キショウブ

日本のアヤメの仲間は、アヤメとカキツバタの他にハナショウブがあるので、その3種類だけかと思っていたら、もう一つキショウブというのもあるそうだ。キショウブは花が黄色のハナショウブだと思っていたが、別の種類のようだ。湿地に咲いていて、花が黄色で葉はハナショウブに似ていたので、これがそのキショウブではないだろうかと思うが、自信はない。黄色の花が咲くハナショウブというのもあるのだろうか。

アヤメの仲間の区別が、少しだけ判りかけていたつもりだったが、キショウブの登場でまたよく判らなくなってしまった。

ハナショウブ

やや黄色みを帯びた白色の花だが、ハナショウブではないかと思う。緑化センターの水の流れのあるところに生えていて、カキツバタではないはずだから、ちょっと曖昧でいい加減な判断だが、消去法でハナショウブとしておこう。

アヤメ （2）

ちょっとアップで撮ってしまったので特徴が判りにくいが、白花のアヤメだと思っている。我が家の庭に植えてあるもので、本数は少しだけだが、毎年今頃になると花を咲かせている。

アヤメ （1）

今週初めのカキツバタのところで書いたように、日本のアヤメの仲間には、それぞれ特徴的な違いがいくつかあるものの、混同しやすく識別が難しいようだが、これはたぶんアヤメで間違いないだろう。愛知県緑化センターで咲いていたものだが、花弁にある模様や植えてあった場所が湿地でなかったことから、たぶんアヤメだろうと思う。