閑人の暇つぶし

気ままな自然観察日記 “Idler's idle talk and nature photos”

ハグロトンボ

2017-08-10 | 昆虫

豊田市の昭和の森の川沿いで見掛けた黒い翅がよく目立つトンボだが、昨日のニホンカワトンボやアサヒナカワトンボと同じカワトンボの仲間のハグロトンボだと思う。初めの2枚の画像では、腹の部分が青いから♂で、後の2枚は殆ど黒いから♀のようだ。アオハダトンボとよく似ているので見分けにくいが、手元の図鑑で見ると、ハグロトンボの♂は翅の形がハグロトンボよりやや細長く、♀はアオハダトンボにある翅の上部先端の白い紋がハグロトンボにはないようだから、いずれもハグロトンボだと思う。












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カワトンボ

2017-08-09 | 昆虫

トンボもよく似たのが多いし雌雄で違いがあるから難しいが、たぶん翅が透明タイプのニホンカワトンボの♀だと思う。







翅が透明タイプのアサヒナカワトンボの♂のように見えるが、違うだろうか。細部までよく観察して比べないと正確ではないが、取り敢えずそうしておこう。いずれも瀬戸市の海上の森で見掛けたカワトンボの仲間だ。





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アサマイチモンジ

2017-08-07 | 昆虫

高い位置にいてちょっとしか翅を開いてくれなかったから、翅の表側の模様が確かではないが、僅かに見えている表側の白斑模様や裏側の白い模様の並び方や大きさなどから、たぶんアサマイチモンジではないかと思う。近縁種のイチモンジチョウの翅の模様とよく似ているが、取り敢えずアサマイチモンジとしておこう。1か月ほど前に守山区の小幡緑地で出会ったタテハチョウの仲間だ。








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コミスジ

2017-08-06 | 昆虫

昨日載せたウラギンシジミと同じ日に海上の森で見掛けたコミスジ。6月25日に載せたホシミスジとよく似ているが、翅の表側に並んでいる白い模様が微妙に違う。裏側もホシミスジにはある黒い斑点がコミスジにはない。雌も雄も同じ色と模様だから雌雄の区別はつけ難いが、彼らには同じ仲間同士でよく分かるのだから不思議だ。子孫を残すために、幼虫が必要とする食草を探して卵を産み付ける能力も持っているから、小さな昆虫の凄さに感心させられる。








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ウラギンシジミ

2017-08-05 | 昆虫

1か月ほど前に瀬戸市の海上の森で出会ったウラギンシジミの♀。翅を閉じたまま止まることが多いのに、この時は暫く翅を広げたままじっとしていた。は翅の表側の色が橙色だから、翅を開いてくれれば雌雄の見分けはつきやすい。飛び方は俊敏だが、翅の裏側は綺麗な銀色でよく目立つから、雌雄は分からなくても、飛んでいる時でもウラギンシジミだと直ぐ分かる。








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ヒメウラナミジャノメ

2017-08-04 | 昆虫

ヒメウラナミジャノメもよく見掛けるありふれた蝶だから、このブログには今までに何度も登場している。飛び方はゆっくりで、直ぐに葉の上に止まってくれるから、写真は撮りやすい。姿がそっくりで蛇の目模様の数だけが異なるウラナミジャノメというのもいるが、希少な絶滅危惧種だから、このあたりでは滅多にお目にかかることはないだろう。 いつも「もしかしたら・・・?」とは思うのだが・・・。








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ベニシジミ

2017-08-03 | 昆虫

また6~7月に撮った在庫画像になってしまうが、よく見掛けるお馴染みのベニシジミ。よく目立つし愛嬌のある蝶だから、見掛けるとついシャッターを押すことが多い。このブログにはネタ画像がなくなると何度も登場する(笑)。








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サトジガバチ

2017-08-02 | 昆虫

よく似たのもいるから確かではないが、たぶんサトジガバチだろう。♀は地面に穴を掘って巣を作り、蛾の幼虫などのアオムシを運び込み、そこに卵を産み付ける狩り蜂の仲間だ。孵化した幼虫はそのアオムシを餌にして育つという。








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クマバチ

2017-08-01 | 昆虫

黒と黄色のツートンカラーが綺麗なクマバチ(キムネクマバチ)。躰が大きく怖そうだが、狂暴なスズメバチと違って、虐めたり捕まえたりしない限りは、近寄っても襲ってくることはないそうだ。スズメバチやアシナガバチ、ミツバチなどのように1つの巣に集団で棲むわけではなく、木材に穴をあけて巣を作り、単独で行動するハナバチの仲間だ。







10年ほど前に日本にやってきた全身が真っ黒なタイワンタケクマバチ。2006年に豊田市で初めて見つかった新参者の外来種で、東海地方ではよく見掛けるお馴染みの蜂になってしまった。名前のとおり、竹に穴をあけて巣を作るハナバチの仲間だ。





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