※ なかなか難しい文である。しかしこれを読んで分かったことは、アメリカも日本と同じように、検査態勢が十分でないことだ。韓国ではすばやい対応がとれたが、アメリカも遅れている。連邦政府やFDAなどの規制により対応できなかったようだ。検査がすばやく行われる態勢がとれるかどうか、それが流行を抑え込むことが出来るかどうかの分岐点であるように思う。日本やアメリカは遅れをとった。しかしアメリカはその遅れを取り戻そうとしている。はたして日本はどうか。最悪の感染症が流行するときに、最悪の政権が日本を支配している。そしてその最悪の政権に「非常事態宣言」という武器を与えてしまった、ああ！！
米国における最大のコロナウイルス大流行を解明する競争
ワシントン州の症例が急増しているため、ウイルス学者は24時間体制で症例を診断し、感染経路を明らかにし、治療方法を吟味している。
Rohit Shankarは、水曜日の午前2時にウイルス学研究所を去り、同日午前7時までに実験台に戻った。 「大丈夫、私はドーナツとコーヒーを飲んだ。」と彼は言う。
シアトルのワシントン大学の医学者シャンカーと彼の同僚は、ワシントン州西部の都市周辺におけるコロナウイルス疾患の確定症例数の大幅な増加に対応する準備をしている。 今週、彼らは地域の病院から集められた鼻と喉の綿棒の分析を始めた。 すでに、研究者は、ウイルスが検出された数よりはるかに多くの人々に感染しているという明確な兆候を見ている。
ワシントン州はCOVID-19の米国のグランドゼロになった。現在、それは世界90か国以上に広がり、その流行は新しい危険な段階にあると思われる。ワシントン州は緊急事態を宣言した、10人が亡くなっている。しかし、ワシントン州で確認された症例数70は、検査の欠如に起因する数字で、それは過小評価であると研究者は認識している。 2月29日にオンラインで公開されたゲノム解析は、ワシントン州西部の数百人がすでに感染している可能性があることを示唆している。 診断検査実施に適するラボの数を制限する連邦政府の規則により、米国でどの程度発生しているかを測定することを、科学者たちは妨げられている。 しかし、州の取扱件数が今週10から70に急増しており、現状は変化している。
数十人のウイルス学者とゲノム研究者は、新型コロナウィルスの流行に資源を投入するために研究課題を削除したり適合させることで、シアトルにおける研究を本格的に始動した。研究者は24時間体制で、この地域で何人の人がこの病気にかかっているかを調べている。 他の人たちは、ウイルスがどのように伝染するか、新しい治療法を開発するためにゲノムを分析している。 科学者たちは、これまでに2900人以上が新型コロナウィルスで亡くなった中国の湖北省の運命を、ワシントンが避けられるように競い合っている。 コロナウイルスは12月に省の武漢市に出現し、当局の最初の対応は遅かった。
「私たちは封じ込めのポイントを過ぎました」と、シアトルのワシントン大学医学部感染症の専門家であるヘレン・チュウは言う。 「だから今、私たちは脆弱な人々が病気にならないようにする必要があります。」
「午後10時ごろ食べることを思い出した。」と UW Medicineの臨床ウイルス学部長であるKeith Jeromeは、会議室のテーブルにある空のピザの箱を示しながら言った。 1月、彼のグループは、ウイルスのゲノム配列の断片を識別するWHOによって示されたPCR検査に迅速に適合させた。
しかし、新型コロナウィルス（COVID-19）が米国に到着したとき、彼のチームは、米国食品医薬品局（FDA）の規制（クリニックが依存する検査を確実に確かなものにするための）により、病気を持っている人からのサンプルを分析するという正確な検査ができなかった。 しかし、流行が始まったとき、研究者は手続きの速度にいらついた。 2月29日、FDAは特定の学術研究室に人々の病気を検査することができるようにすることを発表した。 Jeromeの研究室が開放された。
研究室は現在、病院と州がCOVID-19の症例を臨床的診断を支援している。 ジェロームは、高生産性の分子生物学器機を使い、現在、グループは1日あたり約1000個のサンプルを検査できると推定している。これは、保健省の研究所の約5倍である。 「だから、流行の初期にこのような研究室を持たないことは非常に問題です」とジェロームは言う。
現在、研究者たちは、1日4000サンプルに増やす計画を立てている。 ジェロームは、「大学の資金で設備を4倍にし、市内の他の研究室にPCRマシンを貸してもらい、さらに多くの研究者を動員すると言う。 「私たちは24時間体制のさまざまなシフトの計画を立てており、人々を疲労困憊させないようにしています」と彼は言う。
検査はまだ新しいため、研究室は公式的確認のために陽性サンプルを州のラボに送る。 その後州は、公式の米国の症例数を管理している米国疾病管理予防センター（CDC）に送る（※alertなんだけど適語がない）。
一方、Chuの研究室では、綿棒キットを含む箱が研究室の実験台とカートで不安定になっている。 先週遅く、彼女らのグループは新型コロナウィルスを鼻の綿棒から分析する許可をFDAとCDCから受けた。 州の公衆衛生対策の一部としてというより、科学的研究のためにである。 それでも、研究者はすぐに結果に基づいて行動する。 サンプルの検査結果が陽性の場合、保健部門に通知するのだ。
彼らのプロジェクトは、Chuが2018年以来共同運営している複数機関のシアトルインフルエンザ研究に由来している。その研究では、 風邪を引いたあるいはインフルエンザにかかったような症状の人の鼻を綿棒で採取し、それを研究室に送る、そこではそれに含まれているインフルエンザウイルスの遺伝情報の配列を決定する。 これらの遺伝情報の解析により、インフルエンザが家庭、ホームレスシェルター、オフィスパーク、コミュニティを通過する際にたどる道筋が明らかになる。
シアトルインフルエンザの研究が方針を変更すると、この負担の一定部分はすぐに緩和される。 今週、シアトルのビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は、この研究にさらに500万米ドルを提供すると発表した。 気分が悪くても、病院での治療を緊急に必要としない人は、研究ウェブサイトから綿棒キットを注文できるようになった。「1日で570検査出来るように増やし、数週間で1日に1000の検査ができるように希望しています」とUW MedicineのプロジェクトのゲノミストであるLea Starita氏は述べている。 彼女は研究室に参加する研究者を急いで探していて、さらに新しい道具を購入している。 「今週は何もしていなくても、お金を使っています」と彼女は言う。聞くところによると、彼女は39万ドルの試薬と設備をリストアップした。
ゲイツ財団でバイオテクノロジーソリューション作成の指揮をしているダンワッテンドルフは、ウィルスに感染する可能性ある病院に行く代わりに我慢できる病人は家にいてキットを注文できるようにしたいとしている。 そして、検査が陽性でもひどい気分にならない場合、自分自身を隔離することができると、ウッテンドルフ氏は言う。 これにより、流行の拡大を防ぐことができる。 「武漢のように都市を閉鎖するとは思わない、しかし、人々に感染させないようにするために、確実な隔離ができるでしょうか？」
綿棒キットがチュウの研究室に山積みになっている。今年インフルエンザ研究のために収集された2500以上のサンプルである。彼女は、それらのなかには新型コロナウイルスが含まれている可能性があり、これらのウイルスのゲノム解析により、シアトル周辺でそれらがどのように流通したかが明らかになる可能性がある。 しかし、増え続ける仕事量では、今分析する時間はない、という。 チューはまた、研究者がそれらに基づいた治療法を開発できることを期待し、COVID-19を持つ人々から抗体タンパク質を分離するための新たな取り組みに関与している。 そして彼女は、実験的な抗ウイルス薬のレムデシビルが病気を治療できるかどうかを確認するために、UW Medicineの臨床試験を主導している。 「1週間で登録を開始できると予想しています」と彼女は言う。
チューは、彼女が保留にている仕事に思いをもつことはしない。彼女は、もっとも緊急の課題を最優先するというトリアージモードの中にいる。「診断検査が増えていくと、これがシアトルのどこにでもいるとはっきるするでしょう。」という。シアトルの科学者たちは、生命と経済の（新型コロナウィルス）流行による
損失を和らげるように助力するし、それが他の州や国が従うべきモデルを提供できるかも知れない。ジェロームは、彼のウイルス学研究室がデング熱、マラリア、ジカ熱をどのように研究してきたかを述べる。しかしそれらはワシントンから遠いところで流行した。「私たちは第三者的な所にいて助けたが、それは抽象的だった」と彼は言う。 「以前は数週間かかっていた作業が数時間で完了する。 みんなさらに力をいれているのです」。
米国における最大のコロナウイルス大流行を解明する競争
ワシントン州の症例が急増しているため、ウイルス学者は24時間体制で症例を診断し、感染経路を明らかにし、治療方法を吟味している。
Rohit Shankarは、水曜日の午前2時にウイルス学研究所を去り、同日午前7時までに実験台に戻った。 「大丈夫、私はドーナツとコーヒーを飲んだ。」と彼は言う。
シアトルのワシントン大学の医学者シャンカーと彼の同僚は、ワシントン州西部の都市周辺におけるコロナウイルス疾患の確定症例数の大幅な増加に対応する準備をしている。 今週、彼らは地域の病院から集められた鼻と喉の綿棒の分析を始めた。 すでに、研究者は、ウイルスが検出された数よりはるかに多くの人々に感染しているという明確な兆候を見ている。
ワシントン州はCOVID-19の米国のグランドゼロになった。現在、それは世界90か国以上に広がり、その流行は新しい危険な段階にあると思われる。ワシントン州は緊急事態を宣言した、10人が亡くなっている。しかし、ワシントン州で確認された症例数70は、検査の欠如に起因する数字で、それは過小評価であると研究者は認識している。 2月29日にオンラインで公開されたゲノム解析は、ワシントン州西部の数百人がすでに感染している可能性があることを示唆している。 診断検査実施に適するラボの数を制限する連邦政府の規則により、米国でどの程度発生しているかを測定することを、科学者たちは妨げられている。 しかし、州の取扱件数が今週10から70に急増しており、現状は変化している。
数十人のウイルス学者とゲノム研究者は、新型コロナウィルスの流行に資源を投入するために研究課題を削除したり適合させることで、シアトルにおける研究を本格的に始動した。研究者は24時間体制で、この地域で何人の人がこの病気にかかっているかを調べている。 他の人たちは、ウイルスがどのように伝染するか、新しい治療法を開発するためにゲノムを分析している。 科学者たちは、これまでに2900人以上が新型コロナウィルスで亡くなった中国の湖北省の運命を、ワシントンが避けられるように競い合っている。 コロナウイルスは12月に省の武漢市に出現し、当局の最初の対応は遅かった。
「私たちは封じ込めのポイントを過ぎました」と、シアトルのワシントン大学医学部感染症の専門家であるヘレン・チュウは言う。 「だから今、私たちは脆弱な人々が病気にならないようにする必要があります。」
「午後10時ごろ食べることを思い出した。」と UW Medicineの臨床ウイルス学部長であるKeith Jeromeは、会議室のテーブルにある空のピザの箱を示しながら言った。 1月、彼のグループは、ウイルスのゲノム配列の断片を識別するWHOによって示されたPCR検査に迅速に適合させた。
しかし、新型コロナウィルス（COVID-19）が米国に到着したとき、彼のチームは、米国食品医薬品局（FDA）の規制（クリニックが依存する検査を確実に確かなものにするための）により、病気を持っている人からのサンプルを分析するという正確な検査ができなかった。 しかし、流行が始まったとき、研究者は手続きの速度にいらついた。 2月29日、FDAは特定の学術研究室に人々の病気を検査することができるようにすることを発表した。 Jeromeの研究室が開放された。
研究室は現在、病院と州がCOVID-19の症例を臨床的診断を支援している。 ジェロームは、高生産性の分子生物学器機を使い、現在、グループは1日あたり約1000個のサンプルを検査できると推定している。これは、保健省の研究所の約5倍である。 「だから、流行の初期にこのような研究室を持たないことは非常に問題です」とジェロームは言う。
現在、研究者たちは、1日4000サンプルに増やす計画を立てている。 ジェロームは、「大学の資金で設備を4倍にし、市内の他の研究室にPCRマシンを貸してもらい、さらに多くの研究者を動員すると言う。 「私たちは24時間体制のさまざまなシフトの計画を立てており、人々を疲労困憊させないようにしています」と彼は言う。
検査はまだ新しいため、研究室は公式的確認のために陽性サンプルを州のラボに送る。 その後州は、公式の米国の症例数を管理している米国疾病管理予防センター（CDC）に送る（※alertなんだけど適語がない）。
一方、Chuの研究室では、綿棒キットを含む箱が研究室の実験台とカートで不安定になっている。 先週遅く、彼女らのグループは新型コロナウィルスを鼻の綿棒から分析する許可をFDAとCDCから受けた。 州の公衆衛生対策の一部としてというより、科学的研究のためにである。 それでも、研究者はすぐに結果に基づいて行動する。 サンプルの検査結果が陽性の場合、保健部門に通知するのだ。
彼らのプロジェクトは、Chuが2018年以来共同運営している複数機関のシアトルインフルエンザ研究に由来している。その研究では、 風邪を引いたあるいはインフルエンザにかかったような症状の人の鼻を綿棒で採取し、それを研究室に送る、そこではそれに含まれているインフルエンザウイルスの遺伝情報の配列を決定する。 これらの遺伝情報の解析により、インフルエンザが家庭、ホームレスシェルター、オフィスパーク、コミュニティを通過する際にたどる道筋が明らかになる。
シアトルインフルエンザの研究が方針を変更すると、この負担の一定部分はすぐに緩和される。 今週、シアトルのビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は、この研究にさらに500万米ドルを提供すると発表した。 気分が悪くても、病院での治療を緊急に必要としない人は、研究ウェブサイトから綿棒キットを注文できるようになった。「1日で570検査出来るように増やし、数週間で1日に1000の検査ができるように希望しています」とUW MedicineのプロジェクトのゲノミストであるLea Starita氏は述べている。 彼女は研究室に参加する研究者を急いで探していて、さらに新しい道具を購入している。 「今週は何もしていなくても、お金を使っています」と彼女は言う。聞くところによると、彼女は39万ドルの試薬と設備をリストアップした。
ゲイツ財団でバイオテクノロジーソリューション作成の指揮をしているダンワッテンドルフは、ウィルスに感染する可能性ある病院に行く代わりに我慢できる病人は家にいてキットを注文できるようにしたいとしている。 そして、検査が陽性でもひどい気分にならない場合、自分自身を隔離することができると、ウッテンドルフ氏は言う。 これにより、流行の拡大を防ぐことができる。 「武漢のように都市を閉鎖するとは思わない、しかし、人々に感染させないようにするために、確実な隔離ができるでしょうか？」
綿棒キットがチュウの研究室に山積みになっている。今年インフルエンザ研究のために収集された2500以上のサンプルである。彼女は、それらのなかには新型コロナウイルスが含まれている可能性があり、これらのウイルスのゲノム解析により、シアトル周辺でそれらがどのように流通したかが明らかになる可能性がある。 しかし、増え続ける仕事量では、今分析する時間はない、という。 チューはまた、研究者がそれらに基づいた治療法を開発できることを期待し、COVID-19を持つ人々から抗体タンパク質を分離するための新たな取り組みに関与している。 そして彼女は、実験的な抗ウイルス薬のレムデシビルが病気を治療できるかどうかを確認するために、UW Medicineの臨床試験を主導している。 「1週間で登録を開始できると予想しています」と彼女は言う。
チューは、彼女が保留にている仕事に思いをもつことはしない。彼女は、もっとも緊急の課題を最優先するというトリアージモードの中にいる。「診断検査が増えていくと、これがシアトルのどこにでもいるとはっきるするでしょう。」という。シアトルの科学者たちは、生命と経済の（新型コロナウィルス）流行による
損失を和らげるように助力するし、それが他の州や国が従うべきモデルを提供できるかも知れない。ジェロームは、彼のウイルス学研究室がデング熱、マラリア、ジカ熱をどのように研究してきたかを述べる。しかしそれらはワシントンから遠いところで流行した。「私たちは第三者的な所にいて助けたが、それは抽象的だった」と彼は言う。 「以前は数週間かかっていた作業が数時間で完了する。 みんなさらに力をいれているのです」。
