グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

幻の池・溶けかけ氷バージョン

2018年01月21日 | ツアー
1週間ほど前のことになりますが、25年ぐらい前からダイビングに通ってくれているKさんと、半日ツアーに行ってきました。

Kさんは時々、数時間〜半日のツアーに参加してくれていたので、島中をかなり歩いています。

…が、「赤ダレ」はまだ行ったことがないとのことで、まずは三原神社にお参りしてから「赤ダレ」に向かう計画で歩き始めました。

歩き始めの風景。

常緑樹の影と残雪が、見事に重なっていました!
同じ一本道でも、場所によってけっこう温度に差があるのですね。

寒かったので、ツララの芸術も見られました☺️


山に登ったら、3年以上前にKさんと「ハートの中にある若葉」を見に、同じ場所に来た時の記憶が蘇りました。

3年2ヶ月前の写真がこれです。


それがこの日は…

なんだか写真が下手でハッキリしませんが(^_^;) … 若葉はすっかり成長したようでした☺️

無事神社もお参りし、火口にも挨拶。

ここで、Kさんが「火口一周はしたことない」ということが発覚しました。
…いっぱい歩いているのに、フツーの観光コースが行けていない!(笑)

で、新年だし「赤ダレはやめて火口を一周してみよう」ということになり歩き出しました。

ところが…

眼下には、怪しげな光を放つ(?)「幻の池」が見えるではありませんか!

「あれ、凍ってますよね」
「凍ってますね〜」

…この後どうなったかは、容易に想像していただけると思います(笑)

で、こんな場所でティータイム!

縄状の溶岩って、お茶やお菓子を置くのに便利この上ないです(笑)
富士山つきの喫茶店💕

もちろん、この後「幻の池」を目指しました。


池には氷が張っていましたが…


見ている間にもどんどん溶け、川の流れのようになって水が動いていました。


そして地面の下から泡が出てくる、この場所ならではの不思議な光景が…


空気の泡が溶けかかった氷の下に閉じ込められて、面白い模様が次々にできていました!!


か、かわいい〜💕

めちゃくちゃ癒されました〜😆

風紋の形の氷もありました!


表面のヒビ割れ(?)のような模様も綺麗でした。

2人だけで30分近く、ここで遊びました。

結局、この日は時間切れで、火口一周も赤ダレも行けませんでした。

でも2人とも大満足でした。

何しろ、雨の後数日しか見られない「幻の池」が凍り、その氷が溶けていくという、かなりスペシャルな瞬間に出会えたのですから!

…ってことで、火口一周と赤ダレは次回持ち越しとなりました。
しかし次も面白いものが見つかったら、コース変更になるかも?(笑)

Kさん、またお待ちしています〜☺️

(かな)
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やけに白いウミウ

2018年01月20日 | 
16日の朝にいつもチェックしている磯で見つけました。

ウミウの若鳥はお腹が白いのですが、この個体は特に白くて一瞬ナニカ別の鳥ではないかと疑ったくらいです。
以前、こういうお腹の白いウミウを見た人から「あれはなんの鳥?ペンギンじゃない?」と言われ、なるほど・・・知らない人から見ればペンギンに見えるのか・・・とびっくりしたことがありました。



よく見るとヒメウがいました。





みな羽繕いに余念がありません。



左端の個体は朝陽に翼を乾かしていました。
なかなか美しいキラメキです。

がんま
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八幡神社の踊りと為朝神社の屋根葺き替えの話

2018年01月19日 | 歴史・文化
今年初めてのジオガイドの会の定例会では、
岡田地区を守る八幡神社の踊りの先生でもあるKさんと、その生徒さんでもあるNさんが、
正月にされる歌と踊りを披露してくださいました。



八幡神社のご神体は、源為朝が大島に流された際奉じてきたと言われている
「九重の巻物」であったりと、源為朝と縁の深い神社です。
今回披露してくださった「きやり」という曲は、お祭りの一番最初に舞われるもので、
(たぶん為朝が弓の名手だったことからだと思いますが)弓の儀式で、
矢の当たった方向の一番若い者が躍ると決められているそうです。
若いころ、自分の家の方向に矢が当たったのに弟が抜擢され、
やりたかったのにやれなかった、思い入れのある曲だそうです。

先生と生徒のやり取りもほほえましく、
また想いのこもった踊りは見るものを魅了するものがありました。
伊豆大島データミュージアム


そしてもう一つ、源為朝にご縁のある話題が。
葦で作った船で長距離航海する、冒険家の石川仁さんが、やってきました!



仁さんは10年前に、黒潮の流れに乗って高知県から伊豆諸島にたどり着くというプロジェクトで、
葦船で伊豆大島にやってきて、その後、船の素材などで為朝神社を再建しました。

https://plaza.rakuten.co.jp/tutty/diary/?ctgy=1
日本初の葦船外洋航海”カムナ号”

そして、いまや有名人の仁さんですが、
為朝神社の茅葺屋根を木の屋根に葺き替える、
という話を聞いて、もう一度茅葺屋根をみんなで作ろうと、立ち上がってくれました。
そして、ススキの生えてる場所探し・刈り取りの協力を、ということで、
定例会に来てお話しいただきました。
(カヤというのは総称だそうで、大島の場合はススキのことです)

その後「萱場」と呼んでるススキ野原が、泉津地区にはまだ何か所か残っているのを、
ガイドの会Sさんが精力的に見つけ声をかけ、確保してくれました。
本当に感謝です!!
でもまだまだ募集中ですので、心当たりがありましたらご連絡ください。
↓この高さがベスト!でもベストじゃなくても大丈夫。



昔は「今年はこの家、来年はあの家」と、村の共同作業としてやっていた葺き替えですが、
いまや大島に現存する茅葺屋根はここだけになるそうです。
大島は地区のつながりが強いので、大島のというより「元町の神社」という感覚の方も多いと聞きましたが、
そんな中でも地区を超えて島の文化財のために、
また仁さんの夢に魅せられて動いている方たちがつながって動き出している今に、
10年前を知らない私もワクワクしています。

ススキの刈り取りは、3/17-18と3/24-25の2回、
葺き替え工事は4/1-8 (8日はお披露目式)
の予定です。ぜひ気軽に足をお運びください。


https://4travel.jp/travelogue/10251715

ちなみに昔大島で沢山牛を飼っていたころは、牛のエサにもしていたそうですが、
そのころもまだ島の家の屋根は茅葺だったのでしょうか??
それとも使わなくなった萱場が牛のえさ場に有効利用されたのかな??
神社なので、普通の家の屋根より重厚で多く必要な事を差し引いても、
一つの建物に直径20㎝×700束も必要なことを考えると、そんな気がします。

今は農家の人が、(稲わらの代わりに)霜や雨除けなどのために
地面にひくために使っているそうですが、それも使われなくなったところは、
2・3年放置されたところは、少し木が生えてきているとのこと。

ということは、今雑木林になっているところの多くも、ススキ平原だったのかも!
そう考えると、かつての大島の風景は、今とだいぶ違ったものになるのではないでしょうか?
噴火などの自然要因だけでなく、人間の生活も沢山島に影響を及ぼしていて、
重なり合って生きているという事を感じました。
そして元々は島に住む人間はみんな移住者、船に乗ってやってきた。
ロマンのある話ではありませんか!

今日はこの辺にしておきます笑
また進捗おしらせします(あい)
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しあわせ

2018年01月18日 | 火山・ジオパーク
「今日は晴れて風が弱い」という天気予報を見て、集まれるスタッフで歩いてきました。

歩き始めの地点では…

大島支庁の職員でありながらジオガイドでもあるY氏が、来客に三原山の説明をしていました。

こうやって様々な立場の人が、大島火山を伝えてくれるって素晴らしいです!
歩き始めから嬉しくなりました〜☺️

しかしスタッフだけって、なかなか先へ進みません(笑)

歩き始めて間もなく、愛ちゃんが木が生い茂る1951年の溶岩の中へ。

最初はゴミを拾うために入ったのですが、やがてさらに奥へ(笑)

そして「ここから外を見るとちょっと違った雰囲気ですよ〜」と呼んでくれたので、私も後に続きました。

本当だ〜♡

周囲の岩や小枝は、生き生きした苔に覆われていました。

かなり湿度が高い場所なのかもしれません。

開けた場所の苔も可愛いです♡

海スタッフの池田は、マクロレンズとワイドレンズを付け替えて、様々な被写体を激写していました☺️

ところで今日は、2つの目的がありました。
そのうちのひとつは、三原山斜面の「植物が生えない場所」の謎を解くこと。

三原山山腹の黒い筋…

「どうして草が生えないのか?」を、いつか調べに行きたいと思っていました。

川の流れを思わせる正面の模様は、もしかしたら水の流れが作ったものかもしれませんが…

この部分は「流れ」には見えません。

柳場は「風が当たるだけではないか?」と言うのですが、私は「地面の状態が違うのではないか?」と考えました。

「もしかしたら大発見があるかも☺️」と、ワクワクしながら「黒い部分」に到達!

しかし…
理由は、全〜くわかりませんでした(^◇^;)

草が生えている場所も生えていない場所も、地面の状態はほぼ同じ感じでした。

う〜む…

やはり風の影響だけなのでしょうか?
それとも目に見えない地面の下に、ナニカがあるのでしょうか??

…と言うことで、謎は謎のままとなりました〜(^_^;)

そして今日の2つ目の目的は「火口一周コースから“赤ダレ”に向かう、より安全なルート開発」だったのですが、これも目的を達成したとは言いがたく、まだまだ課題が残る感じでした。

でも「おお〜!」と思うトキメキの瞬間が、い〜っぱいありました。
たとえば…

かつて見たことがないほど勢いよく、火口から立ち上る噴気や…


なんだか神々しいユリや…


座り心地の良い椅子…じゃなくて火山弾との出会い。


夕日に照らされた雲が下から湧きあがる、普段とは一味違う“赤ダレ”の景色や…


「幻の池」の水面のさざ波が、少しずつ消え…


滑らかな水面に、夕日に照らされた三原山がピタリと映し出された瞬間!


そして池田が見つけた…


「ダーウィンが来た!」のヒゲじい!

(爆笑)

最後はみんなで、溶岩でつくられた石垣を登り…


海に沈む夕日を眺めました。


この島に暮らせる幸せと、一緒に感動しあえる仲間がいる幸せを、改めて感じた1日でした。

☺️☺️☺️

ところで、今日池田が撮った写真の、ごくごく一部が「海のブログ」にアップされています。
とても綺麗な写真なので、こちらもぜひご覧ください〜☺️
http://blog.goo.ne.jp/izuohshima-globalsc/e/eea52da7e800909058046802aa3d3664?fm=rss

(かな)
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シロハラ

2018年01月17日 | 
前の冬はたくさん来てくれたんですがこの冬は少ないです(寂)
一昨日ようやく撮影できました。


シロハラがいそうな道を走っていると、いました。





路肩に溜まった落ち葉をほじって食べ物を探します。
しかしどんどん遠くへ~(涙)



このあと左手のヤブに入って行ってしまいました。

がんま
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オタマジャクシと大人力

2018年01月16日 | ツアー
「冬らしいツアー」報告第2弾です!

1月13日の土曜日に、ダイビングの店に通ってくれていた懐かしいお2人(Kさん、Hさん)が、ツアーに参加してくれました。

なんと20年ぶりの再会です!
あまりに懐かしいので、柳場も一緒にツアーに行くことになりました。

前日も晴れていたし、当日も晴れの予報だったので「今日は快適に歩けるな」と思って山に向かったのですが…

山は、雪で真っ白でした!

ビックリ〜!

さらに裏砂漠に向かう足元には、氷が張って、こんな状態に。


「おお〜!」「綺麗だ!!」と喜ぶ大人たち☺️


「タツノオトシゴみたいだね」という感想が、元ダイバーっぽいです(笑)


色々な環境を見ていただきたくて、ちょっと寄り道。

三原山に向かって右側には雪がほとんど積もっていない風景が不思議です。
「風の影響かな?」とつぶやきながら、歩きました。

海の中の生物はもちろん、生き物全般が大好きなKさん。
なんと足元の溶岩の凹みに蛾を見つけした!

冬眠中?あるいは昼寝中?
どちらにせよ、全く動きませんでした。

「流れた」感じがよくわかる黒々とした溶岩も、この日は白黒のまだら模様。

Kさん、溶岩体感中です☺️

水産関係の仕事をされているお2人に「イタドリはウニの餌になるんですよね」と教えてもらいました。

このたくましいイタドリを食べたら、丈夫なウニが育ちそうですね!

この後、裏砂漠を突っ切って、櫛形山を目指しました。

歩いているうちに雪がどんどん溶けてきて、それが一層「今だけの特別感」を感じさせてくれます。

ウヒャ〜!


き、きれい〜!!

黒と白と青だけの世界♡
このシンプルさがたまりません♡♡

シマシマの地層も「チョコレートパイのパウダーシュガーがけ」状態に☺️


そして、こんなものも発見。

黒いマネキンが白い首飾りをしているようにも見える風景でした。

雪が綺麗にカールしてます。

ただ溶けるだけじゃなくて、こんなふうになることもあるのですね(O_O)

好奇心旺盛な大人たち。

「ツララを作る水が、どのルートで流れてくるのか」を協議中です。

そしてついに、この日最も盛り上がった「ある場所」へやってきました。

溶岩から染み出した水が、大きなツララを作る場所。

この写真は溶岩の凹みに入って、外に向けて撮っています。
(右側の白い柱みたいなものがツララです)

ここで、大島在住で海藻の専門家のHさんが「オタマジャクシがいる!」と叫んだのです。

…え?
オタマジャクシ?(^◇^;)

一瞬頭が真っ白になった私でしたが、みんな次々に凹みに見に行って「ほんとだ!オタマジャクシだ!」と叫ぶのです。

で、柳場がこの状態で撮影しまして…

オタマジャクシの動画を以下にアップしました!
https://www.youtube.com/watch?v=9BdzpdvTvl4
新種の(?)オタマジャクシを見たい方は、ぜひご覧ください!

ちなみに発見者のHさんは「僕の名前を学名につけてくれないかな」とおっしゃっていました☺️

自然の中の小さな不思議に喜び、謎解きを楽しめる素敵な大人たち。

Kさんは「これが大人力ですよ」と笑っていました。

おとなりょく!
この言葉、メチャメチャ気に入りました!☺️☺️☺️

ところで、帰り際にKさんから著書をもらいました。

この本の監修をされたそうです。

本の中には、著者の“さかなくん”が描いたKさんの似顔絵が!

に、似てる〜☺️

…ということで、最後まで笑い続けた1日でした。

Kさん、Hさん、楽しい時間をありがとうございました!!

(かな)



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昔道の山歩き

2018年01月15日 | 火山・ジオパーク

久方に山歩きしました



島の南部の古い道 “陛下道(へいかみち)”昭和天皇が皇太子時代に大島視察するとき 三原山より南部に下り波浮港より東京に帰る予定で道を作った(整備をした)

途中までは道らしき道が有ったものの その先が道が無く案内していただいた方はうんん~動物的な感で歩いているのではないかと思ってしまいます。(何回も来ているのでしょうけれど)

ず~と登りで辛い!と心の中では叫んでいました!あまりハードなら途中リタイアだな 自動車道路(中間の林道)なら歩いて帰れるから と思っても見たり


長靴の仙人が登り口を捜して暮れています。『垂直には登れ~ん』自分の技術が無いくせに うるさい私です ごめんなさい


随分上の方で見つけた炭窯跡 ここから出来た製品はどの様にどこから降ろしたのかみんなで話題になりました。道らしい道が無いので


奥側にある煙突


『クマが出た』なんてね  上まで来ました。ホットひと海がきれいです


波浮の方から見える二子山のとんがり


アカバンコウ ここも南部から良く見える所です。暫く行っていなかったので行かなくてはと思っていたのですが、以前より草が生えてきていましたが、私はひたすらズルズル


南部の地形が良く見えます


植物の専門家Oさん『ナツエビネだよ。あまり株が無いので内緒だよ』うん、もう来られないから大丈夫です。みんな盗掘されてしまうのですって 盗掘されてもその株は上手く育てることが難しいとのこと


冬枯れの森の中ですが蔓が絡みついている所も多く坂道は付いて行くのがやっと随分待っても貰いました(体力無いな、体幹鍛えないと)山歩きは疲れたけれどでも楽しい(しま)
※今回御一緒させていただきありがとうございました。
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4姉妹の皆さんと

2018年01月14日 | ツアー
ここ数日、強風、霜、凍結、雪などの冬らしいツアーが続きました。

3日前は風速13m以上の予報の中、4姉妹の皆さんと三原山&裏砂漠へ行ってきました。

「三原神社にお参りしたい」ということで、強風の中を登ることになりました。

もちろん休憩は避難壕の中で。

風に吹かれず富士山鑑賞ができる特等席です☺️

ビュ〜ビュ〜吹き付ける風の中、凍ってツルツル滑るところもある坂を登って、無事三原神社にお参り☺️


4姉妹でツアーに参加してくださったお客様は、たぶん初めてだと思います。

仲が良くて、うらやましかったです。

裏砂漠に向けて下山しようとしたら、遠くの火口壁から突然噴気が立ち上りました。

もくもく出たり止まったり、常に変化する噴気…面白いなぁ、といつも思います。

三原山のおかげで風が少し弱まる場所を、のんびり歩きました。


お客さまが注目していた、丸っこい可愛いコケ。

ちょっと美味しそう?(笑)

裏砂漠では、足元の黒い地面に白い汚れが!

「?」と思ってよく見たら…温暖な大島では珍しい「霜」でした!
冬ですね〜。

ところで風が強い冬に困るのは、のんびり休憩できる場所がないこと。
でも…ここは大丈夫です!

裏砂漠の中にある背の高いススキの根元で、のんびりお茶を飲むのは最高に気分が良いです☺️

そしてお茶の後は…食休み!

4姉妹が縦に並んで大地に寝転ぶという、とても素敵な風景だったのですが…
おひとり足が切れちゃいました!(スミマセン^^;)

ということで、皆さんと冬らしい風やクリアな景色を楽しんだ、ほのぼのツアーでした☺️

おまけ。

ツアーのあと見つけた、華やかな椿の花です。

これからどんどん見頃を迎えるでしょう。
雄大な景色を歩いたあとの赤い花☺️

これからが楽しみです!

(かな)


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超絶かわいいチョウゲンボウ

2018年01月13日 | 
まぁとにかくご覧ください。









一昨日の朝、強風を避けてまったりしているところを見つけました。
熱心に羽繕いをしています。







とにかくこの日は前々日からのニシが猛烈に吹きまくっていました。
強風を避けてここにいるんですね。



上空になにか気になるものが?
これが私の今回イチオシのかわいいポーズです。



もうしばらくのんびりしていたいようで、私はそっとこの場を離れました。

がんま

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お気に入りのコース

2018年01月12日 | キノコ・菌・微生物
最近所用で本土に出る&金or土曜日に帰ってくる機会が増えたのですが、
帰りは国立科学博物館で時間を過ごし(金土は20時まで)、
大型船で帰ってくるというコースがお気に入りです。

最近始まった「地衣類」の企画展

「コケ」と名前がついてるけど、担子菌類(いわゆるキノコを含む)だったり、地衣類だったりするよー
という説明の中で、以前ウチの庭に出現したキノコさんが何者か判明しました!





ピンと甘くてすいません…でもこれは…確実でしょう!嬉しいです。

今のところ、私が知ってる大島に存在する地衣類は、
ウメノキゴケ(道路沿いの木の表面にもよくついてる)と、
山頂付近のスコリア溶岩にびっしりついてる事の多いもの
(私はヤマトキゴケと確信していますが、詳しい方に伺いたいです)の2種類だけ。
わかってないだけで、他にもたぶんいるのでしょう。

そして紫外線に当てると光る地衣類もいるそうです!!!


ほんとにびっくりしました。
地衣類奥深し。大島にもいるのかなぁ・・・
ちょうど蛍光性の鉱物をある人からいただいたので、紫外線ライトを購入したところでした。
これは呼ばれている気がします(笑)ライト片手に探してみよう!(無謀?!)


南方熊楠展もやっていました。
熊楠さんは菌類も民俗学も幅広く研究した人、という漠然としてイメージでしたが、
功績の中で特筆すべきなのは変形菌(粘菌の一種)の研究だそうです。

常設展示で見れる変形菌↓


美しい!

ちょっと興味をもって、かはくミュージアムでこんな本を買いました。
世界は変形菌でいっぱいだ

16歳にして研究歴10年の増井真那先生。
彼のピュアな変形菌愛と自然な語り口、わかりやすい説明に、帰りの船の中で夢中になって読みました。
まったく知らなかった私でも少し理解してそして好きになっている。
良質な入門書だと思います。そして自然・研究に対する姿勢に、頭が下がります。
おすすめ。

大島にもいるといいな…と思いながらグローバルの過去ブログをサーチしたら…出てきました!やった~!!!
専門家の方がいらして発見したことがあるそうです。
下を見て歩いたら…

ツノホコリ


変形菌は、アメーバ状細胞→変形体→子実体→胞子↩というライフサイクルをグルグルし、
その度ごとに形を全く変えて生き続ける生き物で、
変形体から子実体に変化するのはたったの2時間かそこらだそうです!
そして変形体は、単細胞生物で、手のひらほどに大きくても一つの細胞なのだそう。
(4つのライフサイクルの中では一番)見つけやすい変形体のシーズンは6月という事でまだですが、今から楽しみです。
あ、大島の樹海のような自然でなくても、変形菌の目👀を養えば、都市の中でも見つかるそうですよ。

ほんとうは「かはく」の中には大島なトピックが沢山ひそんでいます、
という話もしたかったのだけど、大島にも変形菌がいる!で自分の中で盛り上がりすぎてしまったので、また今度。(あい)
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