山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

これからの稲作りは・・・

2015年10月20日 | 農業
山の師匠の田んぼでは、通年より少し遅くなりましたが、9月の下旬までには稲刈りが終わりました。

我が家の稲さん達、天候と置いてある位置(隣家の西側=東からの日差しが午前中は無いという場所)の関係で、日照不足の影響か稲刈りまでにはもう少しかかりそう。

毎年頑張ってくれていますが、今年は・・・。

穂の数も少ない感じが。


先日、ある方から思わぬプレゼントを頂きました。

絵本です。

絵本?

「稲と日本人」と言う絵本で、これを見た瞬間、「是非買って渡さないと。」と思って持って、来て下さいました。

「甲斐信枝 さく  佐藤洋一郎 監」お二人の方の力作でした。

中を見ると、お米の成り立ち・歴史から、品種や栽培方法まで中身はかなり濃いものとなっていました。

作者は、「人間と植物」の共生をテーマに絵本をつくりたいと思い、そのもっとも深いと思える日本人と稲について取材を始めてから十数年を費やし発刊にいたったそうです。

絵本を書くに当たり、色々な方々、場所を訪れ実際に見聞きし、それを時間かけて絵にしていかれたそうです。

この本は60ページ余りの本ですが、30ページにわたり絵が描かれています。

しかも、この絵は一枚一枚見て、聞いたものを想い巡らせた油絵でした。

農学博士である佐藤洋一郎先生の監修を受けながら、当時の様子を絵と文章で再現されています。

「稲の絵本に「野生稲」の登場は不可欠」と、その播種から成長の過程をつぶさに見てこられたそうです。

具体的な絵で描かれ、言葉を聞きながら見ていけば、良く分かると思います。


色々な思い中で最後に、書かれていました。

思えば、かつて日本で作られていた四千種類の在来種。
それは、お百姓さんたちが稲と生死を共にして
二千周百年の歳月をかけて、作り上げた稲です。
もしも、人間の力が及ばない大自然の力におそわれたら
科学だのみで作られている、わずか十種類くらいの日本の稲は、生き抜く事が出来るのでしょうか。

お米作りにはまってしまった私ですが、この本を見るにつけ、すっかり魅了されてしまいました。

この本は、お米に対する日本の心を、子どもたちにも届けてくれると思います。

若お母さんにも読んでいただき、こどもに、さらにそのこのこどもに稲作にまつわる日本の心や風景が伝わっていけばと思いました。