浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

多様性

2019-06-05 05:44:43 | その他
 今日は曇である。昨晩は早く蒲団に入ったので、目が覚めるのが早かった。早朝はなかなかやかましい。鳥のさえずりがなかなか多いからだ。子どもの頃と比べて、そのさえずりは多様になっている。実際見る鳥の姿にも、子どもの頃には見かけなかった色を帯びた鳥が飛翔している。飼っていた鳥を放したりして、外国から取り寄せた鳥が野生化しているようだ。▲人間の生活時間帯も多様になっている。その多様性は、日本人よりも外国人のほうに見られる。うらのアパートには、フィリピンから来た若い女性が二人で住んでいる。彼女たちは夕方、迎えの車に乗ってどこかに去っていく。そして未明に帰ってくるようだ。睡眠はそのあとにとるようで、ゴミを出す日には、彼女たちは私にとっては真夜中に出している。ゴミ収集車が来る時には、おそらく眠っているからであろう。月曜日、トイレに起きた時に、ゴミ集積場の方から外国語の会話が聞こえてきた。▲その部屋の2階にはベトナム青年が二人住んでいる。会ったことはない。彼等の生活時間帯も、私とは異なる。どこかで深夜に働いているようだ。日曜日には、聞いたこともない音楽が流れてきたりする。▲近所には、ブラジル人男性と結婚した夫婦が住んでいる。その家の車からは、これもまた大音量のリズミカルな音が聞こえてくる。▲裏のアパートには、もう一軒、ブラジル人一家が住んでいる。子どもは中学生、父親は深夜労働、母親もどこかで働いている。また他にも、公立幼稚園に、孫を連れて行く女性を毎朝見かける。インド人のようだ。また中国人が近くのアパートに複数で住んでいて、変則的な時刻にわが家の脇を自転車で通る。▲このように、子どもの頃と比べると、住んでいる人も、鳥たちも多様となっている。日本に住む鳥も、そして人々も、さらに多様性を帯びるようになっていくことだろう。そして生活時間帯も。この変化は、もう止まらないだろう。外国人との共生を、もっと積極的に考えていかなければならない時期に来ている。
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