三原山の三原神社の近くにあるゴジラ岩↑の撮影スポットには、
ご丁寧に立て札があったりします。
先日10月3日、『大島の火山・その4』(byカナ)に
「ゴジラ、奇跡の復活」の話があって、島内ゴジラ巡りを
思い付いた次第です。
「ゴジラ岩観光」は、北海道知床・石川県珠洲市・男鹿半島などの
ゴジラ岩も有名ですが・・・
1954(S29)年11月に封切られた東宝の特撮怪獣映画『ゴジラ』は、
その後シリーズ化されて、17作(?)にもなっているようです。
ゴジラは、水爆実験の影響で地底から生まれたとか、
第五福竜丸の被爆を土台にした核実験の恐ろしさを描いた、
とされているようです。
主演俳優の宝田明さんは、
「人間を脅かす加害者であるゴジラもまた、核競争の被害者だった・・・」と。
実は、大島の三原山の噴火口から生まれてきた(!?)とも言われています。
こちら↑は、新島のコーガ石(たぶん)で造ったゴジラの胸像で、
元町の公園にあります。大島の玄武岩との違いをよーく見てください。
それにしても、敗戦後10年も経たない内に、
怪獣映画を作っていたとは驚きです。
見たのは、随分昔のことで1作目の誕生シーンの記憶がないのが残念。
ただ、海を渡って湘南海岸に上陸し、航空無線の鉄塔を壊して行く、
そんな場面があったと思います。
怪獣といえば、ブースカやカネゴンが好きでした。
(若い方は分からない話で、すみません)
怪獣が両生類・爬虫類に似ているのは、子どもが恐竜好きだからでしょうか?
これ↓は、石材店の展示スペースにあったゴジラ。どこか外国の石でしょうか。
いくらくらいするのでしょう?
それで、第1作が封切られた11月3日が、ゴジラの誕生日ということで、
東京では、3本立てとかの特別企画があるようです。再来週ですね。
1984年の『ゴジラの息子』では、ラストで、ゴジラが
三原山の火口に落ちて終わり、
1989年の『ゴジラ対ビオランテ』では、再び噴火口から現れて
大暴れしたそうです。
こちら↓は、南部の児童公園のような所にあるゴジラ。
足の間の階段を登って、尻尾の先へ向かって下るスベリ台です。
前から撮った画像も用意したのですが、格好良くないので、
ゴジラの名誉のためにUPしないでおきます(笑)
こち↓らは、1986年のLBⅠという溶岩流にあるゴジラ岩。
この日は、霧が流れていて、何とも幻想的でした。
B火口列からカルデラを北東方向へ流れた大量の溶岩に、
降り積もった噴石が乗って流れて自然に出来た造形です。
この溶岩流には、まだいくつもゴジラ岩がありますから、
探してみて下さい。
島内には、この他にも、カイヅカイブキ(樹木)を
装飾的に刈り込んだトピアリーのゴジラなどもあったり・・・
都立大島高校1997年度、農林科矢島さんの製作。
ゴジラの島だけあって、ゴジラ密度が高い!?
(なるせ)
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