長崎の平和記念式典にイスラエルが招待されなかったことに関わってのいろいろな事実が報じられてきた。
イスラエルが招待されなかったことに抗議して、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、オーストラリア、カナダの駐日大使が参加しなかったこと、7月19日には、日本を除くG7の主要7か国とEU(ヨーロッパ連合)の駐日大使が連名で、長崎市長に対して『式典にイスラエルを招かないことはロシアなどと同列に扱うようなものだ』として、招待するよう呼びかけたそうだ。
参加しなかった6カ国をみて、白人帝国主義の過去の幻影を見る思いだ。彼らは非白人が住む地域に侵略して、乱暴狼藉を働いた。虐殺、植民地支配、奴隷貿易・・・・。パレスチナに対するイスラエルの蛮行と、よく似た行為をかつては行っていた。パレスチナ人に対するジェノサイドを、彼らは許容できるのだ。それが恐ろしい。彼らはまた非白人に対して同じことを行うだろう。日本人は、もちろん非白人であることを自覚すべきである。
長崎の平和記念式典での鈴木市長の「平和宣言」はなかなかよいものだ。