閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ハナミズキ (3)

2008-05-02 | 樹木・花木

ハナミズキは、100年ほど前に日本からアメリカ合衆国に桜の苗木を贈った返礼として、1915年に送られてきた苗木が日本で最初だそうだ。今では、庭木や街路樹として、日本各地に植えられており、よく目にする花木となっている。ハナミズキを市町村の木にしている自治体は多いが、愛知県では一宮市の「市の花」であり、名古屋市では千種区と昭和区の「区の木」に指定されているようだ。

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ハナミズキ (2)

2008-05-02 | 樹木・花木

ハナミズキは、漢字では「花水木」となるが、原産地は北アメリカだ。ミズキ科ヤマボウシ属の花木だそうで、花がよく目立つミズキということでこの名前になったとか。アメリカヤマボウシという別名もあるが、アメリカでは「ドッグウッド(Dogwood)」と呼ばれている。昔、ハナミズキの樹皮を煎じて犬のノミ退治に使ったことからそう言うようになったそうだ。その他の花木や草花でもそういう例は多いが、洋の東西を問わず、ネーミングというのは、けっこう適当なものだ。
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ハナミズキ (1)

2008-05-02 | 樹木・花木

ハナミズキがあちこちで満開になっている。日当たりのいい場所では、既に散り始まっている木もあるようだ。ハナミズキは、大きな花びらのように見えるのは総苞片という部分だそうで、中央にいくつも集まっている直径5mm以下くらいしかないのが花だ。
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