昨日『世界』11月号が届けられた。今月号もなかなかの力作がそろっている。もちろん全部を読んだわけではないが、いま脚光を浴びているイギリス在住のブレイディみかこさんと國分功一郎さんの対談はよかった。
社会民主主義の崩壊は、「労働者階級と進歩的なミドルクラスが分離してしまうこと」とブレンディさんはいう。なるほどと思いながらも、日本の場合は労働者階級の分裂・崩壊がその原因かなと思う。「連合」ができたことにより、労働者階級が統一したという主張もあるかもしれないが、「連合」の人々は、みずからを「労働者階級」とは自覚していない。おそらく、某社の社員という自覚である。某社の社員の人事異動により、労働組合の幹部もやり、また管理職にもなるのだ。だから、かれらにとって社会民主主義を是とする認識は、これっぽっちもないだろう。
ケンブリッジ・ユニバーシティ・プレスの辞書では、「左翼」の定義は、「富と力は社会のすべての部分で分配されるべきだと信じる政治的な集団」なんだそうだ。だとするならば、私は「左翼」だ。
ブレイディさんは、だからこそ「お金の問題が大事だ」と主張する。「社会はお金が基本です」だって。選挙でも、日本の「左翼」(?)は、原発とか憲法を争点にするけれども、「お金の問題」をもっと前面に打ち出すべきだと、私も思う。新潟県知事選も、「左翼」(?)陣営は、原発を前面に闘っている。だめだよ、それでは・・と言いたい。
ブレイディさんは、いいことを言う。
平等である理由が、みんな尊厳をもっているからなんだ。
一人一人の能力は不平等である。だから法律で平等にする。みんな平等になるから、みんな自由に社会のなかで行為できるようになる。平等こそ自由の条件である。
貧困は人権に対する罪であるということを、小学校の時からたたき込むんです。
ブレイディさんの本を読まなければ・・・・ということで、注文した。しかし読む時間はあるだろうか。
社会民主主義の崩壊は、「労働者階級と進歩的なミドルクラスが分離してしまうこと」とブレンディさんはいう。なるほどと思いながらも、日本の場合は労働者階級の分裂・崩壊がその原因かなと思う。「連合」ができたことにより、労働者階級が統一したという主張もあるかもしれないが、「連合」の人々は、みずからを「労働者階級」とは自覚していない。おそらく、某社の社員という自覚である。某社の社員の人事異動により、労働組合の幹部もやり、また管理職にもなるのだ。だから、かれらにとって社会民主主義を是とする認識は、これっぽっちもないだろう。
ケンブリッジ・ユニバーシティ・プレスの辞書では、「左翼」の定義は、「富と力は社会のすべての部分で分配されるべきだと信じる政治的な集団」なんだそうだ。だとするならば、私は「左翼」だ。
ブレイディさんは、だからこそ「お金の問題が大事だ」と主張する。「社会はお金が基本です」だって。選挙でも、日本の「左翼」(?)は、原発とか憲法を争点にするけれども、「お金の問題」をもっと前面に打ち出すべきだと、私も思う。新潟県知事選も、「左翼」(?)陣営は、原発を前面に闘っている。だめだよ、それでは・・と言いたい。
ブレイディさんは、いいことを言う。
平等である理由が、みんな尊厳をもっているからなんだ。
一人一人の能力は不平等である。だから法律で平等にする。みんな平等になるから、みんな自由に社会のなかで行為できるようになる。平等こそ自由の条件である。
貧困は人権に対する罪であるということを、小学校の時からたたき込むんです。
ブレイディさんの本を読まなければ・・・・ということで、注文した。しかし読む時間はあるだろうか。
今日は某百貨店の「お得意さま」を対象とした廉売会。私は決して「お得意さま」ではないのだが、友人に大「お得意さま」がいるので、その関係から招待状が送られてくる。
浜松市に一つしかない百貨店。浜松市街地に用事があって行くときは、地下の食料品だけ買う。その上には行ったことがないほどだ。もう買うものは、基本的にない。
ところが、春秋二度やるこの廉売会は、ブランド品がほぼ半額である。このときにしか、私は買わない。靴、財布、ベルト・・・などを購入する。
その後、浜松市立中央図書館に調べもので行った。自分の調べものではなく、「中ノ町を考える会」から依頼されたもの。9月の中旬に頼まれていたのだが、風邪のために今まで行けなかった。本当はまだ行きたくないのだが、11日に会合があるというので、それまでに調べなければならない。
帰りは、バスで帰ろうと、駅前のバスターミナルに行った。驚いた。とても、とてもうるさいのである。椋鳥のいくつもの大群が、バスターミナル周囲の植木の周辺を飛び回っている。
以前は、都市開発の波に乗って、中心部に住む人々が追い立てられていった。しかし近年は、高層マンションがたくさん建てられ、再び中心街に人々が集まっているように思えるが、生活の臭いはない。そのかわりに、椋鳥が生活臭をいっぱいにして駅周辺を飛び回っている。
しかしすごい数だ。とにかくうるさい。早くバスが来てくれないかと思った。いつもは帰宅するにはJRをつかうので、これほどひどいとは知らなかった。
私は、浜松市でも郊外に住んでいるが、とても静かである。中心部は、住むところではない。
浜松市に一つしかない百貨店。浜松市街地に用事があって行くときは、地下の食料品だけ買う。その上には行ったことがないほどだ。もう買うものは、基本的にない。
ところが、春秋二度やるこの廉売会は、ブランド品がほぼ半額である。このときにしか、私は買わない。靴、財布、ベルト・・・などを購入する。
その後、浜松市立中央図書館に調べもので行った。自分の調べものではなく、「中ノ町を考える会」から依頼されたもの。9月の中旬に頼まれていたのだが、風邪のために今まで行けなかった。本当はまだ行きたくないのだが、11日に会合があるというので、それまでに調べなければならない。
帰りは、バスで帰ろうと、駅前のバスターミナルに行った。驚いた。とても、とてもうるさいのである。椋鳥のいくつもの大群が、バスターミナル周囲の植木の周辺を飛び回っている。
以前は、都市開発の波に乗って、中心部に住む人々が追い立てられていった。しかし近年は、高層マンションがたくさん建てられ、再び中心街に人々が集まっているように思えるが、生活の臭いはない。そのかわりに、椋鳥が生活臭をいっぱいにして駅周辺を飛び回っている。
しかしすごい数だ。とにかくうるさい。早くバスが来てくれないかと思った。いつもは帰宅するにはJRをつかうので、これほどひどいとは知らなかった。
私は、浜松市でも郊外に住んでいるが、とても静かである。中心部は、住むところではない。