浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

国民民主党の末路

2018-08-25 21:16:12 | 政治
 国民民主党という政党、自民党の補完政党へと直進していると思っていたら、さらにひどいことを主張している。

 
 先日、私の家のポストにチラシを入れている老人がいた。その老人は、すでに腰が曲がり、自転車の乗り降りもゆっくりとしていて、体も自由に動かないようだった。ポストの中を見たら、宣伝用のチラシ。もちろんそうした作業の対価を得ているはずだ。

 その老人がそうした労働をなぜしているのかは知らないが、私は、哀しみを覚えた。カネのためか、運動不足を補うためか・・・?その老人には、この仕事はあわないと思った。

 今日、国民民主党の玉木という政治家の記事を読んだ。国民民主党って、こういう人の政党なのかと思った。私の視野からこの政党は消さなければならない。

 国民民主党・玉木代表「高齢者就労のためには最低賃金以下でも働けるような労働法制の特例も必要」
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佐賀空港にオスプレイ

2018-08-25 21:01:10 | 政治
 札束を見せれば、何でもできる。

 佐賀県知事は、オスプレイ配備については、消極的だったと記憶している。

 『日刊ゲンダイ』は、「オスプレイ受け入れ 佐賀県知事の裏切りと国の“札束作戦”」という記事を流している。

 「裏切り」というか、そういう人だったのだ。

 そういえば、鹿児島県知事も、知事選の時には原発に否定的だったのに、すぐに転向。

 九州の知事は、変わり身が早いのかしらん。
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木庭顕『誰のために法は生まれたか』(朝日出版社)

2018-08-25 15:39:34 | 
 ローマ法の権威といってよいかどうかわからないが、東大名誉教授木庭彰氏の、おそらくもっともやさしい内容をもった本である。

 本を読んでいて、緻密でなかったり、よくわからない文意の箇所に差し掛かった時には、往々にして執筆している側にその責任を課す。ところが木庭氏の著作については、理解できない場合は、読む側に責任があるとおもってしまうほど、深い内容を秘めている。深い内容というのは、想像できないほどの学識ということだ。みずからにはそういう学識が備わっていないということを、はっきりと自覚させられる文が並ぶのが、木庭氏の著作である。

 おそらく本書は、氏にとってもっともやさしく記したものとなるのだろうが、しかしとはいえなかなか難解である。私は一度しか読んでいないが、もう一度読まなければならないと思う。それでないと、理解できたかどうか自信がない。

 したがって、ここにその内容を紹介するのは差し控える。もっと木庭氏の所説を理解できた時に紹介しよう。

 木庭氏のキーとなる概念は、「占有」であり、「政治」であり、「デモクラシー」であるが、その考察はギリシャ、そしてローマの社会とか政治とかそういうものにまで遡って論じているところに特徴がある。

 木庭氏の所説は、日本の現実の政治や社会への原理的な批判となっていることは理解できる。

 たとえば、政治というのは、「自由で独立の人が」、「「主張(結論)」と「論拠」の二段に分ける」議論を行うことによって物事を決める、ということなのであるとされるが、しかしいうまでもなく、日本の政治にはそういうレベルの議論が行われていない。とくに政権側が、議論を避け、野党の主張にまともに答えず、だらだらと長口舌をしてそれで時間を稼ぎ、最後は強行採決で決めてしまう。

 つまり日本には「議論」がない、政治がないということだ。

 木庭氏の本は、これもなかなか進まない。しかしそこには極めて豊かな学識が詰まっていて、読み進める中で、学識だけではなく、思考力も鍛えられるような気がする。

 木庭氏の本で、もっとも安価である。挑戦してみることをおすすめする。

 私はもう一度読み直そうと思う。

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産経新聞系のおかしな批評

2018-08-25 11:18:05 | メディア
 私は、テレビも見ないし、週刊誌も読まない。現在では、瑣末な情報に対しては鎖国状態である。そんなことよりも、本を読んでいるほうがずっとよい。

 さて、したがって、ローラという女性(もちろんテレビで見たことはある)が、アメリカで活躍していたなんてことも知らなかった。そのローラが、UNICEFに1000万円寄付したという。自分自身が稼いだカネを、こういうところに寄付するのはよいことだ。私も毎年、UNICEFと国境なき医師団に自分が寄付できるだけの、少額ではあるが送っている。少しでも、世界の人々が暮らしやすくなるように、という気持ちからだ。

 そういうことに、産経新聞系の記者が冷水を浴びせているという。

ローラのユニセフへの寄付を夕刊フジが「セレブ気取り」と攻撃!社会貢献の足を引っ張る産経メディアのゲス

 私はその記者の人間性を疑う。
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