浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

片山さつきという人

2018-10-26 18:08:39 | 政治
 私は、この人は選挙ポスターを見たときから、偽る人だと思っている。若い頃の写真を使って、現在とは似ても似つかない撰挙ポスターをつくっていた。

 今でも自分はキレイだと思っているのだろうか、なかなか厚化粧で、つけまつげなんかやっているようだ。

 大臣となってから、週刊文春、週刊新潮で、口利き疑惑などが明らかになったが、今度は祭りの寄付

 これらの疑惑に、すべて全面否定。証拠があっても、とにかく全面否定。
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近時片々と本

2018-10-26 15:17:54 | 
 9月20日くらいから体調を崩し、よくなったと思うと悪くなる。最初は風邪だった。治ったと思ったら、喉に痰があるようなないような。そして時々変な咳をする。それが続いていた。

 火曜日、耳鼻咽喉科に行き、鼻からカメラを入れて喉の奥まで診てもらった。異常なし。翌水曜日、今度は内科に行った。症状を話し、気管支の薬を処方してもらった。これが高額であった。「シムブコート タービュヘイラー」という。口から気管支に薬を吸入するのだ。これを含めて、アレルギー性鼻炎などの薬代が3800円。ということは一万円くらい。

 この吸入を始めて調子がよい。まだ喉のあたりの違和感はあり、また咳も少しは出るが、体が軽くなった。

 となると、畑。体調不良のため、あまり行っていなかったから、厖大な作業が残っている。サツマイモの収穫、レタス、キャベツ、白菜、ほうれんそう、大根その他の種まき、苗の植え付け、これは季節ものだから、今ごろを逃すと収穫できなくなる。それにそれらを植えるところをつくらねばならない。

 昨日午後2時間半、ひたすら畑で体を動かし続けた。午後は締め切りのある仕事をして郵便局に。書留で送る。今日は午前中3時間強。明日は雨だそうだ。できるかぎりの作業をしてきた。
 今は疲労困憊。昼食もふかしたサツマイモを食べておしまい。つくる気力も無いのだ。

 その間、一冊の本を読み終えた。近藤康太郎の『おいしい資本主義』(河出書房新社)である。この人の名は、『Journalism』10月号で初めて読んだ。「アロハで田植えの記者が伝えるそれでも新聞であがく理由」という題、リズミカルで小気味よい文体で、面白おかしく書いていく。背後に流れる批判精神、そしていろいろな本を読んで蓄積された知性、批判精神と知性は別に表に出ているわけではない、読んでいればわかる、つまり隠されている。

 この人は東京出身で、朝日新聞社に入っても田舎暮らしがない。50歳を過ぎて九州の諫早支局へと、望んで転勤。ふつうはこの年齢だと東京本社で編集委員んなのだろうが、彼は農業をするために諫早へ。

 諫早での米作りの体験を書いたのがこの本である。「おいしい資本主義」という本のタイトルと米作りとがどうつながるのか、そこには彼の現代資本主義に対する疑問、批判がある。

 今彼は、大分県日田支局長、ここでも米作りをしているのだろうか。

 朝日新聞社で検索したら、最近の記事は、アレサ・フランクリンの「惜別」。末尾がよい。

アレサ・フランクリンは、

 よく公民権運動や女性解放運動に結びつけて語られるが、かつてこう話していた。「街にいるふつうの人、ビジネスマン、母親、消防士、学校の先生、すべての人へのリスペクトが必要なんです」
 リスペクトとは、他人の世界観に立ってみること。自分の牢固な視点を変えること。つまり、カバーすること。
 自分を、自由にすることだ。(近藤康太郎)


 私も退職後農業をしているから、『おいしい資本主義』、読んでいてよくわかる。農業も、リスペクトできる仕事なのだ。あんがいたいへんな仕事なのに、やらされているという気持ちはない。私は、汗みどろになる作業を自主的に、喜んでやっている。

 しばらくいかないと心配になるし、作業をしていていろいろな動物、蛙、ヘビ、クモ、ミミズ・・と会話するのがよい。この前も落花生を掘っていたら、背後にカラスが。私に分け前をくれよと言っていた。今日は、掘り返したら蛙が跳び出て来た。安眠を妨害するな、だって。

 私も、これらの動物も、自然に生かされている、そういう気持ちになる。

 
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安田純平さんの帰国

2018-10-25 21:15:49 | その他
 また安田さんがシリア取材に入って武装勢力に拉致監禁され、苦難の日々を送り、やっと解放されて帰国できる、ということを喜ばないで、安田さんに対して犯罪者呼ばわりをする人たちがいる。情けない人びとだ。

 「安田さんの帰国、喜び合える社会を」 新聞労連が声明

 新聞労連が言うとおり、「喜び合おう」よ、安田さんの家族とともに!

安田純平さんに高須克弥らネトウヨたちがまた自己責任論バッシング! 人質バッシングのルーツは安倍首相
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「ネトウヨ」のつながりは商売?

2018-10-25 19:58:54 | その他

「杉田水脈は別におかしい事言ってないんだよ」と毎日呟き続けるツイッターアカウントたちの怪
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思考のフィルター

2018-10-25 09:49:37 | 社会
 ネトウヨのブログを読んでいて、弁護士に懲戒請求しようと文書を送る。請求事由がわかっていなくても送ってしまう人々がたくさんいる。読むという行為と、請求書を送るという行為は、同じ行為であっても質が異なると思う。読み、何も理解していなくても、行動にでてしまうという人、思考の回路がないような人が増えているのかもしれない。

 立ち止まって考える、またそこに記されていることが事実であるかどうか確かめる、そういう作業を全く経ずに行動へと直結する。

 大量懲戒請求 賛同した女性「洗脳状態だった」
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【本】初沢亜利『隣人 38度線の北』、『隣人、それから』(徳間書店)

2018-10-25 08:39:19 | 
 写真集である。38度線の北、すなわち北朝鮮の人々の姿をシャッターで切りとった写真が並ぶ。日本の人々に日常の生活があるように、北朝鮮に生きる人々にも日常がある。当たり前のことだが、安倍政権が北朝鮮敵視政策をとり、またメディアに関係する人々が同じような声をあげるために、あたかも北朝鮮には別の種の人間が住んでるかのように見える。

 しかしそんなことはない、私たちとおなじよう人間であることを、この写真集は示している。

 写真家の初沢にへんな先入観もなく、素直に北朝鮮の日常生活を切りとっている。庶民への温かい愛情といったものがある。だからこそ、北朝鮮の人々も初沢のカメラに目を向けるのだろう。

 それぞれにつけられた初沢の文章が、またよい。『隣人、それから』に「もはや北朝鮮が危機なのではない。我々の認識こそが危機なのである」はその通りであると言いたい。日本の庶民は、国家というフィルターを通さずに、北朝鮮の庶民の姿を見るべきである。そこには、私たちと同じような庶民がいることを、当然発見するはずだ。
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安田さん、無事帰国へ

2018-10-25 08:02:29 | その他
 安田純平さん、帰国とのこと。奥さまの発言などを聞いていると、「自己責任」ということばを何度も使っていた。こういう事態がおきると、「自己責任・・・」という非難の合唱が起きるからだ。

 こういうたいへんな事態が起きれば、救出するのが当然である。ジャーナリストが危険であることがわかっていても、そういう地帯に入りこみ、そこでの事実を報じることはとても意義あることだ。

安田純平さん妻生出演「韓国人だ」のワケと、隠されたメッセージ

 ともあれ、解放され帰国することを、素直に喜びたい。
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ひどい話しだ

2018-10-24 20:40:39 | その他
 東京医科大学の入試不正は許せない。よくもこのような悪事を働いたものだ。他の医科大学も同様のことをしている可能性があるから、医大を目ざす女性たちの怒りはマックスになっていることだろう。

女子合格者、本来の半数 東京医大82→43人 第三者委調査
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杉田水脈の無反省

2018-10-24 18:33:49 | 政治
 こういう人が国会議員。安倍晋三が推挙した人、

「LGBTは性的嗜好で支援不要、生産性がない」の杉田水脈議員、批判を「誤解」と責任転嫁
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安田純平さん、解放か?

2018-10-24 00:01:53 | 政治
 もし事実なら、よかった。

シリアで不明の安田純平さん解放か 菅官房長官が発表
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Twitter

2018-10-23 22:03:20 | その他
 最近、『東京新聞』の望月さんや参議院議員の有田さんらのTwitterを見るようになった。まあよく投稿しているなあと感心した。私はそこまでやるつもりはない。

 歴史学者のTwitterも時々見ているが、こちらは自己顕示が強く、時事問題への関心がそんなに強くはない。

 Oldの学者は時事問題への関心が高く、今も手紙などで時事問題についてやりとりしているが、相対的にYoungの学者は、自分の研究のことで精一杯のようだ。どうせなら自分の研究内容を記してくれればよいのだが、そういうことよりも自分のことを顕示することに忙しいようだ。

 最近、人々に過激で攻撃的なことを書き散らしているネトウヨ諸氏の素性がわかったからということで訴訟を準備しているとのこと。

 そういう人々は、中年世代だという

 なぜ中年世代の方々が、通常使用していない乱雑なことばをつかうのだろうか。不思議である。

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これが「意図的」でないだって?

2018-10-23 18:41:47 | 政治

「意図的」認めず 省庁水増し検証委 「障害者」算入当事者に聞き取りなく

 「検証委のメンバーは、元福岡高検検事長で弁護士の松井巌(がん)委員長ら五人の有識者。」だって。委員長が、権力側の人間だから、厳しい検証なんかするわけないよ。お仲間だもん。
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『東京新聞』社説

2018-10-23 18:39:47 | メディア
 以下、10月21日の『東京新聞』社説。
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明治150年に考える 来た道をたどらぬよう

2018年10月21日


 明治元(一八六八)年から数えて今年は百五十年。政府はさまざまな行事で祝います。明治とはどんな時代だったか。歴史の美化を離れて考えます。

 汽車や西洋風の赤れんが建物…。上流階級が舞踏会を楽しんだ鹿鳴館もありました。明治には目をみはる変化がありました。

 西洋の思想や文学、科学も入ってきます。それを理解するために和製漢語が生まれました。

 「交響曲」「空想」「詩情」などは森鴎外が。「不可能」「経済」「価値」「無意識」などは夏目漱石が造語したそうです。「芸術」「科学」「知識」などは哲学者の西周(あまね)が考案したとも…(作家・半藤一利氏の著作による)。
◆松陰の帝国主義とは

 何とも「文明開化」の明るい雰囲気が感じられませんか?

 別の一面もあります。「富国強兵」のスローガンに駆り立てられ、国内外に無数の犠牲者を生んだ時代です。日本史で「近代」とは、明治維新から一九四五年、太平洋戦争の敗戦までとされます。血みどろの時代でした。

 <急いで軍備をなし、隙に乗じてカムチャツカ半島やオホーツクの島々を奪い、琉球にも幕府に参勤させるべきである。朝鮮を攻めて、北は満州の地を割き、南は台湾やフィリピン諸島を手に入れよう。進取の勢いを示すべし>

 幕末にこんな趣旨の文章を残した人がいます。長州(山口)の思想家・吉田松陰です。「幽囚録」(講談社学術文庫)に書かれています。

 軍事力で他国の領土や資源を奪う帝国主義の思想そのものです。実際に朝鮮や台湾は、日本の植民地になりました。中国東北部の満州には日本の傀儡(かいらい)国家「満州国」をつくっています。

 まるで松陰が描いた“戦略図”は、近代日本の戦争の歴史そのものではありませんか。
◆統帥権で軍が暴走した

 カムチャツカ半島はなくとも、樺太の南半分は手に入れ、フィリピンも太平洋戦争のときは日本軍が占領していました。

 確かに江戸末期はアジア諸国が西欧列強に蚕食され、植民地になった時代です。その中で松陰は共存共栄の道ではなく、アジア争奪戦に加わらないと日本が滅んでしまうと考えていたのです。

 ひょっとして長州の志士たちに「幽囚録」の一節も埋め込まれていたのでしょうか。あくまで仮説ですが、松陰の帝国主義的な思想が彼らに受け継がれていたとすれば、対外戦争の歴史を説明することにはなります。

 例えば明治政府の軍を握っていたのは長州閥の山県有朋です。「松陰の最後の門下生」と自ら語りました。徴兵制をつくったのも山県、参謀本部の設置や軍人勅諭の制定も山県です。「日本軍閥の祖」と呼ばれ、枢密院議長を三回、首相を二回歴任しました。軍備拡張を推し進めました。

 同じ長州閥の伊藤博文がつくった明治憲法には「天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス」との条文がありました。統帥権の独立は、軍への政治の介入を防ぎました。昭和になって軍の暴走を招いた原因とされます。

 明治維新から七十七年間は「戦争の時代」でしょう。統帥権の規定で、政治によるコントロールが利かない軍隊になっていたのではないでしょうか。

 終戦からの今日までの七十三年間は、まさに「平和の時代」です。それを守ってきたのは日本国憲法です。それぞれの憲法の仕組みが、戦争の時代と平和の時代とを明確に切り分けたと考えます。

 戦争へ進んだ要因は他にも多々あるでしょう。興味深いエピソードがあります。作家の保阪正康さんは昔、日米開戦時の首相・東条英機らが「なぜ戦争をしたのか」と疑問を抱き、昭和天皇の側近・木戸幸一に書面で質問しました。

 「(彼らは)華族になりたかった」と答えの中にあったそうです。内大臣だった木戸の想像ですが、軍功があれば爵位がもらえたのは事実です。公爵や伯爵など明治につくられた特権階級です。満州事変時の関東軍司令官も男爵になっています。爵位さえ戦争の一つの装置だったかもしれません。
◆国民も勝利に熱狂した

 むろん国民も戦争に無縁ではありません。日清・日露の勝利、日中戦争での南京陥落、真珠湾攻撃に万歳を叫び、提灯(ちょうちん)行列です。勝利の報に熱狂したのは国民でもあるのです。

 でも、戦争は残忍です。日露戦争では日本兵だけで約十二万人が死にました。歌人の与謝野晶子は「君死に給(たま)ふこと勿(なか)れ」と反戦詩を発表しています。太平洋戦争では民間人を含め、日本人だけでも約三百十万人の死者-。血みどろの歴史を繰り返さない、それが近代を歩んだ日本の教訓に違いありません。
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安倍政権の冷淡さ

2018-10-22 22:34:47 | 政治
 安倍政権を支える自民党、公明党。那覇市長選では、ほとんど応援をしなかったようだ。勝てないと思ったら、簡単に見捨てる、これこそ安倍政権の本質である。いや「右翼」の常とでも言えようか。

「こうも簡単に見捨てるのか」 政府与党、劣勢で配慮一転 那覇市長選敗北
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どうしてそんな内容にしたのか

2018-10-21 09:59:20 | メディア
 私はテレビは見ない。もちろんこの番組も見ていないが、北原さんが指摘するとおり、何故にこういうsituationにしたのか。

 俗受けを狙ったのかしらん。

北原みのり「『痴漢えん罪』のバイアス」
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