浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

役人の無責任

2016-10-01 09:07:54 | その他
 考えてみれば、大学を卒業するとき、役所に入ろうなんて思いもしなかった。どうせつまらない仕事をずっとし続けるのだろうと思い込んでいた。
 
 以下は、『中日』の記事。

 東京都が開設する豊洲市場(江東区)で土壌汚染対策の盛り土がされなかった問題で、小池百合子知事は三十日、建物下に地下空間を設ける案は担当部局内で明確な意思決定がないまま段階的に計画に反映され、設置を決めた責任者は特定できなかったとする内部調査報告書を公表した。報告書は組織の縦割りによる連携、情報共有の不足などの問題点を指摘したが、小池知事が解明を目指した「いつ、誰が、なぜ」の核心には迫れなかった。

 役人は、3~4年で部署が変わるから、おそらく責任感をもって仕事にあたることはない。ずっと前、静岡県史の仕事をしていたとき、県庁の職員に「これこれの統計を作成して欲しい」と依頼したことがあった。もちろん作成してくれなかった。そのときの答えは、「ボクがそれを作成すると後の人の仕事を増やすことになる」というものだった。

 そういう姿勢の人が役人になるのだろう。事なかれ主義、与えられた仕事を無難にやる、仕事を増やさない、省エネ的仕事主義、余分なことはしない、無責任主義・・・・

 だから、東京都の調査結果が上記のようになっても驚かない。何かを積極的にやっていこうという人は最初から役人なんかにならない。

 だから、地方自治体なんかも、市町村なら国や県からの指示事項は何とかやる。国や県は、放っておいても地方自治体は一応の仕事はしてくれる。上意下達がやんわりと貫かれるのだ。したがって、地方自治体に「自治」はない。上意に反抗したり、疑問を持ったりする人はいないのだから、日本は国から地方まで自然体として中央集権が貫かれる。「地域主権」なんていうことばがあるが、地方自治体の役人の心性にはそういうものはないのだから、とてもとても。

 

 
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声を失った日々

2016-10-01 09:07:18 | その他
 今朝起きたら、苦しくもなく声がでるようになった。とはいっても、声はまだ濁っている。9月13日に喉に違和感を覚えて、16日に喉の痛み、がらがら声、熱っぽいという状態になり、17日に内科医へ行った。喉はそんなに腫れていないといわれ、咳止め、喉の炎症を抑える薬、痰を切りやすくする薬を出してもらった。しかしその日から、体全体が苦しく、声が出なくなり、汗にまみれ、喉が痛い・・・という症状になった。医者に行っても、薬を飲んでも果たして効果があったのか。ひょっとしたら、薬が後発だったからか、と思った。

 症状に改善が見られないので、耳鼻咽喉科に行った。鼻からカメラを入れて喉をみてもらった。声帯がきちんとしまらない、喉に炎症が起きている・・・などのことから、内容的には内科の処方と同じような薬、それ以外に抗菌薬がだされた。

 26日に少し声が出るようになり、30日にもう一度耳鼻科へ。喉の炎症はないという。話さなければいずれ治りますといわれた。とはいえ、現在も喉には違和感がある。

 さてこの間、自分でもいろいろ購入した。水溶性アズレンうがい薬、水溶性アズレンのどスプレー、ボイスケアのど飴(のど飴は多種購入)、ビタミンとミネラルのサプリ。

 振り返って、いったいいつウィルスに感染したのか。10日は静岡、11日は名古屋に行った。すべて在来線を利用したが、とくに名古屋行きがまずかったのかもしれない。

 夏に風邪を引くなんて考えもしなかった。昨年購入した通販生活ののどスプレーもしまったままだったし、マスクなんかしていなかった。これからは季節を問わず、人混みの中に入るときはマスクをしようと思う。

 また私は平熱が36度ない。これもまたダメらしい。体温を上昇させることをしていかないといけない。低体温症は、外からの細菌やウイルスへの抵抗力が弱いのだ。

 今回ほどメールのありがたさを感じたことはない。声が出ないので電話は無理。しかしどうしても連絡しなければならないことがある。

 明日には、声ももとにもどるだろうと思う。

 各所から激励をいただいた。感謝申し上げます。
 
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