グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

誰がガイド?

2023年06月09日 | ツアー
一昨日、伊豆大島で夏休みの合宿を予定している学校のN先生が日帰りで来島。
樹海〜裏砂漠を歩いてきました。

2週間以上ぶりの森は、すっかり季節が進み…

ヤマボウシが白く色づいていました!(前回はまだ小さな黄緑色でした)

ハチジョウイヌツゲの小さな花(3mmぐらい)が、あちらこちらで開花していただけでなく

すでに地面に、いっぱい散っていました。

こういう風景を見ると「小花柄の布や紙みたいで、カワイイなぁ」と思うんですよね。

😊

ウツギの花は既に散り始めていましたが、まだ綺麗に咲いているものにも出会えました😊

アズマノイバラも綺麗〜💖

あんまりキレイなので、もう一枚!

😊

N先生は生物の先生とのことで、この景色を見て

「これがオオバヤシャブシか〜!!」と、嬉しそうに写真を撮影されていました。

存在は知っていたものの、実物を見たのは初めてだったようです。

また裏砂漠では、こんな景色を見て

風の強い裏砂漠で植物が生きるための条件を、観察されていました。

素晴らし〜💖

N先生はカメラを3台持ち、様々な環境で、植物だけでなく、虫や鳥を撮影されていました。

生きものを見つけるのも速くて、いっぱい教えてくれました!(誰がガイドなんだか?笑)

たとえば、森の中の赤っぽい若葉には「アオスジアゲハが産卵に来ている。待っていれば来ますよ」と教えてくれ、

撮影した写真を送ってくれました。以下、いただいた写真を紹介します。

真ん中が、葉っぱに卵を産みにきたアオスジアゲハ。

羽の表はブルーのラインがキレイだけれど、裏側は枯れ葉のように地味な模様のルリタテハ。

木々の隙間から姿が見えたホオジロ。


次は、私は、なかなか見つけられなかった生きもの。

どこに何がいるかわかりますか〜??
わかりにくいので、少し写真を大きくしてみますと…

トカゲ(カナヘビ)ちゃんでした❣️

小さな生きものたちだけでなく、ツアーの終わりには

富士山という大物(?)も、バッチリ撮影されていました!

ということで、日帰りの時間をギリギリまで使って、とても楽しい時を過ごしました。
夏にまた、お目にかかれるのが楽しみです!

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする