浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

学校での転落事故

2019-06-27 14:00:21 | その他
 しばしば報道される事故。校舎から子どもが転落するという事故が、実は多い。ときおり新聞やテレビで報じられるが、調べてみると案外こういう事故が起きている。▲まさか校舎から子どもが転落するなんて、予想もしていないのだろう、校舎には転落を防止する設備はなされていない。実際転落事故が起きたときに、窓に手すりをつけたりしているが、しかしそういう小手先の対策が行われても、転落事故は起きている。▲私はかつてこうした転落事故について調べたことがある。運悪く亡くなるケースもあった。その場合、転落したところはコンクリートであった。コンクリートに転落したときは死亡あるいは重傷である。静岡県では、屋根から落ちて半身不随になった高校生、校舎の窓の下に屋根のように少し出ているところがあるが、そこを掃除していた高校教員が落下して縁石に頭をぶつけて寝たきりになった事件があった。▲しかし無傷ないしは軽傷の場合もある。その場合は、転落したところが植え込み、あるいは芝生が敷き詰めてある花壇である。ということは、校舎の周りをそうした植え込みや花壇にしておけばよいということである。もちろん校舎の高さによって、その幅は考慮されなければならない。▲子どもの転落事故は起きる、だからそうした事故が起きてもよいように、校舎の周囲を植え込みや花壇にするべきなのだが、しかし校舎の建築基準にはそれはない。私は文科省や教育委員会が、子どもの安全を確保しようとしているのか疑問である。そういうところにいる人びとは、みずからの出世だけが関心事で、子どもの安全は二の次三の次なのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする