山口二郎という政治学者、私には、小選挙区制導入の際に旗を振り続け、それを「政治改革」だと大声でしゃべっていたという記憶がもっとも鮮明である。
彼は、「政治改革」導入後、民主党を支える学者として動いてきた。しかし、中途から、民主党に時には「絶望」し、時には「叱咤」し、時には『週刊金曜日』や『世界』でいろいろ主張し、安保法案反対の行動に参加してきた。その意味では、自民党の支持者ではない。
しかし、だ。
私は、いちおう歴史を学ぶ者、どういう経過をたどって現在に至っているかを考えると、その淵源は小選挙区制にぶちあたる。小選挙区制が導入されていなかったら、大いに異なった政治状況が現出しているはずだ。
小選挙区制は、民主主義の敵である。なぜなら、多様な意見が存在している現代に於て、小選挙区制は多様な意見をなぎ倒していく制度だ。あるときは自民党、一時だけは民主党、そうした大政党だけが政権を掌握する。
山口は、その小選挙区制導入のある意味での「戦犯」である。私には、小選挙区制導入の後の時代が、ある程度予想できていた。自民党による悪政の推進である。だから反対した。政治学者の山口に、私と同様に先が見えていなかったとは思えない。それでも彼は突き進んだ。
小選挙区制のもとでの二大政党制は、似通ってくると、いわれていた。それは、小選挙区制導入前に言われていたことだ。今の野田を幹事長とする民進党が自民党に少しずつ似て来る、それも予想されていたことといえないか。
山口二郎、私は政治学者としての彼を、民主主義を破壊した張本人であるという認識をもつ。彼がまた何かほざいている。
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016092100001.html?iref=comtop_fbox_u07
彼は、「政治改革」導入後、民主党を支える学者として動いてきた。しかし、中途から、民主党に時には「絶望」し、時には「叱咤」し、時には『週刊金曜日』や『世界』でいろいろ主張し、安保法案反対の行動に参加してきた。その意味では、自民党の支持者ではない。
しかし、だ。
私は、いちおう歴史を学ぶ者、どういう経過をたどって現在に至っているかを考えると、その淵源は小選挙区制にぶちあたる。小選挙区制が導入されていなかったら、大いに異なった政治状況が現出しているはずだ。
小選挙区制は、民主主義の敵である。なぜなら、多様な意見が存在している現代に於て、小選挙区制は多様な意見をなぎ倒していく制度だ。あるときは自民党、一時だけは民主党、そうした大政党だけが政権を掌握する。
山口は、その小選挙区制導入のある意味での「戦犯」である。私には、小選挙区制導入の後の時代が、ある程度予想できていた。自民党による悪政の推進である。だから反対した。政治学者の山口に、私と同様に先が見えていなかったとは思えない。それでも彼は突き進んだ。
小選挙区制のもとでの二大政党制は、似通ってくると、いわれていた。それは、小選挙区制導入前に言われていたことだ。今の野田を幹事長とする民進党が自民党に少しずつ似て来る、それも予想されていたことといえないか。
山口二郎、私は政治学者としての彼を、民主主義を破壊した張本人であるという認識をもつ。彼がまた何かほざいている。
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2016092100001.html?iref=comtop_fbox_u07