山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

ライスハニー

2014年03月29日 | 食品・材料・料理
今年になり4人目の孫が誕生しました。

讃岐では、赤ちゃんが生まれると「米飴」を送る風習があるそうです。

昔から単なる甘いお菓子ではなく、母乳のでがよくなると、出産祝いにつかわれたり、咳止めや喘息などに重宝されてきました。

飴の歴史は古く、千年以上前から作られています。

日本で初めてお菓子に関する記述がされたのが、奈良時代、720年に完成した歴史 書「日本書紀」での飴の記述です。

日本書紀で飴は飴(たがね)と呼ばれており、貴重なものとして扱われていました。ここでいう飴とは米もやしを煎じて作られた米飴であると考えられてます。

飴は薬として伝来しました。

穀物やイモ類など、植物のデンプンを酵素で糖化して飴を作り、栄養価の高い食品として、また薬を練り混ぜる混和剤として用いられていたようです。

現在発売されているのど飴や花粉症対策の飴は、薬効をうたっており、本来の伝統的なあり方といえるかもしれません。


と言うことで、久しぶりに「米飴」を作ることにしました。

材料は、もち米と麦芽と水だけです。

材料がそろったところで、始まります。