山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

お飾り作り

2008年12月16日 | ロハス
以前、お飾り作りをしたことがあったんですが、今年再度挑戦することになりました。

それは、このブログを書いていたお陰です。

私のブログを読んで「今も私の父親が作っています」とコメントを下さった方がおられました。

とにかくなんでも「やりたがりや」の私です。

厚かましくも、この年末に押しかけて行く事になりました。

自分が稲を作るようになり、お米を作ると、お味噌が欲しい、甘酒が欲しい等作っている作物から色々加工する技術を会得したいという思いが段々大きくなって何でもかんでも挑戦している状態です。

お正月の形は家々で色々ありますが、お飾りはまだまだ活躍しています。

でも、お飾り作りを行っている方は、高齢化が進み段々少なくなっています。

日本の伝統工芸の一つと思っているのですが、無くなって欲しくないなと思っています。

これは昔から日本で続いている伝統ですが、我々が次の世代に繋げていく必要があると思います。

お米作りもそうですが、若い方、町の方々が自分たちの必要とする量だけでも作ることにより、自給率もアップしますし、日本の伝統文化も多くの方に継承されていくと思います。

そうなれば嬉しいなと思っています。

お飾り作り、楽しみにしていま~す。



沢田の柿のさわちゃん

2008年12月15日 | 農業



わたし、この柿山に住んでいる沢田の柿の「さわちゃん」です。

先日、この柿山に多くの人たちが、私たち仲間を管理するために集まってくれました。

みんなで抽選をしながら自分達が管理する木を決めていました。

その時に私は家のお父さんに散髪してもらったの。

最初はね、お父さんが「ぱっちん」、「ぱっちん」と切っていってたの。

何も言わんでも、お父さんに任しとけばいつも気持ちよくしてくれるのよ。

そしたら周りの人が「どこをどう切ったらいいのか分からんのう~」

イケンメンのおじちゃんが代表で散髪を始めてくれました。

「ここを切ったら良いかな?」

「おお、そこ、そこ」

「今度はここでいいですか?」

「まえ、まえ」

「ここ?」

「まえ、まえ、まえじゃ!」

「これかな~?」

「こっちかな~?」

「そう、そう」

こうして、散髪をしてくれました。

あ~、気持ちよくなったわ。

すっきりした。

ちょっと、いつもより枝が多いかな?

でも、これでお正月が来ても大丈夫ね。

あっ、かゆい、かゆい。

あと体の虫を捕って~。

この、こぶの部分よ。

そう、そう。ゴシ、ゴシして削って中の虫さんを除けてね。

ほっておくと、来年になって病気になるの。

あ~、よかった。ありがとね。

みんな、来年のお彼岸までに仲間の散髪お願いね。

それとご褒美のご馳走(お礼肥と言うそうです)もね。

沢田の柿・育て隊 初回

2008年12月14日 | 農業
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天気にも恵まれ初日を迎えることが出来ました。

沢田の柿・育て隊の初日は、まずは選定の行い方を柿の木のオーナーの方に伝授して頂きました。

「パッチ」、「パッチ」と木って進んでいきます。

よく分かりません。

解説を入れながら、「パッチ」、「パッチ」と木っていかれます。

話を聞くと分かったつもりで、頭の中でシミュレーションを。

師匠の指示で代表者が、「パッチ」、「パッチ」なるほど。

次は?

師匠の指示で代表者が、「パッチ」、「パッチ」。「えっ」?

「違うが~」と思いながら感心しきり。

なかなか難しい作業のようです。

今まで作業を手伝ってこられた方でさえ、既に10年以上の経験が有るにもかかわらず「まだ、どこを切ったら良いか分からない」とのコメントが・・・。

沢田の柿・育て隊

2008年12月13日 | 農業
10月の終わりに現地説明会に出席しました。

山の中腹に多くの柿の木が植えてありました。

明治時代から長い間大事に育ててこられた柿の木の管理をさせて頂くことになったんです。

楽長と二人でオーナー木を4本管理することにしました。

もちろん共同で管理する木もありますが。

作業服を着て、タオルを首に巻き、長靴に履き替えハサミと鋸を持って、いざ出陣。

行ってきま~す。

ノーベル賞授賞式

2008年12月12日 | その他
2008年のノーベル賞授賞式が10日午後4時半(日本時間11日午前0時半)ストックホルムのコンサートホールで開催されました。

4人の日本人が同じ年に受賞するのは初めてで、日本の科学水準の高さが改めて認められました。

この授賞式のニュースを聞いて感じたことを一つ。

選考委員がスウェーデン語で受賞理由を説明した後のことでした。

何と、日本語で受賞理由を説明されたのです。

これは、「益川京都大学名誉教授が日本語しかしゃべれ無い」と言うことで、日本語で紹介されたと、テレビで解説されました。

益川京都大学名誉教授の「授賞式での挨拶は、日本語でする」と言われていた事を思い出しました。

普通なら、多少でも勉強してでも英語で挨拶をされると思うと思ったのですが、「日本語で通す」と聞いて、「さすが」と思い直しました。

自分の国の言葉で表現をする。

日本人らしく表現を行う。

初心貫徹、自分の考えを貫いて努力をすれば結果が出る。

業績ももちろんですが、益川京都大学名誉教授が英語がしゃべれないと言うことを考慮されての日本語での紹介だったと。

それだけ、日本人の業績を認め、敬意を示されたものと思いました。

周りにも影響されず、自分を通す姿勢を少しでも見習いたいと思った今日この頃です。

まごバカ

2008年12月11日 | まご
来年3才になる孫をよく見ていると最近思うことがあります。

行動的で、表情がいききとし、感情が凄く豊です。

先日も、家に帰ると来ていました。

そして、ビデオを見ながら「うぉ~」、「うぉ~」と大きな声をあげているんです。

何を言っているのかと思えば、画面を見ながら一人で感動しながら見ている?ようです。

「千と千尋」を見ていたんです。

ちょっと、見ている画面の説明を!

千尋が、梯子から降りて、配管の上に乗り移り、移動していたのですが、配管の一方がはずれその上を落ちないように走り始めた所だったのです。

それでは、画像を巻き戻して「スタート!」

「どうしたの?」と聞くと、「すごいよ~」、「すごいよ~」と指さしながら叫びます。

「どうなるの?」と聞くと、「はしるの、はしるの」と解説が始まります。

つぎの瞬間、「あっ、あぶない」、「わぁ~」、「わぁ~」と雄叫びをあげます。

助かった瞬間、「よかった~」、「すごいよ~」、「すごいよ~」と。

ビデオにしてもテレビにしても繰り返し、繰り返し見て、良く覚えているんです。

何度見ても同じように大きな声を上げながら叫び表情豊かに表現をしています。

当然声だけでなく、体一杯で。

これは、トンビが鷹を産み、鷹が鷹をいや、コンドル?を産んだようです。

将来は、何になるのかな?

ダンス?歌手?

鼻の下が、のび~~~る「じい」、「じい」でした。

おちがありました

2008年12月10日 | その他
携帯電話で悪戦苦闘の日々を過ごしています。

取扱説明書を読みあさりながら、設定に取り扱いにとなかなか進まないことにげんなり。

子供にお願いして電話番号だけ何とか移してもらいました。

神様、仏様状態です。

昨日は、意識がもうろうとしたなかで就寝。

朝、目が覚めると何と8時過ぎです。

「なんで!」

アラームに気がつかなかったのか?鳴らなかったのか?

よく見ると、電源切れでした。

「もう」と言いながら、電力注入。

電源を立ち上げると、「PINIコード」を聞いてきました。

「しまった」

子供から、「PINIコード」を聞いていなかったのです。

もう最悪。

仕事には遅れるは、携帯電話は使えないは、さんざんな朝でした。

「ふ~う」

難解

2008年12月09日 | その他
携帯電話を交換したことはお伝えしましたが、今度は使い方が分からなくなってしまいました。

厚さ1cm以上の取扱説明書。

とりあえず、電話のかけ方を。

次は、メールの送り方を。

そして、写真の取り方を。

読んででから、さあ実践。

番号順に操作をと思うと、子供が自分流にしているためにその画面が出てこない。

今度は、その画面を元に戻すために取扱説明を探します。

ところが、自分が思った「ことば」で出てこない。

あっちを見たり、こっちを見たり。

「ない、ない」どこにある~の~。

結局、取扱説明書を最初からめくることに。

今度は、何を探していたか分からなくなってきてしまいました。

目が見えないのに字は小さいし。

う~ん。も~う。

バトンタッチ

2008年12月08日 | その他
最近、携帯電話の調子が今ひとつだったんですが、ついにダウン。

電話を掛けると相手は出ているのですが、声が聞こえない。

相手は、「私の声は聞こえるけど、返事が返ってこない。」と。

その頻度が、段々増えてきました。

昨日、ついににっちもさっちもいかず、とうとう交換と相成ったわけです。

しかし、最近の携帯電話は高くなってしまい困ったもんです。

電話、メールと写真が撮れれば他の機能は不要な私です。

そこで思いたったのは、子供達です。

不要になった携帯電話を捜索。

ついに一台の携帯電話を発見し、強引に分けて頂きました。

これで当分は大丈夫です。感謝。感謝。

う~ん、さむ~い!

2008年12月07日 | 自然
ここのところ、街でも寒くなっていましたが、山の寒さは半端ではありませをでした。

昨夜は陽が落ちてからドンドン下がっていきました。

「これはやばい」と水道の元栓を締めてから床につきました。

目が覚めたら寒いこと、寒いこと。温度計を見るとなんと-1℃。室内がこうですから外は推して知るべしです。

室内と外部の温度差は5℃はあります。「えっ-6℃!」外は霜が降りて真っ白。

歩くと「バシッ、バシッ」と音がします。

でも、自然は強いですね。朝早くから鳥さん達声が響きます。

「さあ、今日も一日動くぞ~」

餅搗き杵

2008年12月06日 | ロハス
今日は、新しくできたリサイクルセンターへ出かけてきました。

安くて、良い出物を探しに・・・。

今回は、大正解でした。

楽長好みの小物、雑貨、日用品等・・・。

私はと言えば、ざーと一巡してちょっと奥にいくと、何と宝の山。

どれもこれも欲しくなってしまう物ばかり。

職人さんが工事で使う工具がぎっしり。

草刈り機の歯、野菜の種を播くときに使うパレットに鎌など、など。

また、お米を保管する米缶、味噌を造るときのミンサーと。

どれもこれも欲しいものだらけ。

買っていたらきりがないし・・・。

その時です。

この杵が目にとまりました。

先日、子供達と公民館でお餅つきをしたのですが、持って行った杵が少し大きく搗きにくそうだったのを思い出しました。

孫も「杵が孫を搗く」ような感じだったので。

早速、2本購入。

今年の餅つきでは、彼が一生懸命搗いてくれるでしょう。

さて、これから山に行って餅米を籾すりして餅つきの準備をしてきま~す。






ミミズ と言えば

2008年12月05日 | 農業


ミミズがいると土が良く肥えていると言われます。

確かにミミズは土を食べ、そこに含まれる有機物や微生物、小動物を消化吸収した上で粒状の糞として排泄します。

それによって、土壌形成の上では、特に植物の生育に適した団粒構造の形成に大きな役割を果たしています。

でも、それが困ることもあります。

この写真を見て下さい。

私が始めて借りて、田んぼを耕したときの写真です。

比較する物がないのでよく分からないと思いますが、大きいんです。

何がって?

ミミズさんです。

長さは40cm~50cm、太さは、なんと1.5cmくらい有りました。

最初は、穴が開いていて水漏れしたので何でか分かりませんでした。

そこらじゅうに、穴があいっているんです。

なにもんかわからず、村の人に聞くと、「ミミズ、ミミズ」と言われたのです。

でも、こんな大きなミミズが存在することすら思っていなかったので、もうびっくり。

穴をつぶし、水を入れたのですが、朝入れても夕方には空っぽ。

結局、2年間挑戦しましたが、とうとう断念しました。

今はまた、ミミズさんのマイホームになっています。

しかも、30坪くらいある大邸宅なんですよ。

ちなみに私の小屋は、9尺2間の6畳二間です。

栄養

2008年12月04日 | 農業
我が家の田んぼの肥料は、稲藁、籾殻、ヌカと草です。

脱穀した後の藁は、押し切り(包丁の刃を上にして藁をその上から切る機械)で7~8cmの大きさに切り播いてやります。

藁はなかなか腐りませんが、短く切り腐りやすくします。

畦や斜面に生えている草を時期、時期に刈り取り畦の広いところに集めておいておきます。

太陽のひざしや雨を受けながら、だんだんしおれ、発酵して腐っていきます。

それを、田んぼに播いてやります。

発酵した草も押し切りで切ったあと播きます。

草を置いていた跡は、土が出てくるとそこは穴だらけです。

穴は、小さいものと少し大きいものがありあす。

小さい穴は、「ミミズ」さんです。

大きい穴は、「モグラ」さんです。

土は、ミミズやモグラさん達によって耕され肥えています。

粘土質の土なので乾くと「カチ、カチ」になりますが、スコップを使用しないで、指だけでも掘っていけます。

土は、肥えて軟らかくなっているのです。



たべてくれるかな?

2008年12月03日 | 健康
おかあさん ねえ、ねえ、おとうさん。わたしたちがしぜんにおおきくした「にんじん」さんをこどもたちは、たべてくれるかなあ~。

おとうさん そうだね~、どうかな~。みんなにきいてみようか?

おかあさん それがいいよ。そうしようよ。

      みなさん、「にんじん」さんがすきなひと?

こどもたち あまりすきくないよ。

      ぼくたちが、たべている「にんじん」さんはこれだよ。

おかあさん わたしたちにくれるのかい?

      むしゃ、むしゃ。

      なんだい。「にんじん」さんのあじがないね。

おとうさん どれ、どれ。ほんとだ。

      さいきんのやさいは、やさいほんらいのあじがうすれているね。
     
      ばんにんむけにしているのかな?

      おじさんの「にんじん」さんをたべてみて?

こどもたち いいよ。むしゃ、むしゃ。あま~い。でも、なにかへん。においがあるね。
      
おとうさん これが、むかしからあるほんとうの「にんじん」さんのあじだよ。

こどもたち でも、おいしいよ。みんな、もっとたべようね。

      

我が家の雑煮自慢

2008年12月02日 | ロハス


今日は「よてみて放送局」が、岡山市の公民館にお邪魔しています。

特別中継でお送りします。

公民館では第三回目の「我が家の雑煮自慢」に山の神の(楽長)が参加しました。

会場では、沢山の女性達が早くから来場され、色々レシピを聞きながらの試食をされていました。

海老や牡蠣などの具材をたっぶり入れたお雑煮、歌舞伎の名門の家に伝わると言う雑煮もある中、我が山の神(楽長)が作った雑煮とは・・・。



どうです、美味しそうでしょう?

えっ、よく分からない?

一応私も試食させて頂きました。

美味しんですよ~。

でも、写真だけでは味が分からない?

それはそうですよね~。

分かりました。

レシピ、公開してもらいましょう。

楽長宜しくお願いします。

えっ、今忙しいから後で!

はい、はい。

山の神(楽長)は忙しそうなので、耕長に代わってもらって解説お願いします。


それでは、説明します。


材料 【お餅】角餅(耕長が手塩に掛けて大きくした餅米を杵で搗いたお餅です)
   【だし】昆布
   【味付】醤油
   【具材】大根・鶏肉・銀杏・青菜・キノコ類・柚子・さらしネギ

準備
   1.昆布を水から入れ弱火でしっかりだし汁を取ります。
   2.大根をおろし金ですっておきます。
   3.鶏肉は、好みで胸肉、もも肉を食べやすい大きさに切っておきます。
   4.銀杏は、殻をむいでおきます。
   5.青菜は、3cmぐらいに切っておきます。
   6.柚子は、皮をむぎ、薄切りにします。
   7.ネギは、白い部分を細切りにし、水にさらしておきます。

作り方
   1.だし汁に鶏肉、銀杏、キノコ類を入れます。
   2.おろし大根を入れます。
   3.火が通ったら醤油を入れ味を調えます。
   4.水で溶かした片栗を入れて混ぜたら出来上がり。
   5.お椀の中にお餅を入れ、みぞれ汁を注ぎます。
     さらしネギをおき、柚子の薄切りを添えます。


どうでしたか?

来年のお正月に是非一度おためし下さい。

やはり、写真が悪い?

味気ない写し方、横にお椀の端が、下はステンレスが・・・。


やはり、デジタルカメラの写し方の講座へ行っておけば良かった・・・。

ちなみに、他の方のお雑煮は、取材に行ったときには、全て無くなっていました。

もちろん、皆さんのお雑煮も美味しかったそうです。

今日の中継は、「よてみて放送局」の餅米の「ここちゃん」ががお伝えしました。

また、来年お会いしましょう。