グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

コムクドリ

2011年05月11日 | 
「キュルキュル~」と鳴きながら10羽くらいの群で飛んできました。
一昨日月曜日の夕方のことです。
伊豆大島には春と秋にちょこっと立ち寄ります。
長期滞在はしないので貴重な出会いです。



つぶらな黒い目と白いお腹がかわいいです。
まだ赤いオオシマザクラの実の中から食べられるものを選んで食べていました。



背中は光沢のある綺麗な黒色なんですが・・・よくわかりませんね(汗)
今回の写真はすべてオスで、メスはもっと淡い色合いです。
オスにはある頬の赤い模様もメスにはありません。



む!
こっち見てる?



せわしなく枝の間を動き回ってじっとしていてくれません。
まだ旅を続けるので栄養補給に忙しいのでしょう。




・・・またもや顔だけ・・・(大汗)


このあとまた「キュルキュルキュル~」と鳴いて遠くのオオシマザクラに飛んでいきました。



                    がんま
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食事の作法

2011年05月10日 | 
週末の島ガールツアーの下見も兼ねて、久しぶりに乳が崎を歩いてみました。

一見、花など咲いていなさそうな道ですが…

コゴメウツギの花が開き始めていました!

“小米”という名前がピッタリのサイズで、とても可愛いです!

ナワシロイチゴの花もあちらこちらで目につきました。

今年もたくさん食べられそうです(^^)v

頭上にはツルウメモドキの雄花。

野の花は小さくて、園芸種のような華やかさはないけれどその分、出会えた時の嬉しさは格別です。

葉っぱの上で、1mmぐらいのオレンジ色の三角が3個、ピコピコ揺れていました。
ピコピコ、ピコピコ…「一体何でしょ?」

肉眼では識別できず、デジカメ画像を大きくしたらこんな物が写っていました!

正体は調べきれませんでしたが、何だかキジラミっぽいです。
葉っぱの汁でも吸っていたのかもしれません。

「虫も一杯出てきたな~。」と思いつつ、足を止めては写真を撮っていたら、
ツルウメモドキの花が、虫達にとても人気があることに気がつきました。

ここにも、花に執着している虫が一匹。

どうやらハナムグリのようです。

ハナムグリは花粉を食べ、蜜を舐めるコガネムシの仲間です。
図鑑などに載っているものは体に白点がありますが、伊豆諸島のものは亜種とされていて、
白点が少ないそうで…これは緑一色でした。

しばらく観察していたら、ハナムグリが口から何かオレンジ色のものを出して、
花粉を舐めとっていることに気がつきました。

まるで人間の舌みたいで、ずいぶん器用に動かしながら、ベロベロ、ベロベロ、雄しべを舐めています。

あれ?昆虫に舌なんてありましたっけ??

調べてみたらハエなどは下唇の先端が広がって餌を舐めとる用途に使えるようになっている
みたいなので、ハナムグリも同じなのかもしれません。
私にはどう見ても舌に見えますけれど(^O^)

「ウメ~!」…という表情(に見える)の、ハナムグリ。

頭に黄色い花粉がついているようですけど…?

さてさて、5個の雄しべの花粉を丹念に舐めた後は…
ガバ~!

…と、毎回必ず、花に顔を突っ込んでいました。
どうやら蜜を舐めているようです。

食事の後は必ず甘いデザート?(^_^;)

ハナムグリはまるでそれが食事の作法でもあるかのように、
毎回この、ベロベロ、ガバ~を繰り返し、枝を渡り歩いては食事を続けていました。

ツルウメモドキはこうやって、デザート好きな虫達のおかげで毎年無事受粉をして、
鳥たちのご馳走になる華やかな実を、実らせることができるのですね。

自然の仕組みは、面白いですねぇ(^。^)

(カナ)
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赤ちゃん

2011年05月09日 | 植物
ゴールデンウィークも終わって寒がりの私もやっと動きやすい季節になってきました。

常緑樹の椿は花が終わって新しい芽が吹いてきましたが、品種によっては

こんな紅い芽が出ています。

色変わりと言えばシロダモ
今、大島の山に沢山見られる。これも色変わりですね

やわらかい毛で守られているのは寒さよけ?虫よけ?でしょうか。

後、アカメガシワ。名前の通り 赤 芽 槲 。
芽吹きは赤く紫外線を防いでいるのでしょうか?
若葉も赤ちゃんですね

写真を撮っていた時

ススキですが…い 今? 
去年の写真が紛れているのではないのですよ、奥にアカメガシワが映っているでしょ。

時々こんな季節はずれも見られます。(しま)
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もう夢中です!

2011年05月08日 | 
数日前の椿の森での風景です。

たくさんのアマドコロが、釣鐘のような花を咲かせていました。
小さな花だけれど、一列に並んで風に揺れている様子はとても可愛いです。

旬の花を写真に撮っておこうと近づいたら、小さなハチが何やら忙しげに
花から花へ飛び回っていることに気づきました。

ずいぶん触覚の長いミツバチ風…。

たぶんニッポンヒゲナガハナバチだと思います。

こんなふうに私が花を手にとっても、まるで気にも留めず、
夢中になって花に顔を突っ込んでいました。


あまりヒツコク写真を撮っていたら、さすがにちょっと気になったらしく…
「ん?何か用?」とでも言いたげな表情。(笑)


「まあ、何でもいいや。構ってられないよ。忙しいんだから。」

チュウチュウ・・・。

風に吹かれて花はユラユラ揺れていますが、6本の足を踏ん張って
花にしがみつき、花から花へ移動しています。

蜜を吸うのに熱中していて、まるで立ち去る様子はありません。
いったいどのぐらい量の蜜を吸ったら、満足するのでしょうか?

ヒゲナガハナバチ君が夢中になっていた花を、
同じように下から見上げてみました。

なんだか、全然甘くておいしいご馳走には見えませんけれど…?

でも、もしも私がヒゲナガハナバチに生まれ変わったら、
この景色を見て、最高に幸せな気分になったりするのかもしれませんね(笑)

(カナ)




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アオアシシギ

2011年05月07日 | 
昨日の朝の海岸で、私が見ているところに飛んできたのです。
なにかいないかな~?と双眼鏡で海面を見ていたら、すっと視界に入ってきました。
力強い羽ばたきでぐんぐん近づいて来るさまに、ひと目でシギの仲間だとわかりましたがぱっと見ただけでは名前はわかりません。


100メートルほど離れたところに降りたので車で近付きました。


わぁ~、キレイ!!
シギ独特の美があるように感じます。


降り立ってしばらくじっとしていましたがすぐにあちこち歩き回って食べ物を探し始めました。






今まで見たことがないシギです。
もしかしたら珍しいシギかもー!!と思いながら写真を撮りました。


ちょこっと反った長いクチバシが特徴のひとつです。






水滴~。


持ち歩いているシギチドリの図鑑を見るとアオアシシギで、全国で普通に見られるシギでした(笑)
日本では春と秋に通過する旅鳥で少数が南西諸島で越冬しているそうです。


かわいいお尻!





これだけ見ると鳥には見えません・・・




スイスイ~っと泳いでます。




ほんでブルブル~だ。




キアシシギと比べるとちょっと大きいです。




うん、背中の羽毛の色合いは本当に美しいですね。



このアオアシシギ、お昼にはもう姿がありませんでした。
元気に旅を続けていることを願います。




今日の鳥(声のみを含む)
ウミウ、ウミネコ、アマサギ、クロサギ、キアシシギ、トビ、コジュケイ、キジ、カラスバト、キジバト、アマツバメ、ツバメ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、ウグイス、セッカ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

               がんま
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似ている~ッ!

2011年05月06日 | 植物
今日は二十四節気の「立夏」
(りっか:夏の気配が感じられる頃)だそうですが、
伊豆大島の今日は、昼間は暖かかったものの、
朝夕は肌寒さを感じました。

見出しの写真、
クンシラン(君子蘭:和名)が花盛りです。
波浮地区の文学の小道沿いや泉津地区の
つばきトンネルの根元辺りに植えられているのを
よく見かけます。
南アフリカ原産でヒガンバナ科ミニアタという移入種です。


この時季、みずみずしい緑の中に白い花が目立ちます。


スイカズラ科のシマガマズミ↑と、ミズキ科のミズキ↓、
よく似た形態なのには、きっと何か理由があるのでしょうが・・・
なぜなのかは分かりません(汗)


葉の縁にギザギザがあるシマガマズミ。伊豆諸島の固有種です。
細かな毛もはえています。



こちら↓は、ミズキ。大島では昔、なぜかミズクサとも呼ばれました。
葉の縁はウエーブがついていて一見同じように見えます。



花も白い小さな花の集まり、散房花序で同じです。シマガマズミ↓。



どちらも落葉樹ですが、このミズキの方は高木になります。
でも、斜面や沢の中に生えている所を見下ろしたりすると、
低木のシマガマズミと間違えてしまいます。


それでも、こうして花をよく見比べてみると、



違いが、はっきり分かります。



【おまけの1枚】
4月27日頃から、モリアオガエルが産卵を始め、
水槽の上のフウトウカズラに卵塊が5個作られています。



たくさん孵化することを楽しみにしています。

それから、とにかく、

御前崎の浜岡原子力発電所で現在稼動している4・5号炉が、
冷温停止の状態になるまで、東海地震が起こらないことを
祈るばかりです。

(なるせ)

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体験型合宿

2011年05月05日 | ツアー
駒澤大学高等学校科学研究部の皆さんの合宿の案内で、昨日は三原山を、今日は南部のジオサイトを中心に歩きました。
テーマは“地球”の勉強です!

今日のツアーで、私自身がとても感激した風景があります。
それは地層大切断面の次に訪れた、筆島海岸の景色です。

以前の日記で嶋田が報告していた、筆島の向かいの岸壁の迫力がずっと印象に残っていて、
いつか自分の目で見てみたいなぁ、と思っていました。

今日の筆島海岸は潮が引いていて、一部の岩を乗り越えればかなり奥まで行けそうでした。
幸い危険なほどの大きい波は来ないようです。

「行ってみましょうよ。危険だったら引き返しましょう。」
頼もしい先生の言葉に後押しされ、岩場越えを決めました。

足場を確認しながら岩場を越えます。


100万年~数10万年前に活動していたと言われる筆島火山。

黒と黄色にくっきり分かれた色が見事です。

火道(マグマが地上へ出る時にいつも使う通路)を満たしていた溶岩がゆっくり冷え、
しっかり固まったために波に削られずに残っていると言われる筆島。

数10万年もこの場所で荒波に耐えて残っているなんて、そのことを考えただけでも
この岩が神々しい存在に思えてきます。

ところで地下のマグマが地殻の弱い部分を板状に割って上がって来て固まったものを
“岩脈”と言いますが、筆島の壁にはその岩脈がたくさん観察できます。

この写真の黄色い壁にも、質の違う黒い筋が何本も入っているのがわかるでしょうか?

横や斜めに走っている筋もあって、地下のマグマが様々な方向に地殻を割って
地上を目指していたのが良くわかります。

以前、嶋田の日記にも載っていた直線の岩脈。

こんな風に地面を割って、赤いマグマが地下から上がってくるのですね。
この時きっと大地は、大揺れに揺れたのではないでしょうか?

遠い歴史に思いを巡らせていたら…
「おや?白い物が…??」

何かと思ったら、野球のボールでした。

ボールの下の方には、30cmぐらいの黒い浮きが挟まっています。(写真には写っていませんが…)
急に現代に戻った気分でした。(笑)

先生も同じように感じたのか「取りましょうか?」と、黒い浮きをはずそうと試みてくれました。
…しかしシッカリはさまっていて、外せませんでした。

これを外せるのは、波の力だけかもしれません。

ところで何だかこの岩脈、人の顔が刻まれているように見えるのは私だけでしょうか?
何かちょっと、石像みたいにも見えるのですけど…筆島火山の女神?(^_^;)

直線以外にも、竜が天に登っているようなクネクネした岩脈もありました。

大昔の火山活動が描き出した壮大な壁画です!

行きと帰りの私たちの足跡だけが刻まれた砂浜…。

でもきっとあと数時間で、波が足跡を全て消しさってしまうことでしょう。
まるで人間なんか誰も、近づいていないかのように…。

この後は、波浮港の爆発で飛んできた火山灰に、めり込んだ岩を見に行ったり…


火砕流が流れた(?)と思われる場所の先にある砂浜で、一昨日もここに横たわっていたウツボや、
磯の生物(カツオノエボシもいました!)を観察したり…

たくさん笑って、たくさん驚いた(虫にも・笑)中身の濃い時間でした。

昨日全員でハチジョウイヌツゲの実を味わうところから出発した、自然を五感で味わう大島合宿。

自分で体験することでしか感じることのできない何かを、楽しく経験させようとしてくれる頼もしい先生と、
和気あいあいの生徒さん達とのツアーは、案内していてとても楽しかったです。

火山が造った雄大な景色や、触れて覚えた様々な岩、地中の温度、様々な小さな生き物…。
大島で感じた何かが、大切な思い出として生徒の皆さんの心の中に残ってくれるといいなぁ、と思います。

(カナ)
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ヒメウ

2011年05月04日 | 
今日は穏やかな一日でした。
海岸沿いの道路からよく見える岩の上に、ヒメウが気持ちよさそうに休んでいました。



ウミウと比べると首やクチバシが細いのが特徴です。
体つきもほっそりしていますね。



もう1羽飛んできました。



2羽で同じ方向を向いて・・・なにが見えるのでしょうか?



お、うまい具合にウミウがやって来ました。
どうです?
ずいぶん違うでしょう?



お互い特に気にしていないようです。



ヒメウはこれからもっと北へ帰っていきます。
元気でね!




今日の鳥(声のみを含む)
ウミウ、ヒメウ、ウミネコ、アマサギ、クロサギ、キアシシギ、トビ、コジュケイ、キジ、カラスバト、キジバト、ツツドリ、ツバメ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、オオルリ、シジュカラ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

               がんま


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海岸のツアー

2011年05月03日 | ツアー
2日間、ツアーで火山、森、海岸を歩きました。
今日はその中で、昨年もご利用いただいたご家族と訪れた、海岸の様子を報告します。

まずは、海に向かう森の中で、探していたものを発見しました。
コレです!

ニトベミノガの幼虫と思われる虫で、小さな三角形の塔みたいな恰好をしています。
塔の高さは大抵1cmぐらい。

葉っぱの上でピョコピョコ動くのが、ものすごく可愛いです(^^)v
三角形の小さな枯れ葉が動くなんて、楽しいと思いませんか~?(^。^)

「探し物が本当に見つかるなんて幸先良い!」と、ちょっと嬉しい気分で海岸へ降り立ったら、
波打ち際に何やら大きな長いものが…。


近づいてみたらウツボでした!

「大物だ~!」

皆でとり囲んで盛り上がりました(^^)v


子どもたちからは次々に「これな~に?」という声が上がります。
ウツボに続く大発見はこちら。

砂に埋もれたヌメヌメ…なにかと思ったらアメフラシでした!
昨日まで海が荒れていたので、打ちあがってしまったのでしょうか?

まだ少し頭を動かしているものもいました。

「あ、ここにもいる!」
「こっちにも~~!!」

アッと言う間にたくさんのアメフラシが集まりました。

「カキフライみたいだね。」と子どもたち。

探しているときりがないので、アメフラシ探しはこのぐらいで切り上げて海に帰してあげることにしました。

まだ何とか生きているアメフラシがポチャ~ンと海に落ちると、海水が紫色に染まり、
これまた盛り上がりました(^。^)
海水のみならず、私たちの手もかなり紫色に染まっていましたけれど(^_^;)

この他、ピョンピョン跳ねる小さなクモ(たぶんシラヒゲハエトリの子ども?)を見つけ、
ケースに入れて観察したり、


火山灰と岩が作った景色の中で遊んだりと、アッと言う間に時間が過ぎていきました。


こんな素敵なものも見つかりました!

発見者Fちゃんの一言。「靴も役にたっているんだね。」

なるほど~!確かにこうなると、靴もただのゴミではないって思いますよね(^O^)
こういう子ども達の感性って最高ですね(^^)v

楽しい発見の連続だった今日のツアー。
最後まで皆で「なんだろ?」と、頭をひねったのが、この漂着物です。

一見鉱物っぽいのですが、柔らかくてポロポロ崩れ、甘い匂いがします。
大小様々のかけらがたくさん見つかりました。

持ち帰って調べることにし、夕方店で数人の大人たちに見せたところ…
「松ヤニではないか?」という話になり、燃やしてみたらドロドロ溶けだしました。

そして「何だか人工的な匂いがする!合成樹脂じゃないの?」という
夢のない結論でまとまってしまいました(^_^;)

「お互いに調べてわかったら連絡し合おうね」とFちゃんと約束した漂着物の正体。
Fちゃんが、何か他の、夢のある結論に達していると嬉しいのですけれど(笑)

(カナ)

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越冬からの目覚め?

2011年05月02日 | 
2頭目生まれました!
パタパタ、朝見ると小さな虫籠の中にナガサキアゲハがおりました。「えーと、確か外に逃がしたはず…」そうなんです先週ブログで書いた子は放したのでこの子は次に羽化した子でした。
幼虫は3匹飼っていたのです。


飼って(?)いたのはそれだけではなく庭の椿にはチャドクガの卵塊が越冬していました

葉の裏側にオレンジ色の綿状の塊が付いて越冬します
(良い子はまねしないよう、見つけたらすぐに始末しましょう)私が眼を付けていたのは3か所でしたが、枝には10か所以上の虫が孵っていました。

枝の左側が卵から孵った虫達。右側は虫達の食べ跡

小さい虫達は葉の片面しか食べられないので、色の変わった葉があるので目立ちます。

御兄弟みんなで仲良く

一枚の葉を最後まできれいに食べるのではなくある程度食べると近くの枝に一匹ずつ行進をして引っ越しをします。(ん~写真に撮れたらよかったんだけどね!)

写真を撮ることの根気の無さが幸いして?今回はチャドクガにカブレはしませんでしたがくれぐれもご注意を!!   (しま)


※夜10時玄関に行くとガサガサ最後の1頭またまた羽化しておりました。後ろ羽根の紋が少し違っています。

この子は駄目かなと思っていたのでうれしい~  外デビューは  あ し た
  

2匹は虫籠の壁面に付いていましたが1匹は落ちてしまい羽化できないのではと思っていました。(羽化しても羽根がきれいに開けないとか)
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