グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

「ちかこ」との再会❤️

2020年10月27日 | ツアー
1年前、台風通過後の荒れ果てた裏砂漠に「ちかこ」の文字を発見してくれたIさん(お母さんと小学生)が、今年もツアーに参加してくれました。

しかもリクエストは同じ場所!
「裏砂漠の変化を見に行きたい」とのことでした。

「まだ行っていない場所に行きたい」ではなく、「同じ場所の変化を見たい」というリクエストは、11年間で初めてかもしれません❤️

「昨年は雨だったから、ここに水が溜まっていたよね」と、1年前を振り返りながら歩きました


「これは溶岩だよね」と足元に注目したり…


頭上を見上げて…


季節外れのセミの抜け殻を発見したり。

そういえば、昨年は台風で倒れた木の根の中から地上に出る前のセミの幼虫を見つけて教えてくれたなぁ…と、相変わらずの目の良さに感心して歩き始めました。

そしてその後も、小さな生物が見つかる見つかる!(笑)

まずは、通常誰にも注目されない足元の小さな黒い虫(コニワハンミョウ)を2個体発見!
黒くて小さい個体(6mmぐらい?)と…

ややブルーが濃い8〜9mmの個体です!


広大な裏砂漠を歩いていた1cm以下のハナグモは…

昨年に続いて2回目の発見です!

天気が良かったので、昨年いっぱいいたカタツムリは見つからなかったけれど、なんと何者かに食べられたあとの殻を発見。

「アンモナイトみたい」とのことでした😊

昨年同様、ショウリョウバッタもGET!


お母さんも目が良くて、葉陰にいたキアゲハの幼虫(黒いタイプは初めて見ました!)を遠くから見つけ…


服に留まった5mm以下の虫(ウンカの仲間?)を、「可愛い〜」と絶賛されていました。


そして、終始元気な娘さんの行動が、これまた楽しかったのです。
森の中に分け入り…


島のように盛り上がったイタドリやススキにも駆け寄り…


裏砂漠でポーズを決めました!


そして「ちかこ」と再会すべく、「ちかこや〜い」と呼びながら山を下り…


ついに1年ぶりの再会!

昨年の台風で、上に積もっていたものが飛ばされ、再び地表に現れた「ちかこ」の石文字は、娘さんが第一発見者だったのです!

「『ちかこ』のそばでお茶を飲みたい」ということで…


しばらく「ちかこ」と一緒に時を過ごしました。

「来年も『ちかこ』に会いに来よう!」と言ってくれていました😊

そして最後に、秋らしいススキのキラメキに埋もれてもらいました!

これは、昨年は雨で、できなかったことです。

もし、来年同じコースを歩いたら、きっとまた、別の❤️がいっぱい見つかりますよね!1
それって、とても楽しみです😊

Iさん、発見がいっぱいの楽しい時間をありがとうございました!

(かな)
コメント
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