今日の『東京新聞』、「本音のコラム」に、斉藤美奈子氏が「脱力の町長選」という文を書いている。
その町長選とは、愛媛県の伊方町長の選挙である。伊方町とは、四国電力の伊方原発があるところだ。中央構造線沿いにある、危険な原発である。
その町長選、町議全員が推薦する高門氏が、5451票を獲得して当選した。もちろん原発共存派である。ということは、町議も全員原発共存派であるということだ。対抗馬の共産党の西井氏は765票。高門氏の圧勝である。
当然、福島や浜岡などと同じように、多額の原発マネーが投入され、町民の殆どは、そうしたカネに群がっているのだろう。
私は、福島のような事故が起きたら、伊方町のほとんどの人々は補償を受けるべきではないと思うのだが、いかがだろうか。自らの投票活動の結果に、町民は責任を持つべきなのだ。
斉藤氏は、「原発に頼らない町づくり」を考えるべきと優等生的に書いているが、しかしほとんどの町村には原発はない。それでも、自立しようとがんばっている。
原発マネーに依存しているということは、それ相応の見返りを受けているということなのだ。福島の場合は、原発マネーに依存していても、政府や県、市町村、東電が安全を保障していたのだから、当然怒るべきである。
しかし、福島事故以降は、原発立地地域の人々は賢明な判断をすべきなのである。それをしないというのであれば、ある意味で自業自得ということばが投げつけられるのもやむを得ないのではないか。
その町長選とは、愛媛県の伊方町長の選挙である。伊方町とは、四国電力の伊方原発があるところだ。中央構造線沿いにある、危険な原発である。
その町長選、町議全員が推薦する高門氏が、5451票を獲得して当選した。もちろん原発共存派である。ということは、町議も全員原発共存派であるということだ。対抗馬の共産党の西井氏は765票。高門氏の圧勝である。
当然、福島や浜岡などと同じように、多額の原発マネーが投入され、町民の殆どは、そうしたカネに群がっているのだろう。
私は、福島のような事故が起きたら、伊方町のほとんどの人々は補償を受けるべきではないと思うのだが、いかがだろうか。自らの投票活動の結果に、町民は責任を持つべきなのだ。
斉藤氏は、「原発に頼らない町づくり」を考えるべきと優等生的に書いているが、しかしほとんどの町村には原発はない。それでも、自立しようとがんばっている。
原発マネーに依存しているということは、それ相応の見返りを受けているということなのだ。福島の場合は、原発マネーに依存していても、政府や県、市町村、東電が安全を保障していたのだから、当然怒るべきである。
しかし、福島事故以降は、原発立地地域の人々は賢明な判断をすべきなのである。それをしないというのであれば、ある意味で自業自得ということばが投げつけられるのもやむを得ないのではないか。