山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

栄養

2008年12月04日 | 農業
我が家の田んぼの肥料は、稲藁、籾殻、ヌカと草です。

脱穀した後の藁は、押し切り(包丁の刃を上にして藁をその上から切る機械)で7~8cmの大きさに切り播いてやります。

藁はなかなか腐りませんが、短く切り腐りやすくします。

畦や斜面に生えている草を時期、時期に刈り取り畦の広いところに集めておいておきます。

太陽のひざしや雨を受けながら、だんだんしおれ、発酵して腐っていきます。

それを、田んぼに播いてやります。

発酵した草も押し切りで切ったあと播きます。

草を置いていた跡は、土が出てくるとそこは穴だらけです。

穴は、小さいものと少し大きいものがありあす。

小さい穴は、「ミミズ」さんです。

大きい穴は、「モグラ」さんです。

土は、ミミズやモグラさん達によって耕され肥えています。

粘土質の土なので乾くと「カチ、カチ」になりますが、スコップを使用しないで、指だけでも掘っていけます。

土は、肥えて軟らかくなっているのです。