グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ふわふわ〜

2020年04月19日 | 植物
この、ふわふわは、なんでしょう?

動物の尻尾では、ありません。

大島に多い「シロダモ」という常緑樹の若葉です。(この写真の白く垂れ下がった葉で、長さ5cmぐらいでした)

日本全国の暖かい地域に分布しているので、馴染みの方も多いと思います。

伊豆大島の標高500〜600mあたりの森では今、シロダモの若葉が開き始め、様々な姿を見ることができます。

冬の寒さから芽を守っていたカバー(芽鱗)の先端から、若葉が伸び始めたばかりのもの…


カバーを脱ぎ捨て、今まさに葉を広げようとしているもの…


一枚の葉が、下に向かって開いたもの…


どんどん開いて、バナナのごとし!?(いや、もしかしたら宇宙人かも??)

そして…

全開!

キレイですねぇ。

成長とともに毛がなくなり、普通の緑の葉っぱに変身するシロダモの若葉。

コロナが早く落ち着いて、来年の春はこのふわふわを、より多くの方に楽しんでいただけますように。

(かな)








コメント
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