表題の反対運動についてまとめることとなり、粗い年表を作成した。まず元にしたのは、『沼津住民運動の歩み』(日本放送出版協会、1979年)である。これ以外にも、文献や資料を準備しつつあるが、問題は今なぜコンビナート反対運動なのか、その問題意識を鮮明にすることである。
『・・・歩み』を読んでいて思ったことは、県庁というのは住民にとって「敵」であるということだ。県庁職員は、権力を背景にして、県庁が計画した事業を成功させるために、なりふりかまわず行動する人種であるということを感じる。
某自治体の資料を読んでいても、県庁は国策を地域で推進する主体として存在しているとしかいいようがない。推進だけではなく、監視機関でもある。
そして県の計画を推進する別働隊が、自民党の県議団である。
そうした構図が、この反対運動ではっきりと見える。
沼津には何度も通ったことがあるが、もう一度反対運動が展開された「場」として見直す必要があるように思う。
またその運動が、現在の沼津市や三島市に、どう息づいているのかも検証する必要があるだろう。前途多難ではあるが、引き受けた以上は、全力でやり遂げようと思う。
『・・・歩み』を読んでいて思ったことは、県庁というのは住民にとって「敵」であるということだ。県庁職員は、権力を背景にして、県庁が計画した事業を成功させるために、なりふりかまわず行動する人種であるということを感じる。
某自治体の資料を読んでいても、県庁は国策を地域で推進する主体として存在しているとしかいいようがない。推進だけではなく、監視機関でもある。
そして県の計画を推進する別働隊が、自民党の県議団である。
そうした構図が、この反対運動ではっきりと見える。
沼津には何度も通ったことがあるが、もう一度反対運動が展開された「場」として見直す必要があるように思う。
またその運動が、現在の沼津市や三島市に、どう息づいているのかも検証する必要があるだろう。前途多難ではあるが、引き受けた以上は、全力でやり遂げようと思う。