政令指定都市・浜松市の区制、現行7区ある区を減らしたくて減らしたくて仕方がない鈴木修。市の職員を減らして人件費を下げ、そのどさくさに工場立地にカネを回させようとでも考えているのか、とにかく市政に口を出す。
以前から『中日新聞』は、鈴木修のお気に入り、だからこれに関する記事はこうなる。スズキ会長のお声を掲載するのだ。
この記事を読めばわかるように、鈴木康友市長はスズキ会長の傀儡だ。スズキ会長の言うことを聞くだけの市長。
浜松区再編「市長選で決着」 スズキ会長 現職を推す意向
浜松市の行政区再編を巡り、市議会特別委員会が結論を出せなかったことを受け、区再編を求めてきたスズキの鈴木修会長は二十八日、本紙の取材に「市長選で決着をつけるしかない。(市長は)一度出した案を引っ込めることはない」と述べ、二〇一九年四月に三期目の任期満了を迎える鈴木康友市長の四選を推す意向を示した。
鈴木市長は四選出馬を表明していないが、区再編を重点公約に掲げてきた。市議会の一八年度施政方針演説では「年度内の再編決定に向け、不退転の決意で取り組む」と表明している。
二十七日の特別委では、主要会派のうち三会派が賛成する姿勢を示したのに対し、市議会最大会派の自民党浜松が「時期尚早」と主張。意見を集約できず、市は十月から始める予定の意見公募が不可能になった。
鈴木会長は「自民党は時期尚早だと反対しているが、弊害があるのならしっかりと根拠を示すべきだ。決着をつけるため、自民党は(市長選で)対抗馬を出すべきだ」と強調した。市が提案した新三区案については「賛成している」と理解を示した。
新三区案は浜北区と天竜区を単独で残し、その他の五区を合区する。鈴木伸幸副市長は二十七日の特別委で、新三区案を最終案候補にしたい考えを示した。
区再編の実現を求めてきた浜松商工会議所の大須賀正孝会頭は二十八日、本紙の取材に「自民党は時期尚早というが、いつになったらやるのか。自分たちの選挙のためにやっているとしか思えない」と批判した。
(原一文、山田晃史、久下悠一郎)
大須賀会頭が「自分たちの選挙のためにやっている」とか吠えているが、君たち商工会議所の方が理念なき減区なんだよ。この点については、自民党市議団は正しい判断をしている。
『静岡新聞』はこういう記事。『中日新聞』は誰のために動いているのか!スズキのために『中日新聞』はあるのか!私がこう書くと、もと中日新聞記者の方、耳が痛いのでは?
行政区再編まとまらず、浜松市議会特別委 市、対応策模索
(2018/9/28 07:23)
浜松市の行政区再編を協議する市議会特別委員会は27日、市役所で開かれ、各会派の意見集約ができないとして議論を打ち切った。最大会派の自民党浜松が「時期尚早」として議論の継続を主張するなど平行線をたどり、区再編の最終案候補は示されなかった。市が10月以降に予定したパブリックコメント(意見公募)は不可能になり、議論は仕切り直しになった。市は新たな対応策を講じざるを得ない状況に追い込まれた。
市はこれまでに、現行7区を2~3区に再編する4種類の案を提示。このうち浜北、天竜の両区を残し、旧浜松市域を一つに合区する「新3区案」は、住民の要望を踏まえて今月新たに提案した。
自民は会派内に慎重、推進の両論があったとし、新3区案は人口の不均衡が生じると指摘。現行区をゼロベースで見直すなど議論を尽くすべきと主張した。これに対し、推進派の3会派は議会として結論を早急に出すべきと訴えたが、議論は平行線をたどった。
市は、単独区として存続を求める浜北区自治会連合会、住民サービスの低下を招かないよう求める北区自治会連合会から要望書を受けたことを報告。鈴木伸幸副市長は「新3区案を前提とした要望」と説明。最終案として意見集約するよう迫ったが、慎重派の理解が得られなかった。
会合後、鈴木副市長は、議会の了解を得られないままパブリックコメントは実施できないとし、「(来年2月に予定していた)再編の可否判断は困難」との見方を示した。ただ、「(区再編を)諦めていない。市長の任期中に何らかの方法でチャレンジできないか探りたい」と述べた。