがキレイだなぁ」と思って眺めていたら、後ろから「太平洋を渡ってきた風に吹かれているんですね。」というお客様の声が聞こえてきました。

「太平洋を渡ってきた風」って、素敵な表現だなぁ…と思いました。

そういう視点で見ると、今まで見慣れた風景に奥深さが加わるような気がしました。


さて、いつものごとく通称「幻の湖」をめざして下山。

水はほんのわずかしか残っていませんでしたが、指で押すとプクプク泡が出る不思議な現象を楽しみました。


この後若い女性陣から「人文字作ってみる?」というアイデアが出て「なんて書く?」「○○○は?」「こうしたらいいんじゃない?」と相談が始まりました。

表砂漠の火山灰斜面に人文字!
初めてのアイディアです!!(ワクワク)

私も参加して、あれこれ考えていると…

さらにキノコ好きのお母さんが、「アレをこ~して、あ~したら良いのじゃないかしら?」と参戦。

演技指導(?)役とカメラマン役をかって出てくれました。


で、できたのがこの人文字です。

さて、なんて書いてあるでしょう~?
(ヒント・漢字1文字とカタカナ2文字です)

いつもの事ながら、参加されるお客様の様々なアイディアや感性に、楽しい時間を過ごさせていただきました。

ありがとうございました!

(カナ)
コメント
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