山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

いろいろあります

2014年03月05日 | まご


お内裏様にお姫様のほかに、こんなお姫様も。

まずは、右側。

吊るし雛です。

実は、今回まで知りませんでした。

娘が嫁いたところは隣の市なのですが、恥ずかしながらお初でした。

聞くと、昔は近所のおばあちゃん達が一つづつ手作りで、健康育つようにとお祝いに持って来てくれていたとの事でした。


インターネットで調べると、静岡県では「雛のつるし飾り」、福岡県では「さげもん」、 山形県では「傘福」と呼ばれ、親しまれているようです。

なんで、この地に伝わってきたのかは???

ちょっと、分かりませんでした。

それぞれの意味や・言われですが、例えば、

おくるみ人形
可愛い我が子を大切に包み、愛情豊かに育てていく・・・そんなあたたかな想いが込められ、赤ちゃんの幸せな将来を願って飾られます。

兎(うさぎ)
優しく素直で言い争いをしないけれど、赤い目に魔除けと護身(病気を退治できる)の霊力があり、「芯のある優しい人になれる」との言い伝えがあります。

犬(いぬ)
犬のお産が軽いことにあやかり、「子宝・安産・健康」に恵まれますように、との願いを込めて。また、子守り・厄除けにあやかれるともいわれます。

吊るし雛が始まったのは、江戸時代だそうです。

など。

みんなの想いをいっぱい詰め込んで作られたのが「つるしびな」なんですね。