「21/21 DESIGN SIGHT」と「サントリー美術館」 東京ミッドタウン

東京では初めて都庁を上回る高さとなる超高層ビル一棟を中心とした、六本木の大規模再開発こと「東京ミッドタウン」ですが、既に移転が決定しているサントリー美術館に加えて、東京で初めてというデザインの交流拠点、「21/21 DESIGN SIGHT」(トゥエンティワン・トゥエンティワン デザインサイト)の建設が決定されたそうです。同じく六本木に建設中の、2006年度には開館が予定されている国立新美術館と合わせて、にわかにあの界隈のアートシーンが騒がしくなってきました。

「21/21 DESIGN SIGHT」は、デザインに関する展覧会やワークショップを予定した施設で、東京のデザインの拠点となるべく建設されるそうです。完成予定は2007年春。企画運営は「三宅一生デザイン文化財団」が、設計は「安藤忠雄建築研究所」と「日建設計」が行うそうです。まだ詳細なアナウンスがないので、活動の具体的な内容は伝わってきませんが、「デザインに関する展覧会。」とは何とも興味が惹かれます。完成したら是非足を運んでみたいものです。

一方のサントリー美術館は、1961年に丸の内にオープンし、1975年には赤坂見附へ移転した日本の古美術品に定評のある美術館です。現在は「東京ミッドタウン」への移転準備のために休館中ですが、2007年にスタートする新たな美術館は、以前の2倍のスペースが予定されているそうで、こちらも大変に力の入った運営が期待されます。

森美術館の展覧会を鑑賞した後は、国立新美術館の企画展や、東京ミッドタウンの二つの芸術の拠点へ足を運ぶ…。二年後の六本木にはこんな楽しみ方が可能となるのでしょうか。待ち遠しいものです。
コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )