ガーディアンの記事。
イギリスは、簡単な検査で新型コロナウィルスにかかったかどうか、その免疫ができているかどうかをチェックする fingerprick testを開発しているようだ。
それを伝える記事であるが、中途まで訳出した。
イギリスでは、コロナウイルスの在宅検査が何百万人もの人が利用できるようにする
公衆衛生当局(PHE)によれば、15分でできる在宅コロナウィルス検査を、数百万の人が利用できる。目抜き通りや自己隔離をしている人々のところにAmazonが検査キットを配達するということだ。それは封鎖前の日常を取り戻す動きとなる。
ピーコック教授(PHEの感染症対策主任)は、科学技術委員会のMPsに、「フィンガーピック検査が終わり、その評価がでるので、イギリスでは数日以内に大量の検査ができるようになる」と語った。政府はその後、検査はそんなに早くは利用できないだろうと、より慎重な路線を取った。
イギリス政府は、誰かがウイルスに感染しているが故に免疫があると考えられるかどうかを明らかにする350万個の検査を購入し、さらに数百万個もの検査を発注しているという。水曜日に行われた首相の記者会見で、政府の医療・科学アドバイザーは、検査が利用可能になる前に、検査が機能するかどうかを確認する必要があると述べた。
「私たちがすべき重要なことは、これらの検査が一般の人々が使用するのに十分な精度を持っているかどうかを評価することです。もしこれらの検査が信じられないほど正確であるなら、私たちはそれらの検査を公開するため、最も迅速な方法を考えます。もし正確でない場合は、どの検査も公表しません。」
この検査は、「私たちができることを完全に変えてしまう」と彼は言ったが、病院の患者のCovid-19診断に使用される抗原検査ほど重要ではないだろう。
ボリス・ジョンソンは「 抗体検査が可能になったら利用できるようにする。我々はできるだけ早くそれを行うだろう。我々は検査計画を 大幅に拡大しています」と語った。
妊娠検査に似ている在宅検査は、指を突き刺して微量の血液を採取し、それを装置で分析する。「数百万の検査キットが購入され、使用されています。これらは新製品です。我々は、それらが主張されるように働くかどうかを明確にする必要があります」とピーコックは言った。「それらは今週テストされ、大量の検査キットが到着したら、コミュニティに配布されます」
アマゾンは流通を行うことで合意しており、検査キットは薬局でも販売を開始することになっている。
数週間や数ヶ月ではなく、数日で利用できるようになるかと尋ねられたピーコック教授は、「はい、絶対に、もし検査に料金がかかるとしたら、それは最小限のものになるだろう」と彼女はいった。
10分から15分で結果が出るフィンガーピックテストが広く利用できるようになれば、大きな変革になるだろう。症状を持つNHSの医師や看護師は、Covid-19を持っていたかどうかをすぐに知ることができ、すぐに仕事に戻ることを可能にする。
イギリスは、簡単な検査で新型コロナウィルスにかかったかどうか、その免疫ができているかどうかをチェックする fingerprick testを開発しているようだ。
それを伝える記事であるが、中途まで訳出した。
イギリスでは、コロナウイルスの在宅検査が何百万人もの人が利用できるようにする
公衆衛生当局(PHE)によれば、15分でできる在宅コロナウィルス検査を、数百万の人が利用できる。目抜き通りや自己隔離をしている人々のところにAmazonが検査キットを配達するということだ。それは封鎖前の日常を取り戻す動きとなる。
ピーコック教授(PHEの感染症対策主任)は、科学技術委員会のMPsに、「フィンガーピック検査が終わり、その評価がでるので、イギリスでは数日以内に大量の検査ができるようになる」と語った。政府はその後、検査はそんなに早くは利用できないだろうと、より慎重な路線を取った。
イギリス政府は、誰かがウイルスに感染しているが故に免疫があると考えられるかどうかを明らかにする350万個の検査を購入し、さらに数百万個もの検査を発注しているという。水曜日に行われた首相の記者会見で、政府の医療・科学アドバイザーは、検査が利用可能になる前に、検査が機能するかどうかを確認する必要があると述べた。
「私たちがすべき重要なことは、これらの検査が一般の人々が使用するのに十分な精度を持っているかどうかを評価することです。もしこれらの検査が信じられないほど正確であるなら、私たちはそれらの検査を公開するため、最も迅速な方法を考えます。もし正確でない場合は、どの検査も公表しません。」
この検査は、「私たちができることを完全に変えてしまう」と彼は言ったが、病院の患者のCovid-19診断に使用される抗原検査ほど重要ではないだろう。
ボリス・ジョンソンは「 抗体検査が可能になったら利用できるようにする。我々はできるだけ早くそれを行うだろう。我々は検査計画を 大幅に拡大しています」と語った。
妊娠検査に似ている在宅検査は、指を突き刺して微量の血液を採取し、それを装置で分析する。「数百万の検査キットが購入され、使用されています。これらは新製品です。我々は、それらが主張されるように働くかどうかを明確にする必要があります」とピーコックは言った。「それらは今週テストされ、大量の検査キットが到着したら、コミュニティに配布されます」
アマゾンは流通を行うことで合意しており、検査キットは薬局でも販売を開始することになっている。
数週間や数ヶ月ではなく、数日で利用できるようになるかと尋ねられたピーコック教授は、「はい、絶対に、もし検査に料金がかかるとしたら、それは最小限のものになるだろう」と彼女はいった。
10分から15分で結果が出るフィンガーピックテストが広く利用できるようになれば、大きな変革になるだろう。症状を持つNHSの医師や看護師は、Covid-19を持っていたかどうかをすぐに知ることができ、すぐに仕事に戻ることを可能にする。
CNNのニュース。
96歳の女性が新型コロナウィルスから回復したといううれしいニュースだ。
A 96-year-old woman is now the oldest South Korean to fully recover from the coronavirus
韓国の96歳の女性が、新型コロナウイルスから完全に回復した国内最高齢の患者となった。この女性は、水曜日に清道郡により完全に回復したと宣言された。
清道郡は韓国でコロナウイルス感染者が最も集中している大邱に近い。この女性は3 月13 日に新型コロナウイルス感染者と診断され、浦項市(Pohang) の公的診療所で集中的な処置を受けた。
彼女は今、彼女の息子と住んでいる清道の自宅で自己検疫(自己隔離)の下にある。
96歳の女性が新型コロナウィルスから回復したといううれしいニュースだ。
A 96-year-old woman is now the oldest South Korean to fully recover from the coronavirus
韓国の96歳の女性が、新型コロナウイルスから完全に回復した国内最高齢の患者となった。この女性は、水曜日に清道郡により完全に回復したと宣言された。
清道郡は韓国でコロナウイルス感染者が最も集中している大邱に近い。この女性は3 月13 日に新型コロナウイルス感染者と診断され、浦項市(Pohang) の公的診療所で集中的な処置を受けた。
彼女は今、彼女の息子と住んでいる清道の自宅で自己検疫(自己隔離)の下にある。
著者は、「能力」、「態度」、「資質」という言葉に着目し、それを実体として認識し、その言葉が教育政策に一定の規定性を与えてきたと捉える。そしてその三つの言葉が、戦前からの日本の教育の特徴である「垂直的序列化」と「水平的画一化」が教育を支配し、それをめぐっていろいろな議論がなされてきたと考える。
私は教育史や教育学を学んできてはいないので、たいした感想しか書けないことをお断りしておく。
「垂直的序列化」と「水平的画一化」は、我が国の教育が抱える問題でもある。前者は学歴社会や競争社会などにつながり、後者は戦前の教育勅語にもとづく国家主義的教育へとつながる。
著者は、教育が抱える問題をなんとか解決しようという意欲のもとに教育史を検討し、提言する。
私は、まず言葉を実体として捉え、それが現実を規定するような思考はしない。やはり歴史的な客観的状況や為政者の意図などが教育政策に反映されてきたと捉える。もちろん著者もそういう面を否定しているわけではないが、「垂直的序列化」については「能力」という言葉の問題を重視しているように思えた。
日本の学校制度は、点取り競争を強いるシステムをもっている。それが教育をゆがめているという批判はずっとなされてきた。ではどう解決するか。著者は、戦前の複線型の学校制度に似たようなものを構想するようだが、私はそうは考えず、高校まで全入にしてそこでは全分野の基礎教育をなし、その後に職業教育など専門的なものを学ぶようにするシステムを考えている。
「態度」とか「資質」という言葉は、文科省や教育委員会が降ろしてくる文書に出てくるものだ。しかし私はこの「言葉」の意味することがよくわからない。ただ言えることは、それが為政者が望むような行動をすること、為政者が喜ぶような人間になること、それだけである。もしこの二つの言葉についてあれこれいうことがあっても、本質は変わらない。要するに為政者にとっての奴隷的存在になれということだ。
そういう教育を著者は「水平的画一化」というのだ。これについての著者の考えと私のそれとは合致する。「水平的画一化」は破壊されなければならぬ。
とりあえずこの本を読んだが、教育関係と離れている自分にとっては、なるほど、そういう方法で考えることもできるのか・・・というようなものであった。
私にとっては、第一章「日本の現状」がもっとも興味深かった。
私は教育史や教育学を学んできてはいないので、たいした感想しか書けないことをお断りしておく。
「垂直的序列化」と「水平的画一化」は、我が国の教育が抱える問題でもある。前者は学歴社会や競争社会などにつながり、後者は戦前の教育勅語にもとづく国家主義的教育へとつながる。
著者は、教育が抱える問題をなんとか解決しようという意欲のもとに教育史を検討し、提言する。
私は、まず言葉を実体として捉え、それが現実を規定するような思考はしない。やはり歴史的な客観的状況や為政者の意図などが教育政策に反映されてきたと捉える。もちろん著者もそういう面を否定しているわけではないが、「垂直的序列化」については「能力」という言葉の問題を重視しているように思えた。
日本の学校制度は、点取り競争を強いるシステムをもっている。それが教育をゆがめているという批判はずっとなされてきた。ではどう解決するか。著者は、戦前の複線型の学校制度に似たようなものを構想するようだが、私はそうは考えず、高校まで全入にしてそこでは全分野の基礎教育をなし、その後に職業教育など専門的なものを学ぶようにするシステムを考えている。
「態度」とか「資質」という言葉は、文科省や教育委員会が降ろしてくる文書に出てくるものだ。しかし私はこの「言葉」の意味することがよくわからない。ただ言えることは、それが為政者が望むような行動をすること、為政者が喜ぶような人間になること、それだけである。もしこの二つの言葉についてあれこれいうことがあっても、本質は変わらない。要するに為政者にとっての奴隷的存在になれということだ。
そういう教育を著者は「水平的画一化」というのだ。これについての著者の考えと私のそれとは合致する。「水平的画一化」は破壊されなければならぬ。
とりあえずこの本を読んだが、教育関係と離れている自分にとっては、なるほど、そういう方法で考えることもできるのか・・・というようなものであった。
私にとっては、第一章「日本の現状」がもっとも興味深かった。
毎日毎日、新型コロナウィルス感染者数などが報じられるが、しかし我が国には正確な数字はない。厚労省が公表しているが、その数も信じてよいのかどうか。
厚労省発表のデータをグラフ化している『東洋経済』のサイトがあるが、そのグラフ下の解説を読むと、厚労省の統計があやふやであり、都道府県別の公表基準も明確ではないということだ。
それほど日本は、この点でも、後進国なのだ。統計がきちんとわかる国が少なくとも先進国と呼べるのであって、安倍政権になってから統計も政権の都合のよいように変えていっているので、日本の現状を理解できる統計はないというのが現状である。
厚労省発表のデータをグラフ化している『東洋経済』のサイトがあるが、そのグラフ下の解説を読むと、厚労省の統計があやふやであり、都道府県別の公表基準も明確ではないということだ。
それほど日本は、この点でも、後進国なのだ。統計がきちんとわかる国が少なくとも先進国と呼べるのであって、安倍政権になってから統計も政権の都合のよいように変えていっているので、日本の現状を理解できる統計はないというのが現状である。
5年以上ボランティアで、歴史や時事問題を話す講座を引き受けてきた。今朝、その担当者ではない、おそらく上司の方から電話があり、その講座を中止するというのである。
今月は新型コロナウィルスの関係で中止となったが、担当者は今後もよろしくおねがいします、と言っていた。突然の変更である。
私はわかりました、と言って電話を切ったが、今までタダで、交通費も払われないまま、まったくボランティアで講師を引き受けてきたが、電話での中止連絡、あまりに失礼であった。
さすが浜松市の職員はやることが違う。
スマホに登録してあった電話番号を削除した。もうそこに行くことはないだろう。
今月は新型コロナウィルスの関係で中止となったが、担当者は今後もよろしくおねがいします、と言っていた。突然の変更である。
私はわかりました、と言って電話を切ったが、今までタダで、交通費も払われないまま、まったくボランティアで講師を引き受けてきたが、電話での中止連絡、あまりに失礼であった。
さすが浜松市の職員はやることが違う。
スマホに登録してあった電話番号を削除した。もうそこに行くことはないだろう。