浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

負担は国民に

2016-10-25 19:39:54 | その他
 産経新聞の記事に、「福島第1原発の廃炉費用は年数千億円 総額2兆円の想定を大幅に上回る」があった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000083-san-bus_all

 つくづく思うのは、こういう場合、負担はいつも国民にくる。

 たとえば銅鉱山。すでに廃鉱になっているが、一度掘削したところからは鉱毒が流れ出す。だから廃鉱になったあとでも、流れ出る鉱毒を管理し、鉱毒を沈殿させて、きれいになった水を川に流す。

 ではその作業はどこがやっているか。銅鉱を掘り出して儲けた企業かというとそうではない。国などがそうした作業を担う。

 東京電力が原発事故を起こす前、東電社員は高額の給与を得、株主は多額の配当金を得ていたはずだ。しかし、事故が起き、その処理に多額の費用がかかるとなると、国から税金が投入される。

 つまりもうけは企業に、損失の負担は国民に、というのが、日本国家の習いなのだ。

 それでも文句を言わないのが日本。ああ・・あ。
コメント
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