浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

作業所の困難

2018-08-18 08:00:36 | 政治
 『どんぐりの家』というマンガがあった。誰かに貸して今は手元にないが、子どもが障害をもって生まれたこと、両親がそれで苦しみ、家庭が崩壊しようとしていたとき、その子どもが全身で「生きたい」と主張したことから、両親もその子どもに教えられ、生活上の障害を乗り越えて、子どもの成長と共に両親も成長していくという感動的な話しであった。しかし学校を卒業した後、障害が重い場合、行くところがない。そこで親たちが力をあわせて作業所をつくって子どもたちの社会参加を獲得し、さらに成長を確保していく。

 そうした作業所が私の周辺にもある。「まつぼっくりの家」はパンを作っている。私もそのパン作りに参加したことがある。そしてそのパンを販売した。パン作りはなかなかたいへんな作業であるが、金銭的にはいくらにもならない。しかしそれでも、働くということは生きること、みずからを成長させる手段でもある。子どもたちは、といっても大人になっている人もいるが、必死に作業をこなす。

 また「みみの里」の会員にもなっている。

 もちろんそういうところには、国や自治体から手厚い援助がなされなければならない。いかなる人間もみずからの力を発揮しながら社会参加し、成長する權利がある。「生産性」がないからといって切り捨てることはいっさいあってはならないことだ。

 自由民主党など国会議員の中には、心ない発言をする者がいるが、もし自分が障害者であったなら、あるいは障害をもった子どもを育てていたなら・・・などと想像してみよう。そうした想像ができない議員ばかりを集めたのが自由民主党である。

 そういう政党が権力を握っているから、こうした作業所にひどい仕打ちをする。

 『東京新聞』記事。

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