グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

おおしまつつじ観賞会

2011年05月21日 | 今日の大島
今日は大島温泉ホテルのつつじ園で開催された『おおしまつつじ観賞会』に行ってきました。




こちらで~す。






強風と少し霧が出ていましたが結構な人出でした。



お馴染みの看板。



抹茶を頂きました。
他に焼きそばや今川焼き、ドーナツ、椿製品などのお店がありました。



特設舞台では『御神火よさこい舞隊』のダンスも。
このあとコーラスやフラダンスもあったようです。



そしてなんといってもオオシマツツジ!!







満開の株もあればまだまだつぼみがたくさんの株もありました。



『おおしまつつじ観賞会』は明日も10:00から開催される予定です。


                    がんま
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大島寒暖の差

2011年05月20日 | ツアー
今日はツアーに行ってきました。お客様は大島が初めてでやはり三原山へ希望されました。

しかし、肝心な山は…
こんな感じ  それにもめげず  登る 今が盛りのツツジがとてもきれいで~す
山に行っても火口見学道のいつも湯気の出ている口も温かさが無い(ショック!)風向きによって見たいです。

第一希望の馬道からの道も強風で足元が悪く断念。
歩いているのに何故か寒い(山の冷たい大気が今日の南西風に当たり霧が発生します)

早めに駐車場に帰って来たので 
お客様第二希望の波浮港へ(私が帰る所ですし)
下界は晴れていて暑いぐらいでした。これからは霧の出やすい季節なんです

途中、地層断面(通称 バームクーヘン)に立ち寄り

旧甚の丸邸ここの自慢はトイレ(他にもありますよ)

隣の鵜飼商店でコロッケ・メンチカツを購入(ハフハフ)御馳走さま
お客様は予習済みでした

帰りはバスでお帰り頂くので帰りのバスの時間チェック

ここもしっかりご案内
バスに遅れないようお別れいたしました。本日も大島にお泊りとの事、明日も良い大島を見られますように…

晴れていれば遠くの景色を。霧なら幻想的なひと時を。雨なら雨の風情を。
そんな旅を演出出来たらいいな   (しま)
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黄色のモコモコ

2011年05月19日 | 今日の大島
季節の移り変わりは本当に早いです。

つい最近、スダジイの花が咲き始めたなぁ、と思っていたら、
もうすでに、雄花が散り始めました。

スダジイは私の大好きな木です。
何と言っても、森の中での堂々とした姿は威厳があるし、
秋にはとびきり美味しい木の実をつけてくれます!

頭上をスダジイの枝が覆う、木漏れ日の入る森は最高です。

そのスダジイが一斉に花を咲かせると、島中に甘い香りが漂うように感じます。

それもそのはず。
今日、山の上から元町を見降ろした時の風景は…

ブロッコリーみたいな形の黄色いのが、みんなスダジイの木です。
こんなにたくさんあれば、あちらこちらに甘い香りが漂うのも納得ですよね(^。^)

高いところから眺める、黄色のモコモコも良いけれど、
人の暮らしの中に、さりげなく存在するスダジイの木も好きです。

民家の上の山の黄色。


ここにも!

電線がおおわれていますね。(笑)

スダジイは大きな木なので、なかなか花を観察しにくいのですが
沢から生えている木だと、近くでゆっくり見ることができます。

華やかな雄花。

盛りを過ぎたとはいえ、まだまだ虫達も集まっています。

コアオハナムグリ。

食いしん坊の彼らは、夢中になって雄しべを舐めていました。

甘い蜜はアブラムシも誘うらしく、ナミテントウの幼虫も何匹も
葉っぱの上に乗っていました。


蛹もいます!

蛹だと安心するのか(?)アブラムシもノンビリ傾向??

スダジイの花の時期もあと少し…。
私も虫達とともに、今しばらく甘い香りと黄色のモコモコを楽しみたいと思います。

ところで話は変わりますが、ここ何日もずっと朝から晩までかかりっきりになっていた
大島町の新しいジオパークのパンフレットが、ようやく印刷の段階に入りました。

様々な人のアドバイスや協力で、出来上がったパンフレットです。

内容は伊豆大島ジオパークのHPの5月18日更新のページで見ることができますので
ぜひ覗いて見てください。(1と2で両面です)
http://www.town.oshima.tokyo.jp/geopark/index.html

このパンフレットのメッセージが、少しでも多くの人の心に届いて
伊豆大島ジオパークの魅力を伝えることができたら嬉しいなぁ、と思います。

(カナ)

コメント (3)
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アカアシチョウゲンボウ

2011年05月18日 | 
今朝のことです。
かなり珍しい鳥に出会いました。

車で走っていると前方上空になにか猛禽を発見。
早い羽ばたき、尖った翼、今の時期って・・・ハヤブサ?チゴハヤブサ?
慌てて車を停めて双眼鏡で見ると翼の下面が素晴らしいツートンになってる!!

こ、これは・・・!!

『アカアシチョウゲンボウ』
日本では迷鳥として稀に確認されるそうです。
去年の5月7日に神津島で目撃されているのでしっかりと記憶に残っていました。
ネットで調べてみると結構撮影されていますがこのようなオス成鳥は少ないです。




特徴的な配色ですね。
実際はこの何倍も綺麗でした。




写真がイマイチ(・・・どころじゃない!? 汗)なのは興奮して手が震えていたせいです(言い訳~ 笑)






鳥見をしていてこういう珍しい鳥に出会えるのはうれしいことです。
それがわざわざ遠くまで行かなくてもいつも自分が観察している場所でというのなら尚更です。

・・・でも・・・

本来の生息地(ユーラシア大陸のウスリー中国北東部で繁殖し、冬季は南アフリカ東部に渡って過ごすそうです)から遠く離れたこの伊豆大島にやってきて、彼はちゃんと生まれた場所に帰ることができるのでしょうか?
日本にたまに現れる『迷鳥』と呼ばれる鳥たちが見つかるたびに思います。

その翼で、自分の力で、どこへでも行くことができる鳥たち。

ただ単に迷って来ているのではなく、新たな楽園を求めて飛んできているのだと思いたいです。





このアカアシチョウゲンボウは何度か旋回して高度を上げると、一気に南西に向けて飛んでいきました。
車に飛び乗って追いかけましたけど、もちろん追いつきませんでした。

どうか、元気で!!


                      がんま
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楽しみにしている風景

2011年05月17日 | 植物
最近、楽しみにしているものがあります。
それは、黒い溶岩流の上に広がる一面の白いお花畑の風景。

もうすぐ、見られるはずなのです。

お花畑の予定地(?)は1986年、山腹の火口から沢を流れくだり、元町に迫った溶岩流の上です。


2週間前にこの場所を訪ねた時、既にこの状態でした。

あちらこちらからニョキニョキ立ち上がるテイカカズラの花の茎。
ここに風車みたいな白い花が一斉に咲いたら、どんなに見事なことでしょう!

ちょっと期待しながら今日訪ねたら、残念なことに花はまだでした。
でも、蕾をつけた枝が、こんなふうに整然と並んでいました。

役目を終えて散ろうとしている赤い葉と、光合成をして栄養を作り出す元気な緑の葉と
出てきたばかりの若い小さな葉と、花のつぼみが全て混ざって、
黒い溶岩の上に立ちあがっています。

この光景、なかなか見事だと思うのですがいかがでしょう~?

夢中になって写真を撮っていたら「ん?」
2週間前は気づかなかった葉と白い蕾…。

何でしょう、これ?

テイカカズラの絨毯を乗り越え、対岸(?)からすごい勢いで、這い出して来ています!

何だかこの葉っぱ、目線より高い位置で毎年見ているような…?

「もしかしたら、普通の木だったものが、溶岩流という広い空間を見つけて、
蔓になって地を這い始めたのでは??」

目の前を這う植物の姿に、しばらく頭が「???」となって、
あれこれ想像を膨らませて、ちょっとワクワクする時間を過ごしました。

しかし落ち着いてゆっくり観察したら、これってもしや…

“サルナシ”ではないですか~!

サルナシは「キウィフルーツの原種」と言われている木で、よく森や林の縁で
木によじ登っているのを見かけますが、こんな状態で見たのは初めてです。
植物の陣取り合戦って、本当にすごいですね。

蕾がいっぱいついているのはオスらしいのですが、花が咲いたらメスを探して
いつか黒い溶岩の上で熟したキウィフルーツの味を、試してみたいなぁ~なんて思ってます(^^)v

(カナ)
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ルリチュウレンジ

2011年05月16日 | 
庭に有るつつじが咲き始めてとても華やかな季節になりました。

八重のつつじです(品種名が分からないのが残念ですが)

ルリチュウレンジ見つけ!深いキラキラ色できれいなんですが…この子つつじの大敵なんですね(害虫)この成虫が害をもたらすのではなくて、幼虫がつつじの若葉を食べてしまうわけです。我が家でも去年の秋に、ずいぶんと食害されてしまいました。卵は?幼虫は? 今のところ未だの様です

葉を叩くとコロと落ちて来るのでした。(もちろんしっかり飛べるのですよ)

でもね、つつじだって負けてはいないのです。一部のつつじは蕾の先にこんな『虫さんホイホイ』を常備していて反撃しているのです。他の蕾には蟻や蜘蛛なんかもゲットしていました。

しかし、花が開花して蜂が沢山来るのは花としては大歓迎のようです。つつじの蜜はどんな味がするのでしょうか蜂蜜食べてみたいものです!    (しま)
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第2回、島ガールツアー

2011年05月15日 | ツアー
昨日第2回、島ガールツアーが行われました!

今回は体験ダイビングとマウンテンバイクの二者択一プランでした。
マウンテンバイクはケンボーダイビングの佐藤さんにお願いし、私は愛宕山の案内を担当しました。

さて、昨日の愛宕山でのひとコマです。
皆で「綺麗~」と激写しているのは何でしょう?


それは、こんな風景です。

花の天井(^^)v

愛宕山山頂で一番の見ごろを迎えていた、オオバエゴノキの花。
白い花が木の下に、絨毯のように散りばめられて、とても綺麗でした(^。^)

大昔の噴火で降り積もった溶岩や火山灰でできている愛宕山。
皆で意外にもろい穴だらけの溶岩を手にとったり、火山灰の崩れやすい層が巨木の体を支えていることに
感心したり、仲良しカメムシのお邪魔をしたり、色々なものを観察しながら歩きました。

島ガール、お面を発見?

実はこれ、中に小さなハエの幼虫が入っている「虫こぶ」です。
でも、本当に人の顔に見えますよね~(^O^)

この日は強風だったため、サイクリングロードを走ったのは短い距離だけでしたが
海を見た時の皆さんの、この楽しそうな表情!

若さがあふれてますね~。こちらも元気になりそうです(^O^)

そして、今日は2名の方にオプションで三原山ツアーをリクエストしていただきました。
最初から最後まで笑い続けた(…ような気が)とても楽しい三原山でした!

たとえば、1986年溶岩流の上では…

溶岩の持ち上げ実験(?)

がい骨発見。

え?がい骨に見えないって?
見えない方は、若さが足りませんよ~(笑)。

これでいかがでしょう?

見えましたか~?

広さ満喫~!


砂に這いだしたツルのまね。


こちらも何となく似てますが…(^_^;)

今年見る初のマムシです。

樹海も体を使って実感。


ハチジョウイヌツゲのしなり具合も、体を張って(?)実験。

島ガール、元気で楽しくて良いですね~。
いっぱい笑って、私もいっぱいパワーをもらったような気がします。

きっと、島ガールが大島を元気にしてくれるかも!…と本気で思った今日のツアーでした(^^)v

今回体験ダイビングとマウンテンバイクと三原山ツアーにご参加くださった
島ガールの皆さん、ありがとうございました。

また大島の自然を体感しにいらしてくださいね~。

(東海汽船さんのブログにも島ガールが報告されています。ぜひご覧ください。)
http://ameblo.jp/tokaikisen/(カナ)


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マミジロツメナガセキレイ

2011年05月14日 | 
2010年10月10日にもご紹介しましたが、昨日の牧場でとっても綺麗な夏羽の個体を見つけたのでぜひ!
↑の写真で手間に写っているボケた黒いものはウシの耳です。


どうですかー。
鮮やかな黄色でしょう?




たとえ牛糞の中にいようとも高貴な感じがします。






やっぱり食べ物がいっぱいあるようです。




奥にいるのはスズメ。
なんかスズメよりもずいぶん小さく見えますね。
角度のせいかな?




シュッとしたクチバシがステキ。
たとえ牛糞の中からエサをつまみ取ろうとも。




今度はキジバトと。
こういう小鳥と比べるとやっぱりキジバトは大きいな~。




右の翼がちょっと下がっているのが気になりましたが、不自由なく飛んでいました。







飛んでいった隣の畑で羽繕い姿を見せてくれました。
こうして見ると黄色い体がよく目立ちますが、ちょっと目を離すともうどこにいるのかわからないくらい周りの景色に溶け込んでしまいます。
生き物の体色って本当によく出来てるな~といつも感心します。

このマミジロツメナガセキレイ、今朝はもういませんでした。




今日の鳥(声のみを含む)
ウミウ、シノリガモ、オオミズナギドリ、ウミネコ、アマサギ、チュウサギ、イソシギ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、アオバズク、コジュケイ、キジ、カラスバト、キジバト、ホトトギス、アマツバメ、ツバメ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、ウグイス、セッカ、イイジマムシクイ、オオルリ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

                  がんま
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里の生活

2011年05月13日 | 歴史・文化
「台風1号」から変化した低気圧と前線の通過で、
西日本に大雨が降り、大島もこのところ雨がよく降りました。

今日は雨が上がって晴天になりました。
見出しの写真は、果樹園の陽だまりに咲いていた
オオジシバリの群落です。

タンポポのような形の花で、咲き終わると次々に
冠毛を作って、風に飛ばしていました。

結構広い範囲にまとまって咲いています。
白くて細い茎が、地中を浅く這って、
節々から葉を出して群生します。

今日の話題は、無人売店です。



近くの都道沿いにある無人売店です。
畑の入り口にあって、鳥よけと思われる細かいネットが
屋根から掛けてあります。少し前には夏みかんや、
パパイヤなども並べられていましたから
カラスやリスにいたずらされたら大変ですからね。

「島らっきょう」やアシタバが売られていました。
左側に写り込んでいるのは、のぼり旗で
「新鮮野菜」と書いてあります。


こちら↑は、都道を少し北上した間伏地区にある
きぬさや農家さんの特売所の看板です。


こちらにも、のぼり旗が立っています。
「生産情報を提供しています・・・」
堆厩肥・農薬・除草剤・化学肥料などなどの
使用・不使用に関する情報を提供してもらえる
農家さんです。



売れ行きが良いらしく、残り少なくなっていました。
キヌサヤの仲間にも、スナックえんどう、
グリーンピースなど、いろいろあるようです。



こちら↑の無人売店には、
毎年この時季になると、野菜の苗が並びます。
キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、シシトウ・・・など、
夏野菜のポット苗を直売しているのでした。

元町の直売所ものぞいてみました。

残念!!
端境期なのか、他への出荷がお忙しいのか、


とのことでした。

南部には、平飼いニワトリの玉子を直売している
無人売店などもあります。

偶然、前を通りかかって、
のぞいた直売所に思わぬものがあったりすると、
ニッコリ嬉しくなってしまいます(笑)

おみやげを無人売店でお探しとは、
お目が高い!

(なるせ)



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気分転換と、素敵なプレゼント

2011年05月12日 | 今日の大島
連日の雨の中、ジオパークのパンフレットの原案作りで、ずっと自宅に籠っています。

そういえばこんな雨の日は、先日歩いた乳が崎でたくさん見かけたサラグモ達はどうしているのでしょう?
サラグモはその名の通り、草の上などにお皿っぽい巣を作ります。

上向きの巣は、水浸しではないのでしょうか?
気になったので、気分転換がてら、ちょっとだけ出かけてみました。

乳が崎には大島に多い、黒と赤のツートンカラーのサラグモの仲間が、
軒を連ねるように並んで巣を張っています。

「きっとクモたちは巣を離れて、草の陰で雨宿りしているのでは?」
そんな想像をしながら巣をチェックしてみたら、意外や意外…。

クモたちは皆、巣の表面に出ていました!

確か晴れていた日の方が、巣の端に潜んでいたような…?

雨だと獲物を捕るために隠れる必要はないし(仕事放棄?)、捕食者の鳥に狙われる心配も
なさそうです。

クモもたまには広々とした巣の真ん中で、ノンビリしたいのでしょうか?

体には水滴もついていません。
雨粒はどうしてクモの体につかないのでしょう??
不思議です~。

ところで横の雨粒、綺麗ですねぇ。
完全な表面張力です。

細い糸から垂れ下がる、ガラス細工のようです。

草の先端には葉を伝って来た水が集まって、とびきり大きな粒が(^^)v

そういえば、昔の大島ではこの原理を利用して生活用水を確保していたのでしたっけ。
(もちろん利用したのは草ではなくて木の幹ですけれど)

サラグモと雨粒のおかげで、ちょうど良い気分転換ができました。

ところで今朝、GWに3日間、ツアーをご利用いただいたお客様から
素敵なプレゼントが届いていました!

ツアー中、話題になったシダの図鑑と、三重県産のイボタノキとイヌツゲの葉の標本です。
手紙には「伊豆にすんでいるのは、なるほどハチジョウと名のつくはずと納得しました。」
という文章が綴られていました。

同封されていたのは、とても小さな葉っぱたち。
さっそく大島の葉っぱたちと比べてみました。

大島のハチジョウイボタ(左)と三重県のイボタノキ(右)


大島のハチジョウイヌツゲ(左)と三重県のイヌツゲ(右)

こうして比べると、ずいぶん大きさが違いますね。

大島で植物たちの葉が大きくなるのは、土が薄くて栄養が少ないから、大きな葉っぱで
いっぱい光合成をして、栄養を作っているのではないかと私は考えているのですが…。

自然の現象は色々な要素が関連しあっていて、なかなか一つの単純な理由だけで
説明できないことが多いですから、もっとたくさんの理由があるのかもしれません。

そして、まさにそこが(単純じゃないところが)、自然の面白さなのですよね~(^^)v

(カナ)
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