浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

暴力の予感

2016-10-24 21:58:29 | その他
 宇都宮での爆発。元自衛官の「自爆テロ」である。

 みずからの家庭のいざこざ、この世に生きつづけることを拒否した元自衛官が、自らを爆破した。しかし彼は、ひとりで自己完結的にそれをしなかった。

 おそらく自衛官時代に学び取った爆発物の製造技術をつかった、テロを行った。

 
 民族的、宗教的背景もなしに、個人のルサンチマンのはけ口として、テロを選び取る。

 暴力が、かく日常生活に入り込むその入り口に、私たちは際会しているように思う。もちろんそれは人為的な暴力である。

 そして、地震の頻発に見られるように、自然も暴力をふるっている。そして国家権力も・・・・・

 暴力が、そこにきている、そういう予感がする。

コメント
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