グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

アケビ(訂正)

2020年04月16日 | 植物
先週ブログをアップしたら西谷さんより指摘があり雄花と雌花が反対との事でした。なんと初歩的なミス⤵⤵
何でミスしたのか?良く調べなかったからに他ならないのですが、“雄花が雌花より多い”との思い込みでした
では、改めて花を観察してみました

これが雌花 朝観察に行ったのですが、めしべの先にはベタベタしていたのでここに花粉が付くのですね
一つのめしべの先に花粉では無い何かが付いています(前回は夕方でしたので朝夕ではめしべの先は違うのでしょうか?)

雄花はとても小さな花の集まりです

よく見ると 花粉の出ている花も有りました(前回はよく見なかったのか!)
くるっとしているのが花粉のあるめしべ、お椀型のが花びら。

雄花の花粉の時期が終わっているもの

役目を終えた雄花は黒く変色し、小さな花びらはそのままです

前回の続きで人工授粉?

あれ?撮った時は分からなかったのですがめしべの先に有るのは花粉?
でも、先ほど見たベタベタが見られなくなっている(このつぶが変化の後の物か?)
1か月もすれば成果が分かるかもしれませんね

このアケビはMさんの庭に生えている物で、10年以上前に頂いた実を食べて種をその辺に捨てたものが生えたそうです。いつからか花は咲くのですが実は成らないと毎年気にかけているそうです

後日歩いていると 三つ葉アケビが沢山生えていましたが、大多数が雄花ばかりで雌花は少しでした。
なぜだろう?“風で飛んだか、鳥に食べられてしまったのか?”

自然の中で育つアケビ何年たったら実を結ぶのか?その実を食べるのは鳥?虫?猿・リスそれとも人間?アケビにとっては『人間さん食べても良いけれど種は大地に蒔いてね』自然の循環は人間が止めている様な気がします(今回は別として)(しま)
コメント
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