グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

モニターツアー講師紹介!(千葉達朗先生)

2020年10月23日 | 火山・ジオパーク
今日は、第2回目のモニターツアー講師、千葉達朗先生を、私の知っている範囲で紹介したいと思います!

1・赤色立体地図を作った方です
世界の誰も作ったことのない赤色立体地図。

これのおかげで、表面の凸凹を直感的にわかりやすくできるようになりました。

伊豆大島火山博物館にもある赤色立体地図の模型。


30通り以上の液体を試し、伊豆大島の溶岩の粘り気に一番近い、ある液体を発見!

その液体を流せば停電になっても、どこに溶岩が流れるか予測ができ、より早い避難につながる…という防災上役立てるために考案したとのことです。←このお話に感動しました!

2伊豆大島火山と縁の深〜い方です!
1986年噴火の調査中、最高1500mまで溶岩が吹き上がった「割れ目噴火」に、火口から300mも離れていないところで、遭遇!(写真は故・阿部勝征氏撮影)

さらに、夜になって元町に迫る溶岩流がどこまで来ているかを、身軽さをかわれて火葬場の煙突に登って観測し、溶岩が民家まで200mにせまったことを伝えたそうです。

3・アイデアが豊富で、いろいろな火山実験を考案し続けている方です!
2017年の地球惑星科学連合大会では、火山噴火実験を公開。

ウレタン発泡液を使った楽しい実験に、人だかりができていました。


2015年、伊豆諸島のガイドが集まるフォーラムでは、数日徹夜(?)で、でっかい伊豆諸島の立体地図を作り、その上にみんなで作った模型を置いていくというイベントにトライ。

とても楽しそうに、動画撮影されている姿が印象的でした!

4・すごく身軽で、あっという間に高いところに登れる方です!
過去に何度かフィールド調査にご一緒した時も、気がつくとすぐに、一番高いところへ!


崖ギリギリに立つのも全然平気で「平気平気、こうやって立つと安定するよ」と教えてくれました。

(見ている方が怖かったです〜💦)

土砂災害後のフィールド説明会でも、あっというまに斜面中腹へ!(驚)

いや〜、スゴイ機敏さです!

5・周囲にワクワクを届けてくれる科学者です!
千葉先生はいつも楽しそう。

なので一緒に歩くと、みんながワクワク楽しくなります。

きっと海岸の石のことも、楽しくいろいろ教えてくれるはず!

ひとつの小さな石から、大きな地球の不思議な物語を知ることが出来るかも…
そう考えたら、なんだかドキドキしませんか?

千葉先生が講師をつとめる第2回モニターツアー、まだ少し空きがあります。
お友達にもぜひ、お勧めくださいね〜!

モニターツアーのお申し込みはこちら

千葉先生の電子掲示板「ある火山学者のひとりごと」はこちらです。

(かな)





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