症例

　新型コロナウィルス感染者、今日は東京で17人の新たな感染者が加わり、全国一の感染者数になったそうだ。

　都道府県別の感染者数、北海道を除いて、感染者が多いのは大都市である。東京、愛知、大阪、兵庫、神奈川、埼玉と続く。私が住む静岡県は3人、いずれも感染経路が明確で、それ以上拡大していない。それが続くことを願いたい。

　感染者がいかに苦しいか、イギリスの女性が集中治療室でそれを語っている動画を見たが、私は海外の新聞から、その苦しさを早くから知り、とにかく感染しないようにしようと思った。

　人から人への感染であるから、制圧するためには、人と人との接触を減らしていけば良いということになる。いなかに住んでいる場合はそれがあんがい簡単にできる。しかし都市部はそうはいかない。働いていれば満員電車でもそれに乗って通勤して、他人とどうしても接触しなければならない。

　今日、家人が所用で東京に行ってきたが、山手線はそんなに減っていなかった、外国人や老人が減っただけだ、また新幹線もいつもよりも空いてはいたが、そんなに減っていなかったと言っていた。

　ヨーロッパはパニックになっているが、日本では日常生活が、都市部でも、もちろん地方でもつづいている。

　ネットでニュース番組を見るが、危機感をもっていない人が案外多いと思った。新型コロナウィルスに関する報道が「過剰」であると思っている人が多いというアンケート結果もあった。もちろん、森友問題や広島選出の河井議員夫妻の選挙違反事件など報ずべきことはあるが、新型コロナウィルス問題は重要な事件である。

　私は新型コロナウィルスに関しては、様々な情報をかき集めている。それも緊迫感を持って、である。

追記

　ネットでテレビニュースを見ていたら、東京都民に危機意識がない、政府や自治体はもっと危機意識を持たせるような対策をとるべきだと言っていた。何を言うか、メディアはどうなのか。外国のメディアは、まさに危機提起状況の中で報道に従事している。日本のメディアは、今もっておめでたい報じ方をしているのではないか。政府も自治体も、そしてメディアも、責任を負いたくないので、曖昧な対応ばかりしているように思う。

　要するに、我が国では、ひとりひとりが自覚しないと生き抜いていくことすら難しい社会なのだ。政府や自治体、メディアもすべきことをしない、のである。


　

新型コロナウィルス感染は他人事ではない

新型コロナ “若くても重症化”３９歳女性の訴え

　日本は警戒感が薄れているように思う。新型コロナウィルスを制圧するために協力することが肝要だと、私は思う。

奴隷契約

　オリンピックなんかやるべきではなかったのだ。

　東京五輪の契約がクソすぎると話題に「大会中止の決定権はIOCのみ」「IOCに損害が生じた場合は開催都市が全額を負担」

和歌山方式こそ・・・

日本政府の指針に従わなかった勝利　　米紙が新型コロナ対策で「和歌山モデル」を絶賛

危機感がない日本

　どこで感染したかわからない症例が増えている。それほど、すでに日本では感染者が増えていると言うことだ。ところが、日本では検査をできるだけしないようにしているために、どれほど感染者がいるのか不明である。なぜそうしているのかというと、私は経済活動を停滞させないためではないかと考え始めた。もちろんオリンピックを中止させたくないという理由、国立感染症研究所がデータを独占するため、ということもあるだろうが、政府は各業界のために経済活動を麻痺させたくないと考えているのだろう。だから国民に警戒感をもたせないようにしているし、メディアもそれに協力している。
　日本だけが脳天気という状態である。

以下翻訳。

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　だが・・・・・BBCはこう報じている
Coronavirus: Pandemic is 'accelerating', WHO warns as cases pass 300,000

　パンデミックが加速している：症例が30万人を超えたとして警告している

　新型コロナウィルスが最初に報告されてから10万例に達するまでに67日、2回目の10万例は11日、3回目の10万例はわずか4日であった。
　しかし、WHOのテドロス事務局長は、「軌道を変える」ことはまだ可能であると述べた。彼は各国に、厳格な検査と接触追跡戦略を採用するよう促した。
　"最も重要なのは、私たちが何をするかということです。サッカーの試合は守備では勝てない。あなたも攻撃する必要があります」と、彼はサッカー選手をフィーチャーした「キック アウト コロナウイルス」キャンペーンを開始するため、FIFA 会長との共同記者会見に語った。
　テドロス 博士は、人々 に家にいるように求め、他の物理的な距離の措置は、ウイルスの拡散を遅らせるための重要な方法であると述べたが、それら "防衛策は、私たちが打ち克つためには役立たない" と説明した。
　「打ち克つためには、我々は攻撃的で標的を絞った戦術でウイルスを攻撃する必要があります。疑われるすべてのケースを検査し、分離し、確認されたすべての症例を看護し、すべての濃厚接触者を追跡して隔離する。」

　テドロス博士は、十分な個人用感染防護用具不足の結果であると思われる、医療従事者間で多数の感染者が出ているという世界各地からの報告に警鐘を鳴らした。

　「医療従事者は、安全に仕事ができて初めて効果的に仕事ができる」と彼は警告した。「たとえ私たちが他のすべてのことを正しく行っていたとしても、もし私たちが医療従事者の保護を優先しなければ、命を救えたかもしれない多くの人が死んでしまうだろう」と彼は警告した。

　氏は、WHOはパートナーと協力して防護用具の使用に優先順位をつけ、世界的な防護用具の不足に対処してきたと述べた。しかし、氏は「ウィルスの拡散を遅らせるために行われている対策は、必要不可欠な防護服やそれを作るために必要な材料の不足を悪化させるという意図しない結果をもたらす可能性がある」と指摘した。　
　WHOのチーフは、「世界レベルでの政治的な関与と政治的な調整」を求め、今週、G20諸国のリーダーたちに、防護用具の生産量を増やし、輸出禁止を回避し、必要性に応じた公平な配分を確保するために協力するよう要請すると述べた。

　英国のボリス・ジョンソン首相は月曜日の夜、「人々が自宅を離れることが許されるのは、非常に限られた目的のためだけである」と発表した。基本的な必需品のための買い物、1日に一定の運動をすること、任意の医療上の必要性を満たすこと、または自宅で働くことが不可能な場合には、仕事に行くことが含まれる。　
　英国での死亡者数は月曜日に335人に増加した。

　世界で最も被害の大きいイタリアでは、当局によると、過去２４時間で６０２人が新型コロナウィルスにより亡くなり、死者の総数は６０７７人となった。しかし、毎日の増加は木曜日以来の最小のものであり、政府による厳しい制限が効果を持ち始めているという希望を高めている。
　しかし、スペインは死者数が４６２人増えて２１８２人となり、２７％増加したと発表した。

　フランスは新たに186人の死者を報告し、その合計は860人となった。政府は、火曜日から封鎖を強化し、ほとんどの野外の市場を閉鎖した。　

　一方、IOCのメンバー＝ ディック・パウンドは、2020 年東京オリンピックはコロナウイルスのために 1 年間延期される、と。しかし、IOC はまだ正式にゲームの将来についての決定を発表していない。IOCは大会の行方を決定するため4週間の猶予を与えられているが、オーストラリアとカナダは今夏の日本大会には出場しないとし、イギリスはチームを派遣できる可能性は低いとしている。