今年の1月、予定していた郡山出張がインフルエンザのため行けず、ちょうど1年振りの訪問となりました。その間、弊社郡山営業所は若手の社員が二人増え、賑やかになりました。
さて、仕事の後は営業所の仲間たちと郡山駅前の「だいこんの花」へ。もう9年も前にご紹介した「酒肴蕎楽こまち」は、このすぐ近くにあります。地元の人がお勧めする、ちょっとした宴会に良い、上品なお店でした。
ところで、2年前にいわきでよく似た名前の「だいこん家」というお店に行きました。あっちも大根、こっちも大根、たまたまなのか?それとも福島といえば大根なのか?気になってちょっと調べてみましたが、2017年現在で福島県の大根生産量は全国14位。さらに生産割合となると1.65%。特に大根が名産ということでもなさそうです。ただ、会津には「あさぎ大根」と呼ばれる、珍しい野生の大根があるそうです。
片っ端から飲んだ割に、写真を撮り忘れてしまったのですが、お店は田村、奈良萬、国権といった地元福島県の地酒を始め、日本酒も色々と揃っています。なお、今回初めて気づいたのですが、弊社郡山営業所のほぼ向かいに「笹の川酒造」という造酒屋さんがありました。日本酒のみならず、70年以上前から原酒を輸入して地ウィスキーも造っているのだそうです。
だいぶ前置きが長くなってしまいました。ここからは料理のご紹介を。まず、冒頭の写真は厚焼き玉子と小じゃが田楽。小じゃが田楽は、地元では味噌かんぷらと呼ばれる郷土料理なのだそうです。「かんぷら」とは地元の言葉でじゃがいものこと。元々は収穫したじゃがいもの周りの小芋がもったいないので、食用にしたというのが始まりだそうです。
手作り豆腐。
お造り四種盛り。
蟹グラタン
焼き物。この日は鮭。
豚角煮。
なすの揚げだし。
暑い夏にぴったり。涼し気なそうめん。
酒肴工房 だいこんの花
福島県郡山市駅前2-5-4
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした