山の自然

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ノーベル賞授賞式

2008年12月12日 | その他
2008年のノーベル賞授賞式が10日午後4時半(日本時間11日午前0時半)ストックホルムのコンサートホールで開催されました。

4人の日本人が同じ年に受賞するのは初めてで、日本の科学水準の高さが改めて認められました。

この授賞式のニュースを聞いて感じたことを一つ。

選考委員がスウェーデン語で受賞理由を説明した後のことでした。

何と、日本語で受賞理由を説明されたのです。

これは、「益川京都大学名誉教授が日本語しかしゃべれ無い」と言うことで、日本語で紹介されたと、テレビで解説されました。

益川京都大学名誉教授の「授賞式での挨拶は、日本語でする」と言われていた事を思い出しました。

普通なら、多少でも勉強してでも英語で挨拶をされると思うと思ったのですが、「日本語で通す」と聞いて、「さすが」と思い直しました。

自分の国の言葉で表現をする。

日本人らしく表現を行う。

初心貫徹、自分の考えを貫いて努力をすれば結果が出る。

業績ももちろんですが、益川京都大学名誉教授が英語がしゃべれないと言うことを考慮されての日本語での紹介だったと。

それだけ、日本人の業績を認め、敬意を示されたものと思いました。

周りにも影響されず、自分を通す姿勢を少しでも見習いたいと思った今日この頃です。