昨日の『東京新聞』の記事、見出しは「第5波 重症者ゼロの墨田区」。墨田区は「重症者、死者ともにゼロ」であったそうだ。なぜか。
保健所の人員を増やし、抗体カクテ療法により重症化を防ぎ、地域の病院との連携を図った結果である。
そして『日本経済新聞』は、「コロナ対応、優等生に学べ 和歌山は感染者「全員入院」」という記事を載せ、都道府県の比較を行った。
それによる順位は、福井、山口、島根、和歌山、長崎、鳥取、徳島、新潟、秋田、石川、佐賀の順である。
私の住む静岡県は、37位である。それ以下は、栃木、東京、愛知、沖縄、大阪、京都、神奈川、埼玉、千葉である。
どこに住んでいるかによって、生死が左右されるということである。なぜそうなるかというと、自民党・公明党政権と厚労省が有効な施策を採用しなかったということだ。たとえば墨田区や和歌山県などの施策を全国化していれば、亡くなる人は大幅に減っただろう。
コロナでの死は、無為無策の自民党・公明党政権による「死」の強制であったといえるのではないか。