昨日、神奈川県の二宮町で自然観察をしているグループの皆さんが日帰りで来島。
ツアーに参加してくれました。
リクエスト箇所は、桜株と地層大切断面と赤ハゲ。
ご希望の場所に立ち寄りながら、伊豆大島らしい環境も見ていただこうとコースを考えました。
最初の目的地は桜株でしたが、途中でスダジイの巨木に立ち寄りました。
(大きすぎて根っこしか写っていませんが^^;)
ここで2つの「!」がありました。
1つはイズノシマダイモンジソウの花が咲いていたこと。
(お客様が見つけてくれました)
イズノシマダイモンジソウは秋の終わりに咲く花ですが、この場所では1〜2月になっても花を見ることができます。
でも、4月の半ばすぎに花を見たことはありません。
”これは見に来たお客様を、歓迎しているのに違いない”と不思議な思いで花を見上げました。
2つ目の「!」は、お客様から「ジャゴケはいい匂い」だと教えてもらったことです。
蛇の鱗のようなジャゴケ…指で葉を撫でて匂いを嗅ぐと、爽やかな良い香りがしました。
コケに香りがあるということを考えたことがなかったので、とても驚きました。
道路脇の土手も、熱心に観察されていました。
どこか特別な場所へ行かなくても、どこでも楽しめる方達とお見受けしました😃
そして樹齢800年と言われるオオシマザクラが保護されている「桜株」へ。
ここではまず「マンリョウが大きい!」ということで盛り上がりました。
これは本土からいらした植物好きの方々が、必ず驚かれるポイントです。
(いつか本土のマンリョウを見に行かなくては!)
そして今が旬のウラシマソウも「大きい!」と話題になりました。
花から上に伸びる付属体も「長い!」とのことで、引っ張って観察(笑)
(写真に写っているものの倍ぐらいの長さがありました)
足元の小さな植物から、遠くの風景まで、観察しては教えあっていました。
「このままでは時間が足りなくなるかな?」と思ったら、「さあ、時間ですよ」と声をかけてくださる方が現れて、チームワークに感動しました😃
地層大切断面の小さい版?で、午後の予習をしてから…
三原山へ!
気持ちの良い青空の下、31年前の溶岩流先端までノンビリ歩きました。
コケリンドウや…
フデリンドウなど、小さな花が満開で…
皆さんじっくり観察して、花を愛でていらっしゃいました😃
お昼は、表面が滑らかな溶岩に、思い思いに座って島寿司ランチ❤️
お客様から漬物やデザートを配っていただいて、とても充実したランチになりました😃
下山後は砂防ダムや31年前の元町溶岩に寄ってから、今回の最大の目的である地層大切断面へ!
写真を撮りながら、端から端まで歩かれていました😃
最後は、リクエストの「赤ハゲ」に立ち寄りました。
噴火で積もった「穴だらけの赤い石」を観察したり…
大島の海岸ならではの植物を観察したり…
海を見ながらティータイム❤️
時間がタイトでしたが、最後に余裕を持ってお茶の時間が取れたので良かったです😃
のんびりお茶を飲んでいたら「あ!景色が見える!これ景色が見える石だ!」とお客様。
景色が見える石…なんて素敵な発見なのでしょう!
もちろん私ものぞかせてもらいました。(青空と海が見えました❤️)
そして別のお客様からの「あの植物はなんですか?」という質問で、指さされた方向を見上げてみたら…
黒い丘の上に、小さな緑と赤が見えました。
タイトゴメ(葉っぱがタイ米に似ている草)です。
強い太陽光と海風にさらされながら生きる小さな草が、なんだかとても眩しく感じました。
互いに見つけて教えあう、チームワークの良い皆さんとの半日+αツアー。
とても楽しかったです😃
皆さん「以前は植物メインだったけれど、最近はジオパーク巡りが面白くてたまらない」おっしゃっていました。(これまでに下仁田、銚子に行ったことがあるとのこと)
いつかまた皆さんと、別のジオ物語を楽しんで歩きたいです😃
ツアーにご参加いただき、ありがとうございました!
(かな)
ツアーに参加してくれました。
リクエスト箇所は、桜株と地層大切断面と赤ハゲ。
ご希望の場所に立ち寄りながら、伊豆大島らしい環境も見ていただこうとコースを考えました。
最初の目的地は桜株でしたが、途中でスダジイの巨木に立ち寄りました。
(大きすぎて根っこしか写っていませんが^^;)
ここで2つの「!」がありました。
1つはイズノシマダイモンジソウの花が咲いていたこと。
(お客様が見つけてくれました)
イズノシマダイモンジソウは秋の終わりに咲く花ですが、この場所では1〜2月になっても花を見ることができます。
でも、4月の半ばすぎに花を見たことはありません。
”これは見に来たお客様を、歓迎しているのに違いない”と不思議な思いで花を見上げました。
2つ目の「!」は、お客様から「ジャゴケはいい匂い」だと教えてもらったことです。
蛇の鱗のようなジャゴケ…指で葉を撫でて匂いを嗅ぐと、爽やかな良い香りがしました。
コケに香りがあるということを考えたことがなかったので、とても驚きました。
道路脇の土手も、熱心に観察されていました。
どこか特別な場所へ行かなくても、どこでも楽しめる方達とお見受けしました😃
そして樹齢800年と言われるオオシマザクラが保護されている「桜株」へ。
ここではまず「マンリョウが大きい!」ということで盛り上がりました。
これは本土からいらした植物好きの方々が、必ず驚かれるポイントです。
(いつか本土のマンリョウを見に行かなくては!)
そして今が旬のウラシマソウも「大きい!」と話題になりました。
花から上に伸びる付属体も「長い!」とのことで、引っ張って観察(笑)
(写真に写っているものの倍ぐらいの長さがありました)
足元の小さな植物から、遠くの風景まで、観察しては教えあっていました。
「このままでは時間が足りなくなるかな?」と思ったら、「さあ、時間ですよ」と声をかけてくださる方が現れて、チームワークに感動しました😃
地層大切断面の小さい版?で、午後の予習をしてから…
三原山へ!
気持ちの良い青空の下、31年前の溶岩流先端までノンビリ歩きました。
コケリンドウや…
フデリンドウなど、小さな花が満開で…
皆さんじっくり観察して、花を愛でていらっしゃいました😃
お昼は、表面が滑らかな溶岩に、思い思いに座って島寿司ランチ❤️
お客様から漬物やデザートを配っていただいて、とても充実したランチになりました😃
下山後は砂防ダムや31年前の元町溶岩に寄ってから、今回の最大の目的である地層大切断面へ!
写真を撮りながら、端から端まで歩かれていました😃
最後は、リクエストの「赤ハゲ」に立ち寄りました。
噴火で積もった「穴だらけの赤い石」を観察したり…
大島の海岸ならではの植物を観察したり…
海を見ながらティータイム❤️
時間がタイトでしたが、最後に余裕を持ってお茶の時間が取れたので良かったです😃
のんびりお茶を飲んでいたら「あ!景色が見える!これ景色が見える石だ!」とお客様。
景色が見える石…なんて素敵な発見なのでしょう!
もちろん私ものぞかせてもらいました。(青空と海が見えました❤️)
そして別のお客様からの「あの植物はなんですか?」という質問で、指さされた方向を見上げてみたら…
黒い丘の上に、小さな緑と赤が見えました。
タイトゴメ(葉っぱがタイ米に似ている草)です。
強い太陽光と海風にさらされながら生きる小さな草が、なんだかとても眩しく感じました。
互いに見つけて教えあう、チームワークの良い皆さんとの半日+αツアー。
とても楽しかったです😃
皆さん「以前は植物メインだったけれど、最近はジオパーク巡りが面白くてたまらない」おっしゃっていました。(これまでに下仁田、銚子に行ったことがあるとのこと)
いつかまた皆さんと、別のジオ物語を楽しんで歩きたいです😃
ツアーにご参加いただき、ありがとうございました!
(かな)